「リアル」の最新刊が発売されました。
今回で11巻です。2011年11月11日に出たのが11巻というのが、シャレオツですねー。
最新刊は、東京ライトニングスのトライアウトに挑む野宮の話が中心です。
思えばトライアウトって、興味深い舞台ですよね。参加している選手には、いろいろな過去や、それこそなんらかの「傷」がある。そんな彼らが人生をかけて挑んでいるわけで。
・「今日の君は嘘か? いつの君が本当なんだ?」
・「人は打ちのめされたときに真価が問われる。 下を向くのか。 前を向くのか。あきらめずにチャレンジし続けるのか。 それが 才能や経歴に隠れて見えないが、一番大切な・・・・」
などのセリフは印象的でした。
緩急のつけたストーリ展開にも引き込まれますね。そしてこれまで明かされてなかった、野宮の少年時代も描かれています。
あと読み進めていたら、描き下ろしイラストカードが挟まっていました。
こういうサラサラっと描いた井上先生のタッチ、好きだったりします。手帳カバーの表紙にはさむことにしてみました。
いつものことですけど、次の巻の発売は来年の秋です・・・ながーい。
なので、一気読みちゃうのもオススメできる漫画です。興味ある方は、検討してみてください。
REAL 11 (ヤングジャンプコミックス)/井上 雄彦
¥630
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リアル 1-10巻 コミックセット (ヤングジャンプコミックス)/井上 雄彦
¥6,227
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Posts from 11月 12, 2011
サッカー批評に書評が掲載されてます。
どうも。
誰が言い出したのかは知らないですけど、最近は「サッカー本ソムリエ」として世間にも定着し始めてるじゃないですか。
・・・・いや、「誰が言い出したのかは知らないですけど」とかウソです。自分から「サッカー本ソムリエ」と言い出しました、ごめんなさい。
とはいえ、おかげさまで「サッカー本ソムリエ」として仕事の依頼を受けるようになったのも事実でして、実は今回、雑誌「サッカー批評」さんでサッカー本の書評を執筆させてもらいました。西部謙二さんの著書「戦術リストランテ」の書評を書いてますんで、僕のソムリエっぷりをチェックしてみてください。
戦術リストランテ/西部 謙司
¥1,680
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サッカー批評は、クラブ経営や移籍問題など、サッカーを取り巻く問題に関する骨太の記事が多いので、業界読者率も高い雑誌ですね。
今号のテーマは「Jリーグの戦術力を問う」。Jリーグクラブが採用する戦術を監督や選手のインタビューを交えながら、詳細に分析しています。
読み応えのある雑誌なんで、まだパラパラとしか眺めてませんが、ふと目に止まったのがJリーグの全監督に聞いた戦術アンケートのコーナー。
そのなかで「自分のチーム以外で、戦術的に優れている、もしくは面白いと思うチームは?」という質問項目があって、多くの監督が「バルセロナ」と答えている中、富山の安間監督は「ベンフィカ」と回答していました。思わずニヤリ。理由は「とにかくゴールを目指し、挑んでいくから。かと言って、守りもおろそかにしない」。納得です。
よろしくです。
サッカー批評(53) (双葉社スーパームック)/著者不明
¥980
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タジキスタン戦の雑感。
アウェイでのタジキスタン戦。
試合は4-0で勝利しましたが、これぞ「アジアのアウェイ」って感じでしたね。
特に立ち上がり、荒れ狂ったピッチに慣れるまでは、トラップのときのボールロストを相手に狙われて、鋭いカウンターを浴びる場面が連続。失点こそしなかったものの、ホームのときはまったく違い、GK川島選手も何度もテレビ画面に出てくる展開でした。二万人の観客、盛り上がりすぎ・笑。
日本は、いつもの[4-2-3-1]。
ケンゴ選手はトップ下です。日本としては、パスがつなぎにくいので、地上戦ではなく空中戦を選択していくものの、そこは相手も想定していたのでしょうな。ハーフナー・マイクは、相手の最終ラインがかなりガッチリ対応されて、なかなか中央を起点にした形が作れず。
それでも前半途中からは、香川選手とケンゴ選手がポジションチェンジしながら左サイドを崩しつつ、そうやって相手を引き付けて生まれた中央のスペースに長谷部選手が顔を出して使うなど、うまく攻撃の推進力を出していた印象はありました。ケンゴ選手も中央から左右へのパス&ゴーを繰り返し、前線の渋滞を解消していたと思います。その時間帯に問題なく決定機を作っていたのですが、フィニッシュで芝に足を取られる不運もあり、ゴールには結びつかず。
前半36分、長谷部選手の浮き球に反応したケンゴ選手が抜け出し、GKと1対1でシュート。これはセービングされますが、詰めていたのは今野選手。豪快に蹴りこみ、待望の先制点。
後半はしっかりゲームをコントロールして追加点。
後半途中に、ハーフナーを下げて前田選手がイン。左右に流れて起点になる前田選手は、香川選手とケンゴ選手とも流動的にポジションチェンジをしていくので、中央で構えるハーフナーとは違い、また違った攻撃パターンが見れましたね。
終盤にケンゴ選手は交代。
交代の際、スタジアムアナウンスで「ケンゾー・ナカムラ」と呼ばれていてウケましたが。
さきほど、ウズベキスタンが1-0で北朝鮮に勝ちましたので、日本代表は無事3次予選突破が決まりましたね。次の北朝鮮戦はノープレッシャーでやれますね。よかった、よかった。
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