先日、テレビの仕事に同行させてもらいました。
J:COMで放送されているジモトピという番組内に「100%スフィーダ」というスフィーダ世田谷の応援コーナーがあるのですが、そのロケ取材です。
番組に登場してくれたのは、チームの顔であるキャプテン・田中麻里菜選手。普段は下北沢にある「スポーツショップマリオ」で働いているので(公表しています)、そこにお邪魔して仕事風景も含めて撮影しました。
店内にはサッカーグッズもたくさん。レジには麻里菜選手がユニバーシアード日本代表のときに着ていたものでしょうか。サイン入りで14番のなでしこ代表ユニフォームも飾られていました。
田中麻里菜選手は、スフィーダ一筋のいわゆる生え抜きです。U-15時代は東京都選抜にも入れなかった選手でしたが、そこから成長を遂げてユニバーシアード日本代表に選ばれるまでになった努力家です。
そんな「ミス・スフィーダ」と言っていい存在の彼女が、クラブで着けている背番号は14番。
普段、川崎フロンターレを取材している身としては、同じ14番の中村憲剛選手ともなんだか少しだけ重なってしまったのです。
そんなわけで撮影の合間に雑談がてら「14番にこだわりってあるんですか」と聞いてみました。
ちなみに憲剛選手の場合は、バルサ好きなので、ヨハン・クライフに憧れていた・・・・のかと思いきや、「誰にも理解されないんだけど、1と4のバランスがいいんだよね」という、「えぇっ・・・」という理由でした。正直、ずっこけそうになりますよね。
一方、麻里菜選手から返ってきた理由は・・・・
「なんとなくです」
・・・・ズコー!!!ってなりかけました。いや、なりました。
空いてた番号が14番だったので、それで14番をつけているそうです。
まぁ・・・そんなもんですよね。数字なんて結果として輝くものですから。
番組は、5月13日(月)~5月19日(日)のジモトピの「100%スフィーダ」で放送されます。J:comが視聴できる方はぜひどうぞ。詳しい放送スケジュールはこちら。
<撮影風景は選手ブログでもどうぞ。>
ジモトピ/田中 麻里菜 オフィシャルブログ
ジモトピ/下条彩オフィシャルブログ
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川邊監督のインタビュー紹介記事が掲載されています。スフィーダの歴史がよくわかります。... 記事を読む
Posts in the 雑記 category:
夢の島取材。スフィーダ世田谷対常磐木学園高校戦。
5日は夢の島陸上競技場に。
スフィーダ世田谷対常磐木学園高校戦を取材してきました。天気がよかったですね。これまでのホームでは2試合とも強風だったり、雨だったりで、なかなかいいピッチコンディションで試合ができていませんでしたから。サッカー観戦日和でした。
立ち上がりは、サイドや二列目からどんどん飛び出してくる常磐木学園の選手をスフィーダの最終ラインが捉え切れず、立て続けに決定機が連続。GK川口選手は大忙しの展開でした。
ここを無失点で耐えたことでスフィーダも少しずつリズムを引き戻したのですが、常磐木学園の選手も巧かったですね。さすが名門。個々の技術的な高さもあるのですが、スピードがあるので、カウンターも鋭い。サイドを起点にしたアーリークロスも織り交ぜながら、高いラインを保つスフィーダ守備陣を揺さぶってきます。前半は両者譲らず0-0で終了。
後半はスフィーダが主導権を握って攻めていきます。
特に最終ラインが積極的になっていたと思います。左サイドバックの永田選手が高い位置に顔を出して攻撃に絡み出し、センターバックの臼井選手も状況を観て配給だけではなく、スルスルと前線に上がっていってチャンスを作ったりと、ゴールの匂いが漂ってきました。もうプンプンでしたね。
