今日は湘南の練習取材にお邪魔してきました。
別にエルゴラの湘南担当になったわけではなく、ちょっとした助っ人(?)です。
ただ、なんでこんな日に限って雪が降るかねぇー。
10時練習開始だったので、かなり早い時間に自宅を出たのですが、積雪の影響で案の定、電車が遅れ、さらに9時過ぎに東海道線が人身事故で一時間の運転見合わせになるという非常事態。10時半まで動かないというではないですか。川崎から東海道線で平塚まで1時間かかりますからね。「遅刻どころか、着いたら練習終わってるじゃん・・・」とかなり焦っていたら、雪の影響で練習時間が14:30に変更。九死に一生とはまさにこのこと。本当に助かりました。
午後は雪も止み、晴天でした。
ただ案の定、馬入グラウンドは雪化粧。体育館でのトレーニングを行いました。
チョウ監督が、開幕戦の相手である京都対策をしっかりやっていたんで、これが本番でどう生かされるか、楽しみですね。
練習後、去年フロンターレにいたGKのトータル松本こと松本拓也選手が、「なんか似てる人がいるなーと思って」と声をかけてくれました。「最初は、賢治くん(馬場選手)かと思ったけど」とか、相変わらず軽いジャブをくれましたけど・笑。さすがにそこまでボンバーじゃないっすよ、おれ(気になる人は選手名鑑の湘南のページをどうぞ)。いろいろお話を聞かせてもらいました。フロンターレのことも気にしていましたよ。
チョウ監督にもお話を聞かせてもらいました。
初対面だったのですが、こちらの質問に対してとても快く話してくれる方でした。1対1だったこともあり、今日の練習内容や京都戦のポイントなど、ついついいろんなことを聞いてしまいました。しっかり原稿に生かそうと思います。
ではでは。
ブログ更新率からわかるように、最近はこんな感じでかなりバタバタです。
帰ったら代表戦をチェックせねば。
ではでは。
2月29日、2016年までさようなら。... 記事を読む
Posts in the 取材雑記。 category:
ある日の喫茶店で。
仕事柄、喫茶店をよく利用しています。
喫茶店ってのはいろんな人がいるもんで、先日、隣の席にチャライ若者2人が向かいあって会話をしていたんですよ。
先輩後輩の関係なのか、なにやら先輩が説教っぽい雰囲気を出しながら、後輩にめっちゃ人生論や仕事論を説いてたんですよ。めっちゃシリアスな面談っぽかったんで、耳を立てて聞いていたら(おい)、「俺という人間に出会って、俺のこういう話を聞いて、10年後、20年後に、きっとお前は感謝すると思うよ」とか、なんかどこぞのカリスマみたいなことをえらそうに言ってるんですよ!!
「うわー?」とか思いながらも、会話が面白いのでそのまま聞いていたら、どうやら後輩くんが今のバイトをやめて好きなジャンルの仕事に転職しようとしているらしく、その相談をこの先輩にしているらしいんです。でも先輩はそれが反対のようで、後輩にこんなことを言って説得してました。
「好きなことを仕事にするっていうことはな・・・・それで生活していかないといけないのだから、苦痛になるんだよ!それだったら、嫌な仕事をして稼いだお金で、好きなものにお金を使う人生のほうが、よっぽど幸せなんだよ!」
強烈ですなぁー。
自分は好きなサッカーで仕事をしている側なので、「人の夢や目標に対して、そこまで言い切ってしまうのってどうなのよ?」とか「いいじゃん、若いんだから。好きなことに挑戦してみれば」とか思っちゃうわけですよ。
でもその先輩は「例えばな、動物が好きで獣医になって開業した人がいるとするよ。でもな、お客さんが来ないと潰れちゃうだろ?動物が好きなだけじゃやっていけないんだよ!?」とか、好きなことを仕事にしちゃダメだと延々説得してましたからね。
それでも「後輩くんガンバレよー」的な立場で聞いていたところ、その先輩が最後に言い放った一言が衝撃でした。
「・・・だからな、カードゲームだけで食っていくなんて無謀なんだよ!」
・・・・えっ?
・・・カードゲームっすか???
