二日間の麻生取材。

 仙台戦、新潟戦とリーグ戦2試合勝ちのない状態が続いています。
明日はナビスコカップ準決勝の第1戦です。日曜日には第2戦。この大事な、大事な連戦をどう臨むのか。チームの雰囲気も含めて気になったので、二日続けて麻生に足を運んできました。
 オフ明けとなった昨日の練習で、風間監督は選手たちに「お前たち、サッカーを楽しんでいないな」と説いたそうです。
 ここで、その話の内容は書きませんが、それを聞いて「その通りだと思いました。いろんなプレッシャーがあって、慎重になっていました。失うものはないですし、楽しんでやらないといけないですよね」と谷口選手。他の選手に聞いても、それぞれが何かを思い出したり、何かに気づいたものがあったようです。
 そして試合前日の今日。
練習を見る限り、戦術面である”刺激”を与えていました。これも詳しくは書けないですから、試合当日をお楽しみにとしか言いようがないのですが。これがどんな結果を生むのか、大きな見どころだと思います。
 去年はナビスコカップ準決勝で浦和に2戦合計3-3のスコアで、アウェイゴールの差で敗退しました。「去年も準決勝で負けたことはみんな胸の内にあると思う」と森谷選手が言えば、大島選手は「去年のナビスコは怪我で、準決勝もスタンドから見てました」と話していました。やはり、まだあのときの記憶はみんな鮮明です。それはサポーターもしかり、だと思います。
 リーグ戦6連勝と勝ち続けている自信を持っているガンバ大阪に、勝てなかったことを教訓に、楽しむ気持ちを持って臨む川崎フロンターレ。そんな思いがぶつかり合う、万博の第1ラウンドになりそうです。
シーズン前に執筆した、今季を占ったフロンターレ大特集。今読むと、いろいろと面白いです。
フットボールサミット第19回 川崎フロンターレ 夢の等々力劇場 強く、楽しく、愛されるクラブで…/カンゼン

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20日Jリーグ取材あれこれ。

 中二日だと、本当にあっという間に試合ですね。
先週末のことを少し振り返ると、20日はダブルヘッダーでした。

 お昼は味スタで東京ヴェルディ対カターレ富山の取材。
20位のヴェルディは三浦ヤス監督を解任し、冨樫監督の初陣。一方の富山は22位(最下位)ですが、ここ2試合は2引き分けと、粘り強い戦いを見せています。
 試合は、0-1で富山が勝利。
ヴェルディは勝って弾みをつけたかったところですが、なかなかうまくいかなかったですね。前半のヴェルディはアタッキングサードまでは積極的に運べるものの、そこでノッキング。味方のためにパスコースを作る動きが乏しく、結局、「渋滞」が起きてました。
 一方の富山は、奪ってからの攻撃に迷いがなかったですね。前半の先制点は、最終ラインからのロングフィードから苔口選手の見事なトラップからのボレーシュートで決めたもの。サイドチェンジやフィードの精度が決して高いわけではないですが、それを愚直に狙い続けていた1本が実りました。
 後半、ヴェルディはトップに平本一樹選手を投入。
ゴリゴリと突破できるフォワードがドンと中央に構えることで、渋滞を改善する「交通整備」はできていた印象です。ただ、今度はリードした富山がなりふり構わずに守りに来ました。
 後半途中からは苔口選手下げた[5-3-2]にして、徹底的に逃げ切り。将棋で言う「穴熊戦法」ですね。なんせ自陣で5バックと3ボランチですから。これで死守して勝ち点3を獲得。富山は今季3勝目。アウェイ14連敗という不名誉な連敗を止めることに成功しました。
 試合後、会見終わった安間監督としばし立ち話。対戦相手の監督が替わった直後というのは相手の出方が読みにくいものですが、ユースの監督だった冨樫監督なので、ヴェルディ色を出してくると想定していたようです。具体的には、ドリブラー対策として池端選手や平出選手など1対1の局面対応に強い選手をそろえて臨むなどの準備をしていたとのことでした。
 メンタル面に関していえば、最近は、毎日のように選手を焼き肉に誘って食べに行ってたそうで、「明るく練習しよう」などと、選手にモチベーションを落とさずにやる重要性を説いていたのだとか。安間監督いわく、「状況が良くなったから明るい雰囲気になるんじゃなくて、明るい雰囲気で準備するから、良い状況が転がって来るもんだから」とのこと。相変わらず、面白いことを言う人です・笑。
 J1では、川崎フロンターレの試合をよく見ているとも言っていました。だから、チームのことや練習のことを聞かれました・笑。「夜、等々力で多摩川クラシコあるんで、生で見て行けばいいんじゃないですか」と伝えたのですが、「これから草津に行ってきます」とのお返事。次節の相手がザスパクサツ群馬なんですね。これから直行で視察にいくとのことでした。お疲れさまです。
 夜は多摩川クラシコ。
同人誌が販売されていたり・・・