しかし、まさにその矢先の後半19分、攻撃で前がかりになってことで生まれたサイドのスペースを突かれて失点。カウンターで裏に抜け出した常磐木学園・白木選手が、GKとの1対1を制し、冷静にゴールネットを揺らして均衡を破りました。
まだ残り時間は25分も残っていたのですが、優勢だっただけに後半に先手を奪われる展開になったことで、スフィーダの選手には精神的な動揺が少なからずあったようです。何人かは焦りが出てしまったと試合後に話していました。
その後も丁寧に攻め続け、後半28分には、GKを交わしてシュート、さらにそのこぼれ球にもつめてシュート・・・という波状攻撃も見せたのですが、常磐木学園の守備陣がゴール前に3人戻って必死でブロック。最後まで1点が奪えぬまま、タイムアップ。0-1で常磐城学園が勝利となり、スフィーダは開幕からの連勝が4で止まりました。
—-
スフィーダは今季初黒星となりました。
その敗因については「我々が優勢に押し込んでいたので、あのカウンターは致し方が無い。そこは気にしていないです。一番はこちらが点を取れなかったことだと思います」と、川邊監督は失点よりも無得点に終わった側面を問題視していた印象です。
この日のスフィーダの2トップは森選手と下条選手。ともに機動力と技術があり、ここまで得点数6と2人ともリーグトップという文句ない数字を叩き込んでいます。この試合でも、中盤に顔を出しながらも、得意のヒールパスやダイレクトでの落としを使いながら、テンポ良く相手にゴールに迫っていきましたし、決定機もありました。実際、それを決めていれば何も問題ない試合でもあったと思います。
そこで無得点という点に関して、2トップに攻撃面でのどういう工夫がもっと欲しかったのかを監督に聞いてみました。
「裏を取るタイミング。あとは1対1のときにもっと仕掛けて欲しかったですね。相手を背負いながらも、そこはもっと向かっていって欲しい。ただ2人とも、もともとは中盤の選手ですから。今はFWらしいFWがおらず、トップ下やボランチがあそこにいる。ボールを回す分にはいいが、フィニッシュの迫力に欠ける部分はあったかもしれないですね。そこが課題です」
そういう意味では、身体を張って前線で起点になるプレーのできるタイプがいない影響が、この試合に限っていえば、攻撃面で響いたとも言えるのかもしれません。こういう試合展開だからこそ、前線で時間を作れるポストプレーヤータイプが欲しかったところだったかもしれません。ただし田中(麻)選手が離脱中ですし、それは無い物ねだりというもの。そういう台所事情の踏まえたうえで監督は現在の2トップを組み合わせていて、しかもこれまで十分な結果を出しているわけですから。
だからなのでしょう。試合後の川邊監督は「もちろん、負けたのは悔しいですよ」と前置きしながらも、「長いリーグ戦なので、変なつまずき方は必ずありますから。それが今日だったと思っています。悪い内容ではなかったと思ってます」と敗戦を冷静に受け止めていました。これを続けていくことでチーム全体の質を高めていくことが近道なのかもしれません。
開幕からの連勝は止まってしまいましたが、ここでいったん仕切り直しです。もう一度、チームのネジを締め直してもらいましょう。
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先週末のフットブレインにも出た松原渓さんの著書。スフィーダの川邊監督についても触れています。
今年のガイドブックです。会場でのサポーターの所持率高し。
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yahooニュースのトップ記事になった日。
昨日の夜は等々力取材に・・・ただその日のお昼に思わぬ事件が。
この日の朝に、フットボールチャンネルでサッカーと将棋に関する記事が掲載されたんですよ。