・・・・カードゲームって、あの遊戯王とかのトーディングカードのこと????
・・・この後輩くん、カードゲームだけで生計を立てようとしていたの???
・・・大会に出て賞金もらったり、レアな高額カードを売りさばいて生活するっていうことなのか?
・・・僕の知識不足だったら申し訳ないですけど、日本で「職業:プロカードゲーマー」ってあるんですか?
その後輩くんは、その後も「軌道に乗るまでは、週5でコンビニでバイトしながら頑張りたい」とか熱く語ってましたけど、さすがにそのカーゲゲームで生計を立てるというチャレンジは、なかなかのイバラの道な気がしますね。止める先輩の言い分もわからんでもないですわ。
・・・・というか、たぶん先輩が正しい気がする・笑。
ある日の喫茶店での一コマでした。
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練習試合前に訪れた、お別れ。
先週の麻生グラウンドでの筑波大学との練習試合前のことです。
かばんに入っている愛用のストップウォッチを取り出したときに、その異変に気づいたんです。
・・・・時間が表示されていない!!
そう、電池が切れて完全に画面が真っ白になっていたんです。
iPhoneのストップウォッチ機能があるので時間を計るのには困らなかったのですが、このストップウォッチにも、ついに寿命がきてしまったようです。
実はこのストップウォッチは、自分がサッカーライターとして取材を始めた頃からずっと使っている相棒なんです。
2006年から使用しているものだから・・・丸々6シーズン、そして7シーズン目に突入しようとしていたのだな。
この仕事をしていると取材ノートやペンは毎月買い換えるし、ノートパソコンだって2年で買い替えなきゃならないのだけど、ストップウォッチだけはずっとコイツでしたからね。
面白い試合、つまらない試合、ドラマティックな試合、平凡な試合、悲しい試合・・・いろんな試合を記者席で見てきましたが、そのときにいつも一緒に過ごしてきた、いわば、僕の戦友みたいなもんでした。
本体に備え付けられている小さいネジ部分をドライバーで取り外して、電池を取り替えれば、再び使えると思うのだけど、もう十分働いてくれたと思いますし、寿命が来たと思って休んでもらうことにしました。
それに、新シーズンが始まる前のこのタイミングで力尽きてくれたことも、コイツから最後のメッセージだったと思いますしね。
いままで、どうもありがとう。
せっかくなので、記念に2012年2月22日22時22分22秒に更新してみました。... 記事を読む
2012年フロンターレ練習始動。
こんにちは。
昨日からフロンターレの練習が始動し、二日続けて麻生グラウンドに取材しに行ってきました。
本当は昨日にブログを更新したかったんですが、1日がかりでかなりのボリュームを書き上げねばならず、怒涛の勢いで原稿を書いてました。
きつかったー。即上げでもないのに、これだけ締め切りとにらめっこして書いたのは久しぶりでしたわ。ケツかくヒマもないぐらいでしたよ、マジで。ってなわけで、明日金曜発売のエルゴラは、フロンターレ大特集ですよ。
練習始動日だった昨日の話を少し。
坂を登っていくと、麻生グラウンドが見えるのですが、目の前に飛び込んできたのはまさかの白一色。ピッチには先日降った雪がまだ残っていました。
思わず「白っ!?」と突っ込んでしましたわ。
・・・ってなわけで、始動日に行ったボールメニューは雪かきしてある小さいエリアで行いました。ふらの小時代の松山くんばりに、「一年中サッカーができる奴らに負けてたまるかー」と叫びながら、雪上サッカーしてくれるのを期待していたのですけどね。いや、別に叫ばなくてもいいのだけど。
練習以外に積雪の影響はなかった模様です・・・いや、あったわ!