仮面ライダーバロンの始球式があったり・・・

 結果はスコアレスドロー。撃ち合いが多い多摩川クラシコが0-0で終わったのは久しぶりですね。2005年以来、9年ぶりらしいです。
 ポイントはどうですかね。
攻撃面では、徳島戦で初ゴールを決めたアン選手が、なかなか仕事をさせてもらえなかったですね。FC東京のシステムは[4-3-1-2]。3ボランチなので、中央の守備は堅いですが、システムの構造上、こちらのサイドバックは相手のマークから浮きやすくなります。そこらへんは左サイドバックの山越選手が積極的に突いていたと思います。
 それ以外にも見所は多々ありましたが、ここではひとつだけ。
それはボランチの一角に入ったパウリーニョのパフォーマンスが良かったですね。これまでは中盤のセッションに入っていけない選手という印象がありましたが、怖がらずに中央でボールを受けて、裁いていました。
 感心したのは、狭い密集エリアでも隠れずに受けにいっていたことですね。FC東京の守備が中を締めた守り方のため、組み立てではシンプルに両サイドを使いつつという狙いはありましたが、ボランチの2人は、相手が締めているはずの真ん中であえてパス交換して突破していくような駆け引きも見られました。
「簡単に外に逃げるとハマってしまうので、狭い中央のところでもあえてパスを通していければ、と思ってました」と谷口選手。このパス交換にパウリーニョが怖がらずに顔を出していたのがよかったですね。合格点のボールさばきを見せつつ、対人守備とボール奪取の強さもしっかりと発揮しました。
 ボランチ2試合目の谷口選手も、トップ下の憲剛選手に対する高橋秀人選手の監視が厳しいと見るや、うまくそのスペースを狙って攻撃参加するなどの柔軟性も見せていました。中盤の3人の関係もよくなってきていると思います。
久々にブログで長文書いて疲れたので、このへんでー。
明日はNACK5。フロンターレは、久々のデーゲームですね。... 記事を読む

徳島戦は桃鉄とのコラボもあるよ。

 週末は徳島ヴォルティス戦です。
イベントは「川崎の車窓から」。相変わらず、気合いが入りまくりのラインナップです。鉄道つながりで、まさか桃鉄とコラボしちゃうとは素晴らしいですねぇ。

 僕も学生時代は桃鉄をめっちゃやってました。ゲームボーイでもよくやっていたなぁ。懐かしい。
ちなみにフロンターレには、稲本潤一選手を中心にした「桃鉄部」なるものが存在しております。遠征のときはチームメートで対戦しているようです。なので、稲本選手に桃鉄とのコラボの感想を聞いてみたところ、「できれば、あのキャラになりたかったね」とニヤリ。どいんこと土居さんのイラストによるイナさん・・・確かに見てみたかった。
 桃鉄とのコラボグッズ、当日は何か買おうと思ってますが、すぐに売り切れてしまうかな・・・買えたらいいな。
 そしてもうひとつ。
徳島戦のマッチデーを買うとおまけでもらえる選手プロマイド。今回の選手プロマイドは、中村憲剛選手と大久保嘉人選手の大御所2人、そして大島僚太選手と谷口彰悟選手の若手2人です。
 今日の練習後、広報さんから「宣伝してください」とのことで大島僚太選手と谷口彰悟選手のプロマイドが・・・。

谷口彰悟選手・・・・さわやかイケメンですなぁ。すぐに売り切れるんでしょうね。

大島僚太選手・・・幼いですなぁ。キッザニアで駅員体験してる少年みたいに見えるのは、たぶん気のせいです。
 電車つながりということで、「烈車戦隊トッキュウジャー」の握手会もあるみたいですね。豪華すぎ。
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