中村俊輔は銀と桂馬を足したような選手!? サッカーと将棋の意外な共通点
将棋アマ三段のサッカーライター・いしかわごうによる渾身の原稿です。
最初は「面白く読んでもらえたらいいな」ぐらいの軽い気持ちだったのですが、お昼過ぎには、なんとYahooニュースのトップになっているじゃないですか。これにはビックリ。なにせ毎日必ず目にしている、あのYahooニュースのトップですからね。そこをクリックすると、自分の原稿が掲載されている・・・思わず画面を記念撮影しちゃいましたよ・笑。
更新してもしばらくトップトピックスに表示され続けていて、結局、約2時間ほどYahooのトップをキープし続けました。前日に放送されたアメトーーク!の「将棋たのしい芸人」の影響もあったとは思いますが、ありがたいことです。もちろん、反響もすごかったです。記事にリンクされていた自分のブログまでアクセスがエライことになってました。さすがはヤホーだわ。
サッカーと将棋に関する原稿は、数年前から企画書を出していたのですが、自分の説明不足もあって思うような理解を得られず、なかなか発表できるサッカー媒体もなく、陽の目を見ることがありませんでした。
それが漫画ナリキン!をきっかけにサッカーと将棋が注目されて、それによってコラボイベントレポートを書かせてもらい、こういう形で世に出せることができてライター冥利に尽きますね。今後もどんどん仕掛けていこうと思っていますので、お楽しみに。
等々力の取材話は後ほど。... 記事を読む
ミルメーク。
先日の話なんですけど、フロンターレのクラブハウスにいたら、ベトナムに視察に行ってきたやっさん(川崎フロンターレの清水主務)が記者陣にお土産を配ってくれました。
ベトナム珈琲の原液。水に混ぜて飲むみたいです。
何の気なしに僕が「なんかミルメークを思い出すわー」と言ったら、まわりの記者がみんな「・・・・ミルメークって何すか?」と言い出したんですよ。
いやいやいやいやいやいやいやいやいやいやいや。
本当はもうあと729回ぐらい「いやいや」ってリフレインしたかったですよ。
ミルメークを知らないってマジですか?
僕からすると、ミルメークを知らないで何を知ってるの?って話でしたよ、逆に。
でもボケではなく、本当にみなさん知らなかったんです。むしろ「なんでミルメークを知ってるの?」って目でこっちが見られましたからね、逆に。
「給食のときに出てきた牛乳に入れるチューブやで。コーヒー牛乳にするんやで。給食で余ったら、じゃんけんで奪い合う人気者やで!」とミルメークについて力説しておきました。
そうかー。
みんなミルメークを知らないのか・・・
「なんでみんなミルメーク知らねぇんだよ。あったのは北海道だけか、コンチクショー」的にツイッターでつぶやいたら、フォロワーさんから「ウチは○○県だけどありましたよ」と「粉のミルメークでした」などなど、凄い勢いでミルメークのネタがよせられてきました・・・来るわ来るわのミルメーク情報。情報と思い出が液体のように押し寄せてきましたよ・・・ミルメークだけにね!!!
しまいには、僕そっちのけでみなさんん、ツイッターでは給食の思い出で盛り上がってました。俺のこと、おいてけぼりかよ!!
どうやらミルメークを知ってるかどうかは、地域によるものではなく世代によるものだったみたいですね。僕らの地域はパックの牛乳(雪印乳業です)だったので、ミルメークはチューブでしたが、瓶の牛乳だった地域は粉のミルメークだったりと、いろいろ違いがあったみたいです。
ちなみにこのミルメーク、今はインターネットで注文できるんですね。すごい時代です。
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夢の島取材。スフィーダ世田谷対バニーズ京都戦。
昨日は、夢の島陸上競技場に。
ブレナスチャレンジリーグ第3節・スフィーダ世田谷対バニーズ京都SCを取材してきました。