楠神選手は朝練習に向かおうとしたら、フロントガラスが凍っていて車が出せない事態に見舞われたそうです。某選手に連絡して乗せてもらい、無事辿りついたそうです。「練習初日から遅刻するところでしたよ」と苦笑いしてました。
そういえば松山くんて、冬は雪で練習ができないことを、三杉くんの心臓病とか日向くんの貧乏と同列のハンデを負っているかのごとく言ってましたね。当時は別に違和感なかったけど、かたや心臓病を煩っていて、かたや小学生なのにバイトしなきゃならないぐらいの貧乏。そして松山くんは雪が積もっていてサッカーができない・・・・他の二人に比べたら、まるで深刻じゃねーじゃねーかっていうね・笑。
始動二日目の今日は、雪もなく、グラウンド上でのトレーニングをしっかり行いました。
練習の最後には、ハーフコートでのミニゲームも実施。フィールドでプレーする選手の動きが確認できました。練習後、ケンゴ選手に聞いたら、ジェシのクロスの跳ね返し方が抜群だと絶賛していましたよ。ほぉーです。
取材で得た選手の小ネタもありますけど、それは小出しにしていこうかな・笑。
ではでは。... 記事を読む
天皇杯4回戦、意外な注目点を挙げてみる。
今日は天皇杯4回戦ですね。
フロンターレは等々力で湘南ベルマーレと。湘南とは、昨年にJ1の舞台で対戦してますが2戦2勝。等々力での試合は、鮮やかな逆転勝ちでした。独走ドリブルで決めた、コミの移籍後初ゴールが印象的でしたね。
ちなみにこの試合を、湘南ベンチから見ていたというのがGKのマツこと松本選手。
彼にとっては、今季のフロンターレでの期限付き移籍が満了となり、来季の湘南復帰が決まっている状況で迎える一戦となりました。少々複雑な試合かもしれません。今週の練習後、そのへんを聞いてみると、「(湘南のこと)全部話しますよー?(笑)」と、いつものようにおどけながら、「面白くなって欲しいですね」と展望も含めて詳しく話してくれました。
そして、勝敗に関わらず、この試合限りで退団するイッカGKコーチのラストゲームでもあります。試合前のGKのアップでは、きっとたくさんの声援を送られることでしょう。
今日の天皇杯カードは、注目試合が多いですね。
横浜Fマリノス対松本山雅は言うに及ばず。富山まで行かないと試合を見れないというのが、ちょっともったいないところですが。
個人的には、鹿島対京都も注目しています。
実は京都の大木監督は、甲府時代のラストゲームが07年にリーグ制覇を果たしたオリヴェイラ監督との天皇杯鹿島戦でした。試合は延長戦の末、鹿島が2-1で辛勝。試合後、大木監督となにやら話し込んでいたオリヴェイラ監督は、「降格は(甲府が)やってきた内容から見て、それに見合った最終的な結果ではない」と声をかけたと明かしていました。
会見でも「シーズン通じたサッカーの内容のところではJ2(降格)というのは厳しすぎる。J1に残ってもおかしくない内容だったと思う。サッカーは結果を求められるスポーツなので、そういう意味では結果が伴わなかったためにJ2に落ちてしまうことになったけど、J1にもう1年いた方が面白い存在だったと思う」と甲府のサッカーをすごく褒めていたんですよね。
ちなみにこの試合で退任となった大木監督には、会見で「これから日本のサッカー界でどんな仕事を残してしていきたいか?」という質問が出ました。
大木さんは苦笑しながら、「日本サッカーで?・・・難しい質問ですね。そんなに大それたことは言えないですよ。仕事もないので、一年間温泉に浸かってゆっくり考えたい」と話していたのですが、その数週間後、岡田監督にスカウトされて、まさかの日本代表のコーチ就任・・・・人生ってわからないもんです・笑。
あれから4年。
大木監督が、すでに退任が決まっているオリヴェイラ監督と天皇杯で対戦するというのもなんだか不思議なめぐり合わせな気がしますね。
楽しみです。
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バルセロナ、登場。
盛り上がってますね。クラブワールドカップ。
なんだかんで試合を見てしまいます。レイソルの試合だけですけど。
そして今日は、ついにバルサが登場。
横浜国際競技場なので、僕も観戦に行ってきますよ。当初は行く予定はなかったんですけど、ローソンでチケットの追加販売がされてるということで、他にもいろいろ情報を集めていたら、なんとか入手できました。
