ニッパツ取材。

土曜日はニッパツで横浜FC対カターレ富山戦を取材。
いしかわごうオフィシャルブログ「サッカーのしわざなのだ。」
 試合は2対1で横浜FCが勝利。川崎フロンターレから移籍した黒津選手が先発で1得点1アシストの活躍でした。今シーズン2点目。
 この試合のヒーローでしたから、試合後のミックスゾーンでもあまりゆっくり話すことはできませんでしたが、「ヘディングゴール、珍しいですねー」と話しかけたら、「間違いないっす」と、はにかんでおりました。▲(クロさんかっけぇー)。
 ここ2年の黒津選手を見ているだけに、どうしても身体の状態が気になってしまうのですが、「コンディションはいいですよ。再発もないですし。キャンプで痛めたのは別の場所でしたし」と完全復活を遂げたようです。J1でのサッカーとの違いにも苦労しつつ、「今の順位にいてはいけないチームだと思うので、やりがいはありますよ」と充実しているようでした。
 さて、試合のことも。
ポイントの一つとして、サイドの引っ張り合いがあったと思います。まず試合の立ち上がり、主導権を握っていた横浜FCは左サイドハーフの内田選手が3トップ気味で高い位置を取っていたんです。[3-4-2-1]の富山の対応としては、右アウトサイドの國吉選手が内田選手についていき、状況によって3バック右の平出選手に受け渡しながらケアしているのですが、序盤は自陣に押し込まれていたため、高い位置を取る内田選手に國吉選手がどうしても引っ張られてしまっていました。
 そうなると「浮いて来る」のが、横浜FCの左サイドバックの中島選手です。彼がフリーでボールが持って攻撃を展開しやすくなるんですよね。中島選手のフィード精度は秀逸です。そして大久保選手の先制点は、この中島選手の絶妙なサイドチェンジに抜け出した黒津選手の突破から生まれました。
 ただこの場面、失点した富山側からすると、さほど問題ではありませんでした。サッカーはサイドチェンジしたから1点になるわけではありませんし、しっかりと横にスライドして対応すれば良いわけで、実際、ちゃんと準備できていました。
 サイドチェンジを受けた黒津選手が仕掛けていたあの場面、富山は左CBの池端選手が応対したわけですが、両者のスピード勝負もなかなか見応えがありました。
「黒津くんはスピードが凄くあるけど、ゴール前のフィニッシュの精度は少し落ちる。だから諦めずについていけば、なんとかなると陽介(池端選手)に言っていたのですが・・・2人抜かれるとは(苦笑)」とは安間監督の言葉。あの場面では中央の御厨選手もカバーリングに行っていました。サイドチェンジされて1対1ならまだしも、2対1の局面で守れていたんです。シュートに対してもブロックしていたのですが、こぼれ球を拾った黒津選手に粘られてしまい、最後は大久保選手がプッシュ。
富山は自陣に4人戻っていた状況にも関わらず、大久保選手と黒津選手の2人だけにやられてしまいました。なんとも悔やまれる失点でした。
  
その後は富山も同点に追いつき、盛り返したのですが、後半、CKから黒津選手のヘディングで横浜FCがリード。黒津選手が「ラッキーだった」と言ったように、ニアにいた朝日選手の頭でのクリアボールが黒津選手への絶妙なクロスとなってしまい、ヘディングで流し込んだ形です。結果的には、これが決勝点になりました。
 試合後、國吉選手を取材しましたが、前半の失点シーンに関しては、やはり最初の時間帯は、サイドの対応の連係がハッキリできていなかったようです。サイドチェンジされたときは、後ろがスライドするので、あそこは(中島選手)のところは自分がボールに出て行かないといかなかったと。ただそれを修正してやり始めてから、破綻はなくなったと。それでもチームは勝ちにもっていけません。
「結局、勝ち切れないのは自分たちの弱さ。内容どうこうもあるが、それプラス力強さ、勝負強さがないと。プロが求められるのはそこなので」
 その現状にかなり歯がゆい思いをしているようでした。
 大敗はしないものの、接戦を演じても、それをモノに出来ず、ジワジワ順位も下がってきて苦しくなってきています。「我慢比べですよ」と安間監督。富山は踏ん張りどころですね。... 記事を読む