夢の島、とにかく寒かったです。
まず朝からあいにくの雨。さらに風もビュービューに吹いているもんだから、もう寒い寒い。観戦ノートにメモしようにも、手が冷たくて書く作業もおっくうになるほどの状態でした・・・いやいやいや、もう4月も終わるんですけど。
当然ながらピッチコンディションも相当に悪く、場所によっては完全な水たまりもできておりました。パスを出してもボールが途中で止まってしまい、近くにいた相手へのプレゼントパスとなる場面もあるなど、両チームの選手達はストレスを抱えながらのプレーだったと思います。
この試合、実はスフィーダ世田谷は、チームの大黒柱である主将・田中麻里菜選手が不在です。練習中に負傷し、検査の結果、右膝半月板損傷で全治2ヶ月間(の見込み)の長期離脱を余儀なくされました。
「本当は[4-3-3]で戦いたいというのはあります。しかし田中の代わりはいないので、[4-4-2]を採用してやってます。でもこれで前線がうまくフィットしてたらいいですから。みんなもチャンスだと思ってやってますよ」(川邊監督)
センターフォワードの麻里菜選手が離脱したことにより、川邊監督はシステムを[4-3-3]から[4-4-2]に変更してスタートしています。2トップは森選手と大嶋選手でした。
中盤の主導権を握っていたのはスフィーダでしたが、ゴール前のボックス付近になると、雨の影響でボールがズレてしまうなど、なかなかフィニッシュまでいけません。得意とする地上戦が出来ずに、やや攻めあぐねたスフィーダでしたが、43分、サイドからの宮原選手のクロスに、2トップの一角・森選手が合わせて先制。
後半になると、56分に下条選手がフリーキックを直接決めて追加点。うまく曲げて壁を越えるボールをではなく、どかんとストレートにネットに突き刺すシュートでした。64分には、左からのクロスのこぼれ球に大嶋選手が豪快に蹴り込んで3-0。これで勝利をほぼ手中に収めました。ロスタイムには立て続けに2点を追加し、終わってみれば5-0の大勝です。
悪天候もあり、スフィーダらしいサッカーとはいきませんでしたが、「リスクの少ないサッカーにはなりましたが、選手たちがどこからどう攻略すればいいかと考えてやってくれたと思います」と川邊監督は一定の評価を下していました。
さて。
5ゴールを奪った攻撃陣に目がいきがちですが、個人的には、完封したスフィーダ守備陣と京都攻撃陣との駆け引きがなかなか面白かったです。
京都はセンターフォワードの16番の選手にボールを集めながら、そこを起点に攻撃を展開していこうとしていきます。この16番の選手のポストプレーはなかなか気が利いていて、京都の選手の中ではちょっと際立っていました。
実は、元ベレーザの豊田奈夕葉選手だったんですね。そりゃ、上手いわな・笑。それでもマッチアップしていたCB臼井選手は、うまく対応していたと思います。
試合後、臼井選手にそのあたりの感想を聞いてみました。
「相手は16番に当ててからの展開が多かったですね。そこに自分であったり、川嶋選手がしっかりとチャレンジ&カバーすることを意識していました。それと練習では、ボランチと連係してサンドイッチしてボールを奪い切ることに取り組んでいました。それを前半から意識してやることはできていました。危ないシーンもありましたが、完封できたのは収穫だと思います」
ただ臼井選手も認めたように、「危ないシーン」もありました。
最終ラインを高く設定するスフィーダに対して、京都はその背後にできるスペースを狙って、シンプルにボールを前半から入れてきていました。ただこれはスフィーダのGK川口選手が素早い飛び出しを見せて、巧みに相手の狙いを消し続けていました。
