どうも、いしかわごうです。
ようやく勝ちましたーーー!!
先週末の日立台での柏レイソル戦。
川崎フロンターレは3-2で勝利。
2-0から追いつかれて、再び突き放すも
試合終盤に与えた絶体絶命のPKを
チョン・ソンリョンがセーブするという
心臓が持たない展開でした・笑。
試合後のファンウェルメスケルケン際が言います。
「ソンさんが止めてくれたおかげで勝つことができた。
追いつかれてPKになったときは、
正直『またか』という思いもあったが、
全員が絶対に勝つんだという気持ちだった」
チーム最年長のチョン・ソンリョンは、このチームの魂を見せて
守り切りました。最後尾がソンリョンならば、
最前線にいたのは小林悠です。彼はプライドなどかなぐり捨てて、
瀬川祐輔と共に身体を張ってサイドでボールキープをし続けました。
試合終盤のコーナーフラッグで時計の針を進める仕事は、
かつてならば家長昭博や知念慶がやっていた肉体作業でした。
しかしこの時は小林悠が身体をぶつけてボールをキープ。
彼は魂でボールを保持し続けてました。
「自分のゴールで勝たせたい」と強く口にしていた小林が、
ゴールではなく時計の針を進める姿は涙が出そうになりました。
試合後の監督会見での鬼木監督は、
流石に安堵の表情を見せていました。
いくつか質問もさせてもらったのですが、
キャプテンの脇坂泰が決勝点を決めたことを尋ねたら、
マルシーニョのシュートがキャッチされたと思って、
頭を抱えながら後ろを向いてしまっていたので、
気づいたら入っていたと笑ってました。
試合後、ミックスゾーンに出てきたソンリョン。
いつもはあまり表情が変わらないですが、
この日はさすがに嬉しそうにしてPKストップも含め、
たくさん話してくれました。
磐田戦では、痛恨の転倒で、まさかの失点がありましたからね。
あの試合後のミックスゾーンでは、憔悴し切っていたにもかかわらず、
こちらの問いかけにしっかりとコメントしてくれました。
あのときのつらい表情を見ていただけに、
今回のPKストップは本当に嬉しかったです。
リーグ戦は7試合ぶりの勝ち点3。
アウェイでの勝利は開幕戦以来でした。
長かった。。。
というわけで、たっぷり書きました。
ラインナップはこちらです。
■「あそこのゾーンは自分の得意なゾーン。抜き切らずにクロスを上げる」(三浦颯太)、「ああやって縦に行ってクロスを上げる特徴は理解していました。
練習でも『ニアのところは入ってきてほしい』と彼から言われていたので」(山田新)。三浦颯太が復帰までに過ごしてきたこの3ヶ月半の思い。
そして、電光石火の復活アシスト。
■「サイドの崩しが必要になると思っていたので、
そこでいい形で崩してくれたことがよかったと思います」(鬼木監督)。
なぜ山本悠樹がスタメンだったのか。
セオリーから外れる左サイドの縦関係を調整する仕組みとは。
■「相手のセットプレーに対する枚数や身長の高さ。
今年の中では一番平均身長が高い感じだった」(脇坂泰斗)。
追加点直後の失点はなぜ起きた。
ハイタワー揃いだった柏に対して、高さ不足で分の悪かったセットプレー問題。
■「後半は良い距離感でシンプルに動かせる時間帯があった。
それは続けたいと思います」(橘田健人)、
「感情としては冷静ではなかったと思います」(大島僚太)。
同点直後に行った3枚替え。指揮官の意外だった勝負手とは?
■「培ったものがゲームで出たのだと思います。咄嗟にあれが最善だなと思いました」(脇坂泰斗)。
苦しみ続けたキャプテンによる決勝弾。
なぜあれだけ冷静にシュートを決めることができたのか。
■「追いつかれてPKになったときは、正直『またか』という思いもあったが、
全員が絶対に勝つんだという気持ちだった」(ファンウェルメスケルケン際)。
まさに執念。小林悠と瀬川祐輔が見せた魂のボールキープに思うこと。
■「崩れることなく、その追いつかれたことを受け入れることなく、
力に変えれたかなと思います」(大島僚太)、
「自分というよりも、最後は選手に助けられたゲームだと思っています」(鬼木監督)。
ベテランも中堅も若手も・・・チーム一丸となって掴んだ、噛み締めるべき1勝。
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