明日はアウェイの広島戦。
中二日の連戦に加えて前日移動もあるので、いつものようにサッカーバレー中心で調整。ミーティングも行わなかったので、9時スタートで10時過ぎには練習が終わっていました。
広島戦といえば、やはりこの人には意気込みを聞きたい・・・ということで、広島ユース出身の田坂選手を取材。
古巣戦の場合、「意識しないようにします」と話す選手も少なくないのですが、田坂選手は違うんですよね。とりわけビッグアーチでの試合ということもあり、「あそこで試合をするのは特別。自分のルーツでもありますから」とも言ってました。
まぁ、彼の場合は、広島ユース→青山学院大学→フロンターレというキャリアなので、トップチームの在籍経験がないことも関係しているのかもしれませんけどね。恩返し弾をよく決めている印象がありますが、実はビッグアーチではまだ無得点。16日の天皇杯大分戦でゴールしたこともあり、「ゴール狙ってます宣言」をしてくれましたよ。
その天皇杯大分戦の田坂選手の得点は、今振り返っても実に美しいヘディングでした。
左サイドを突破したジュニーニョの鮮やかなセンタリング。「糸を引くような・・・」とはああいうクロスを言うと思うのですが、そのボールに右サイドで待ち構えていた田坂選手が、やさしく頭で合わせて逆サイドのゴールネットを綺麗に揺らしました。
あれだけ滞空時間の長いセンタリングが来て、あれだけドフリーな状況だと、逆にいろんなことを考えてしまい、フィニッシュのプレーが難しくなってもおかしくないはず。そのへんの心理を聞いてみると、我が意を得たり、って感じで「考えましたよー。トラップしようかなとかいろいろ・・・」と話してくれました。
でも本当に見事なヘディングでした。
「実はヘディング、うまいですよね」と褒めたら、「今年は3点取ってますからね。実は足よりも多い」と笑っていました。リーグ大宮戦でのダイビングヘッド、ナビスコ・マリノス戦、そして天皇杯大分戦。そういえば、こないだの神奈川大との練習試合でも、ヘディングで流し込んでましたっけ。そのうち、ヘディンガーとしての境地も開拓していったりして・・・。
明日はテレビ観戦です。
自分はJクラブスタジアムは、J2も含めてだいたい行っている方だと自負しているのですが、J1だとなぜか広島のビッグアーチは一度も行ったことがないんですよね・・・今回も縁がなくて残念。とはいえ、週末はやること、やりたいことがたくさんあるので、それに励みますわ。
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Posts from 11月 18, 2011
映画「ステキな金縛り」を見た。
昨日は「ステキな金縛り」を観て来ました。
あれだけ宣伝している映画なので、いまさらですが、西田敏行の演じる落武者幽霊と深津絵里の演じる三流弁護士による、いわゆる法廷モノの映画。まぁ、コメディですね。ガハハと笑いながら見れました。
妻殺しの容疑で逮捕された夫の無実を落武者の幽霊に証明してもらうというのが、大きな設定。ここで「ありえねーだろう」という非現実的なウソを入れて、ほかは現実的な設定で固めることで、うまくリアリティを出してますね。設定が設定だけに、西田敏行のキャラクターのところで、もっとストーリーを引っ張っていく映画なのかなと思ったのですが、意外とそうでもなかった。ストーリー中盤以降は、二転三転しながら、思っても見ない方向でグググと盛り上がる感じも好きです。
西田敏行と深津絵里の掛け合いの面白さ、テンポのよさは期待通り。
正直、ここが楽しみで見ようと思った映画でしたので、そこは満足です。検事の中井貴一、上司弁護士・阿部寛の主要キャラを筆頭に、ところどころ出てくる豪華ゲストもみなどこか味があっていいですね。ビックリしたのは、妻殺しの容疑で逮捕された夫を演じているのがKANさんだったこと。大ヒット曲「愛は勝つ」のミュージシャンといえばわかりますよね。北海道のSTVでアタックヤングという深夜ラジオを担当していて毎週聴いてました(ハガキも読まれたことある)。重要な役なのですけど、裁判でも西田敏行の演じる落武者幽霊の存在ばかりがマスコミに取り上げられるようになって「これ・・・僕の裁判ですよね?」と、さりげなくツッこんでました。
会話やストーリーの端々にも、いろんな種類の笑いが入ってました。
個人的には冒頭の裁判で「あなたにはこれがバナナに見えるんですか?」、「いや、バナナじゃん」というやりとりがツボでしたね。これは古畑任三郎で明石家さんまが登場した「しゃべりすぎた男」のパロディなんでしょうね。こういうニヤリとしてしまう遊びもありでした。
楽しく観れました。
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