後半になると、京都がさらに工夫を加えてきます。オフサイドトラップをかけようとするスフィーダの最終ラインに対して、ときに3トップと中盤の一人を加えた4枚をあえて前線に張り付かせたりしてゆさぶってきます。そしてパスが出た瞬間には、前線の彼女らを囮にして、中盤の選手がパスに飛び出す「抜け技」で、オフサイドをかいくぐってきました。後半8分にはその抜け出しが成功し、GK川口選手と完全に1対1を作っています。
この決定機は川口選手が好セーブでしのぎましたが、もしここでゴールが決まってたら、スコアは1-1。もしかしたら、試合結果も変わっていたかもしれません。そういう意味で、チームを救ったビッグセーブでした。
試合後、川邊監督にそのあたりを聞くと、「ウチは攻撃的にいくチームなので、常に失点もつきまとうチームですからね。大差で離していても、どうしても失点がある。今日も一瞬の隙を突かれています。キーパーのファインセーブでことなきを得ましたが、切迫したゲームだったので次の1点を取られていたらどうなるかわからなかった。大量得点を取って勝つときはキーパーのファインセーブが必要ですね」と川口選手のビッグセーブを褒め称えていました。
守備陣の対応については「前半にも一本やられた場面があったんです。自分はベンチから見ている状況のため、誰がどういう状態なのかまでは、なかなか把握できなかったので、そこはピッチにいる選手同士でその都度話せと伝えていたのですが・・・」と、監督からはなかなか修正しきれなかった様子。
実際のピッチ上でやっていた選手はどうだったのか。
臼井選手は「ボールに対してプレスにいけているときはラインを高くできたのですが、ボール保持者に対してプレスがかかっていないときに最終ラインの対応が曖昧になってしまいました。そこは課題ですね」と触れていました。ボールホルダーに対するプレッシャーがかかってないときのラインコントロールに難しさがあったようです。
とはいえ、無失点で終えたのは今季初です。
第3節を終えて3連勝。ガッチリと首位をキープしています。
<おまけ>
スフィーダの選手等身大パネルです。
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ジャミラ。
Wowowでウルトラマンのハイビジョンリマスター版が放送されているので、たまーに見ています。
好きなんすよね、ウルトラマン。
世の中には、数多くのウルトラマンマニアがいると思うし、その方々に比べると全然ですが、どうやら平均以上の知識はあるほうみたいです。偏差値で言うと、55ぐらいのウルトラマンの知識レベル・笑。
子供の頃はあまり深く考えてみていなかったのですが、ウルトラマンとウルトラセブンの初期2作は、大人が見ても「うーむ」と考えさせられる社会派のストーリーも多いんですよ。
こないだは「故郷は地球」というタイトルでジャミラが出てきました。
ジャミラの回は、正直せつないです。
子供心にも、なんだかスッキリしない感情が残った怪獣なのですごく覚えています。
知ってますか、ジャミラ?
ジャミラというのは、こんな風貌なんです。
でももともとは、某国の宇宙ロケット乗員だった人間でした。
宇宙開発競争の時代に打ち上げた宇宙船に乗っていた某国の宇宙飛行士だったのですが、事故である星に不時着し、地球に助けを求めるも見捨てられて遭難。それでもなんとか生き延びて、化け物のような姿になりながらも、自分を見捨てられた地球に復讐するために帰ってきたんです。
もうね、めちゃくちゃ悲しいじゃないですか。
ジャミラが怪獣の姿になったのは地球人に責任があるんです。でも地球人にとって危機である限り、科学特捜隊はジャミラを倒さなければなりません。たとえジャミラが人間であっても・・・それが任務だからです。イデ隊員がつぶやきます。
「俺たちだってなぁ、いつジャミラと同じ運命になるか知れないんだぞ」
いつも「怪獣=悪役」なのか?
そして怪獣だからと言って、常に倒されるべきなのか?