味気ない印刷ではなく、ちゃんとした仕様のFIFAチケットのやつです。チケット、やたらでかいっす。カテゴリー2なので1万4千円也。安くはないっす。でもサッカーメディアに関わるものの端くれとして、やはり見ておかねばなりません。今のバルセロナは、たぶん「伝説のチーム」として数十年後には語り継がれるはず。そんな生きたレジェンドをナマで勉強できると思えば、安いもんです。2階席ですし、テレビ観戦では把握できない部分をしっかり自分の目で見て、血肉にしてこようと思います。
それに、いつも記者席から試合を見てばかりなので、あまりそれが当たり前になり過ぎてもいけないですしね。ちゃんとお金を払ってチケットを買って、お客さんとして試合を観るという体験もしておかねばと、普段から思ってます。そして、こういう感覚を大事にするサッカーライターに、僕はなりたいっ(←お前は誰なんだよ)。
昨日もフロンターレの練習取材に行っていたんですけど、選手に聞くと「明日は観に行きますよ」と話していた何人かいましたね。
かなり寒くなりそうなので、防寒対策をしっかりしていかねば。
それでは。
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30分でわかるフロンターレ講座。
今日は明治大学との練習試合を取材。
昨日までの雨や寒さもなく、晴れていたのがよかった。見学者もたくさんいましたね。
試合のほうはと言うと、主力組が出た1本目は、ケンゴ選手と楠神選手のゴールで2-1でした。まぁ、メンバーの組み合わせといい、動きの質の部分といい、やや調整色の強い練習試合だった印象です。なお2本目は、黒津選手のゴールで3-1にした後、残り15分でユースメンバーも出場させていたら、Pkを含めて2点取られてしまいそのままタイムアップ。トータルスコアは3-3でした。
明治大のゴールキーパーが来季の内定が決まっている高木駿選手だったり、2トップの一角を担っていた34番のFW・岩渕選手は、実は日テレベレーザの岩渕真奈選手のお兄さんだったり・・・いろいろ見どころがありました。
そして今日の練習後は、シーズンオフにスカパー!で放送される「30分でわかるフロンターレ講座」の収録。
今回は中村憲剛選手、伊藤宏樹選手、小林悠選手、楠神順平選手と4人で今年のフロンターレについて語り尽くすディープな内容になってます。僕も理由あって現場に立ち合せてもらったのですが、早速ケンゴ選手から「いしかわさんの役どころは何なの?」とツッこまれました・・・目立つ頭ですみません。
4人の役回りとしては、ケンゴ選手がMCとして場を仕切りながら進行し、ヒロキさんがご意見番的なポジションで意見を言い、若手二人がいじられるという感じですかね。特にクスは「・・・・って、よくクスが陰口を言ってますけど・・・」とみんなから振られて、「言ってないっす。なんでオレなんすかーー?」と何度も憤慨してました。
去年のマッチデー増刊号で伊藤選手、田坂選手、楠神選手の3人で「中村憲剛選手を語り尽くす」みたいな企画があったじゃないですか。あれのノリに近いかもしれませんね。面白かったー。内容はオンエアーをお楽しみにってことで。
収録後、ケンゴ選手は夜にクラシコの前番組であるWOWOWプラスト「Ustream生配信」に出演するため、すぐに移動しました。ケンゴ選手は筋金入りのバルサ好きですからね。
Ustreamで2時間たっぷり。これだけ時間があれば、ケンゴ選手のバルサマニアぶりもサッカーファンにも伝わったのではないでしょうか。個人的には、去年のアルゼンチン戦でメッシに股抜きをされたときのエピソードが面白かったです。
あと試合の展望では、立ち上がりのレアルは、Cl決勝のマンUのようにかなりのハイプレスでバルサを押し込もうとするのでは?という仮説から始まり、でもそこで押されても、じれずに同じサッカーことを続けられる力がバルサにはある。逆に、レアルの前線のスターたちが、プレスがはまらない状況をずっと我慢し続けられるか?・・・といった選手視点の考察は、実に面白かったですね。
ケンゴ選手の解説スキルの高さに対する絶賛の声が多かったようで、ワッキーは「名波が戦々恐々としてるぞー」と言ってました・笑。
・・・・クラシコ、楽しみですね。
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