カップヌードルをぶっつぶせ。

 いまさらですが、今週の「ガイアの夜明け」は面白かったですね。
今回の特集は「打倒!カップヌードル 王者VS挑戦者 知られざる開発競争」。カップラーメン業界の戦いに密着した内容で、その戦略が三者三様で興味深かったですよ。
 まず登場した企業は、王者・日清食品。
日清のカップヌードルといえば、40年愛されている、大ロングセラーです。しかしその勝ち続けている中でも、日清の副社長が抱いていたのは、強い危機感。
いしかわごうの「サッカーのしわざなのだ。」
 ブランド力にあぐらをかき続けることなく、自ら「打倒!カップヌードル」を掲げて、自社商品の改良・開発に挑戦する日清食品の様子を追っていました。
 次に登場したのは、小さい会社。
「小さな会社は新しいことをしないと、大手には勝てないですから」と、ラーメンハンターの異名を異名を持つ社員が全国を飛び回り、地方の有名店のラーメンブランドを商品化することで、ヒットを飛ばすという戦略を持っているようです。
 北海道の有名つけ麺のカップ麺化に密着してました。味を再現する難しさもありますが、容器が二つ必要となるつけ麺の手間をカップ麺でどう表現するか。確かにカップ麺食べるのに、容器が二つ入っていたりすると、ちょっと面倒くさくなりますからね。ここの試行錯誤はなかなか興味深かったです。
 3番目に出てきたのは、はるさめカップスープのヒットを飛ばしたエースコック。
ここの戦略は、刺激を受けましたね。カップ麺といえば、だいたい独身の男性がターゲット層なわけじゃないですか。だから、商品が売られている場所も、コンビニやスーパーでのカップ麺コーナーなわけですよ。新作商品といっても、そこに置かれている商品の間で目立つパッケージにしたり、味を競っている。
 でもエースコックのはるさめカップスープは、そこの土俵で勝負していない。
飲みやすいスープと低カロリーのはるさめで、男性客ではなく女性客の層を掴んだわけです。開発スタッフも女性が中心になっている。しかもカップ麺なんだけど、低カロリー商品だからドラッグストアでも販売できている。ダイエット商品のような顔も持たせたわけです。このへんの戦略はうまいですよね。
 新商品の「おかずはるさめ」もそう。カップ麺商品なんだけど、白米やパンと合うように開発されているから、その商品棚だけではなく、スーパーのお惣菜コーナーの傍らにも置くプロモーションができる。これは目立ちますよ。売るときの分母が広くなるわけですから。
 こういう発想はいろんな分野に応用できるヒントになるよなー、とか番組を見ながら思っているわけです。
 自分の勉強用にちょいとリストアップしてみました。
カップヌードルをぶっつぶせ! – 創業者を激怒させた二代目社長のマーケティング流儀/安藤 宏基

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予想スタメンは難しいのだ。

 明日は仙台戦ですね。
今日のエルゴラにも書きましたが、リーグ再開戦となった等々力の仙台戦が4月23日。明日が10月22日。奇しくも、ちょうど半年後にまた対戦するというのも何かの縁なのかもしれません。
 選手にもそのへんを少し聞いてみましたが、興味深かったのが、自分たちよりも仙台にとってのターニングポイントになった試合という認識が多かったことですね。つまり、あの等々力での勝利から仙台が躍進したんじゃないか、ということです。実際、仙台は無敗記録を伸ばしていきましたから、これは確かにそうだと思います。
 さて今回のエルゴラで悩んだのは、予想スタメンです。
特に中盤の組み合わせ。昨日の練習では紅白戦をやっていて、いつもであれば1本目の主力組がほぼそのまま先発組なのですが、この日は、1本目の途中で組みあわせを変更して、そのまま2本目も実施していました。ただ2本目の途中にはまた1本目のメンバーに戻して状況を見ています。相馬監督自身も、少し決めあぐねている印象でした。
 練習後の囲み取材ではそのあたりを監督に探ってみることに。
もちろん、「スタメンはどの組み合わせにするんですか?」とか、そんな単刀直入に質問するわけじゃないですよ・笑。それとなーく、変化球で聞いてみるわけです。監督は「それぞれのいいところ、そしてどの形でどういう穴ができやすいかも確認できたので、トータルで考えてメンバーを決めたいですね」とのことでした。
 
 監督がまだ決めていないんだから、それこそ予想でしかないのですが、自分なりの読みを利かせてみました。明日の先発のピッチに立つ顔ぶれを楽しみに待ちたいと思います。
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