このジャミラの回では、そんな根本的な疑問を視聴者に投げかけてくるんですよね。
これってアンパンマンだったら、「本当にバイキンマンは悪いやつなのか?」とアンパンマンがやジャムおじさんが悩みようなもんですよ。見ているちびっ子はビックリするじゃないですか。ただ、ウルトラマンではけっこうそういうのも盛り込んでいます。
結局、ジャミラはウルトラマンに倒されて埋葬されました。
立派な墓には「地球の英雄、ここに眠る」みたいな立派な文字が刻まれています。
その前に立ち尽くすイデ隊員が、こう言います。
「犠牲者はいつだってこうだ。文句だけは美しいけれど」
・・・・・うーん、考えさせられますな。
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スフィーダ世田谷の開幕戦取材。
昨日は久しぶりに駒沢に。
前日の爆弾低気圧もすっかりと去り、天気は快晴。風がやたら強かったですけどね。休日ということもあり駒沢公園の敷地内ではあちらこちらで球技を楽しんでいて、ランナーもたくさんいました。
チャレンジリーグ開幕戦・スフィーダ世田谷対セレッソ大阪堺レディースの取材でした。
チャレンジリーグというのは、なでしこリーグの2部リーグに当たります。その名の通り、なでしこリーグにチャレンジするカテゴリーというわけです。1位になると1部(なでしこリーグ)に自動昇格し、2位は入れ替え戦。昨年のスフィーダ世田谷は3位でした。今年は昇格を目指しています。
スフィーダ世田谷のホームタウンは、世田谷区。
事務所がウルトラマン商店街で有名な祖師ケ谷大蔵にあり、そのウルトラマン商店街と協力しながら活動している地域密着型クラブです。昨年の胸スポンサーがウルトラマン商店街ですからね。試合前に歌うチャントが「来—たぞ、我らーの♪」のあの曲だったり、地元の応援番組で選手が行う決めポーズもスペシウム光線だったりと・・・なかなかのウルトラっぷりで面白いです。
相手のセレッソ大阪堺レディースは、今年昇格したばかり。育成組織としてスタートしていた、中学生が主体となっているU-15のチームでした。前日、男子のトップチームが鹿島で試合をしたということもあり、その流れでセレッソサポーターも足を運んできていた印象です。試合中の「さくら・なでしこ!」というコールがなんか可愛かったです。
試合のほうはというと、8対2でスフィーダが大勝。
実力差を考えれば、妥当ともいえる結果ではあるのですが、開幕戦という緊張からなのか、それとも見た目以上に状態が悪かったピッチコンディションの影響なのか、立ち上がりはスフィーダの最終ラインからのパス回しが不安定で、どうもぎこちない時間が立ち上がりに続いていました。
開始11分には最終ラインのギャップにパスを通されて失点し、スフィーダが先手を許しています。
このとき最前線からセンターサークルまで戻っていき、味方に一言二言、声を駆け寄っていく選手がいました。
チームのキャプテン・田中麻里菜選手。
小学生からスフィーダ一筋の生え抜きであり、チームの顔です。ガイドブックによれば自分の性格を「女版高田純次」と評していましたが、ピッチ上ではジョンテリーばりの頼れるキャプテンであり、そこにいい加減さはありません(たぶん)。
失点直後のプレーでは、その田中麻選手が右サイドをグイグイと突破していく姿がありました。中央に折り返しを合わせた味方のシュートはゴールバーを越えてしまいましたが、反撃ムードをチームに注入していきます。
そして20分、CKにヘディングで奇麗に合わせて同点。決めたのはやはり田中麻里菜選手でした。29分には再びCKから、こぼれ球を下条選手が決めてスフィーダが逆転に成功。41分には最終ラインからのロングフィードを田中麻選手が丁寧に落とし、それを森選手がミドルシュート。キーパーの頭上を越えてゴールマウスに鮮やかに吸い込まれて、これで3対1。
後半は選手交代を積極的に行いながら、サイドからのアーリークロスを徹底。そして思い切りの良いミドルシュートを中心にゴールを量産していき、後半だけで5得点。局面ではフットサルのように足裏を使ったスフィーダらしいテクニックで相手を突破していくプレーもあり、見ていてなかなか楽しかったです。8対2で開幕戦を白星で飾りました。
試合後、川邊監督に話を聞いてみます。
川邊監督は32歳・・・監督としては若いです。僕と同世代です。
「今日は正直なところ、相手のペースで試合が進んでいましたね。二度追い、三度追いしてくる相手にディフェンスにウチが飲まれてしまった。個々の差はあったので、このぐらいの厳しい内容でも差はつくと思っていましたが」と大勝にも渋い表情。
というのも、セレッソの守備は、相手のボール付近で人数をかけて密集を作り、とにかくそこに頑張ってアプローチしていました。それが川邊監督の言う「二度追い、三度追い」という表現なのでしょう。そしてスフィーダはその密集地帯を打開していくことがなかなかできませんでした。
要因はいろいろとあったと思います。
まずはこの日のピッチコンディション。「見た目は奇麗なのですが、意外とよくないんですよ(笑)。デコボコしていてイレギュラーなバウンドがあり、ボールがつなげなかった」とのこと。吹きすさぶ強風もしかりです。
ハーフタイムには、攻撃が縦に速くなり過ぎていること、そしてそれを相手が狙っていることを指摘し、もっと相手を横に揺さぶって広く攻撃して改善策を指示して修正。選手交代による活性化を行いながら、サイドの選手は忠実にやってくれたと後半には一定の評価をしていた印象です。
そして率直に聞いてみました。
今日の田中麻里菜選手のパフォーマンスはどうだったのかと。
川邊監督のリアクションは「今日は最悪でしたねー」という苦笑い。
「まずこの芝生に慣れてないというのがあったと思います。凄く足の速い選手なのですが、スピード感がなかった。チームとしてもパスをつなげないから麻里菜に頼って出す。そのワンパターンの攻撃になってしまった。そこは今日の試合で苦しくなってしまった要因です」
試合後の田中麻里菜選手も「気候もあって自分たちのやりたいサッカーはできなかったです。チームとしてシンプルな攻撃になってしまいました。もっと自分たちのスタイルを貫けるようにしていきたい」と話しておりました。今度の課題ですね。
さて。
特筆すべきなのは、この日の観客数が1682人だったこと。なでしこチャレンジリーグは無料試合なのですが、それでもこの数字ははっきり言ってすごいです。
チャレンジリーグでは他は全部3ケタ2以下なのでダントツの動員ですからね。この日行われたなでしこリーグ全体でも、(こちらは有料試合ですが)神戸、岡山湯郷、仙台につぐ観客数を誇っています。
というのも、スフィーダ世田谷はサポーターを増やす仕組みにかなり力を入れていますから。
例えばクラブ後援会のゴールド会員(年会費10000円)に加入するともらえるのが、スフィーダのログが入っている豪華なサーモスの保温ポッドですからね。グッズ売り場を見ても、スフィーダ仕様になっているカッコイイiphoneのカバーが1種類ではなく3種類あったりして、並々ならぬ力の入れ方を感じます(川邊監督がブログで写真つきでグッズを紹介していました)
川崎フロンターレのプロモーションを間近で取材している自分としては、なかなか興味深かったりします。いろいろと発見のある取材ができました。みなさんも興味を持ったら、足を運んでみてはどうでしょうか。
(スフィーダ世田谷のホームページ)
http://www.sfida.or.jp/
(今年のなでしこリーグのガイドブックです)
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べしゃり暮らしの最新刊15巻が出ました。
べしゃり暮らしの最新刊が出ました。
ヤンジャンでは休載も多いので、すっかり単行本頼りになってます。今週から連載再開みたいです。
今回はなんでしょうね・・・・笑いにおける”空気を読む”ということの難しさを描いているような気がしました。
べしゃり暮らしに対抗してアドリブを持ち込んだハバネロン、ゴッデスで売り出そうとするキャラクターと、それを期待している客を裏切ったネタをしようとするも、結局、その空気に耐えられなかったニップレス。
その現場を包む空気感を掴むことであったり、それにアジャストした笑いに消化していく繊細さを芸人は持っていなくてはならないのでしょうね。
そういう意味では、笑いはコミュニケーションであり、タイミングが大事なのだと思います。
これは、サッカーと同じですよね。
・・・・いや、知らないですけど。なんとなく書いてみただけですけど。
あとぷりんすの中田兄が、“バナナマン日村”で笑ってしまいました。そのまんま過ぎるだろ!!
森田先生って、ろくでなしブルースの頃から芸能人そのまんまの風貌でキャラクターにしますよね。
(ちなみに、ろくでなしブルースには千原兄弟が実名で出ています・笑)。
芸人を描いている漫画”べしゃり暮らし”、面白いですよ。
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