田中裕介選手にインタビュー。

 昨日は田中裕介選手にインタビューを行いました。
 フロンターレの一員になって早3年目。
今年は副キャプテンをつとめており、キャプテンマークを巻いた試合も何試合かありました。
ロングインタビューだったので、いろんなテーマで話を聞かせてもらいましたね。
常日頃麻生で接していると、ブレない、あきらめない、そして常にポジティブな思考を持っている人間なので、そのメンタリティについても詳しく聞かせてもらいました。
 ちなみに好きな漫画にスラムダンクを挙げていたので、お気に入りのシーンを聞たところ、『そりゃ、安西先生の「あきらめたら、そこで試合終了です」でしょう。あそこに集約されてますよね』と即答でした・・・わかりやすい・笑。
昔は、イチロー選手の本なんかも読んでいたそうですよ。
 掲載媒体はそのうち発表しますね。... 記事を読む

Jリーグ20周年。なぜ開幕戦はヴェルディとマリノスだったのか。

 本日2013年5月15日、Jリーグが20周年を迎えました。
 1993年の5月15日は土曜日でした。
当時の僕は中学生で、午後から近隣の学校と練習試合が組まれていて、試合は確か1-3で負けました。「今日からJリーグが始まるから、勝ちたかったなぁ」なんて思いながら、開幕戦の中継を家でみたいから、サッカー部のみんなとトボトボと家に帰ったのを覚えてます。
 テレビに映っていた開幕戦のセレモニーは、派手なカクテル光線だったり、なんだかテレビの中の別世界の出来事みたいに思いながら、見ていた気がしますね。カズだ、ラモスだ、井原だ、松永だ、と思っていたら、なんか全然知らない外国人がすげぇミドルを決めて、「マイヤー!!・・・誰?」ってなったものです。たぶん日本全体がそうなったはずでしょう。
 サッカーライターの仕事を始めてから、ラモスさんにこの開幕戦の思い出話をじっくり聞いたことがあります。毎年5月15日を迎えるたびに、いつも思い出します。ものすごく刺激的な話でしたから忘れることができません。
 まずラモスさんは、日本リーグ時代の「読売」のサッカーにとてつもなくプライドを持っている方です。そして自分たちが日本サッカーをけん引してきたという強烈な自負がありました。

「ロングボールを蹴って走って蹴って走っての時代に、俺たちはショートパスをつないでつないでサッカーをしていた。見た目もチャラチャラしてたから、『あんなのサッカーじゃない』って言われたよ。けど、『俺たちが日本で一番うまいクラブだ』って言って頑張った。そこで加茂さんが『俺たちのほうが読売クラブよりも強い』ってすばらしい日産を作って、そこから他のクラブが『何が読売だ』、『何が日産だ』って意地を出してきて、89年とか90年に日本リーグ全体のレベルが高くなった。それがあったから日本もプロになれるビジョンができたんだよ」


 だから、開幕戦がヴェルディ対マリノスだったんだよと、こんな風に言い切ります。
「何でJリーグの開幕戦はヴェルディとマリノスだったの?どのチームも開幕戦には出たいんだから、別に抽選でもよかったんじゃない?でも開幕戦は、ヴェルディとマリノスだった。それは読売と日産が日本のサッカーを引っ張ってきたからでしょ。間違いないよ」。

 その開幕戦が行われた国立競技場は超満員でした。
開幕前年にナビスコカップがあり、8千人とか1万人でプレーしていたけれど、ラモスさん自身もまさか国立がいっぱいになるとは思わなかったそうです。当時はミーハーも多く、新聞を全然読んでいなかったから、世間がどういう風に盛り上がっているのか、イマイチ把握してなかったとのことでした。

「3万人か4万人は入るかもよって聞いていたけど、国立に入ってみてビックリしたね。どわーっと超満員だよ?5万9千人って発表されているけど、たぶん6万2千人は入っていたよ」


 メディアの数も含めると、本当に国立から人が溢れてしまっている状況だったそうです。確かに、6万人以上入っていたとしてもおかしくないかもしれません。
 試合のポイントとしては、ヴェルディとしてはやはりマリノスの堅い守備をどう崩すかだったとのこと。特にアジアの壁・井原正巳選手をどう攻略してゴールをこじ開けるのか。
「僕たちは攻撃のチームだったから、どうやって井原をサイドとか前に引き出して、その裏にうまく武田を走らせたり カズの足元に出して勝負させたり、いかに井原を真ん中から追い出す、引っ張り出すのか。攻撃ではそこの駆け引きですよ。井原もそこをわかった上で対応していたから、じゃあサイドから崩していこう、2対1で攻めていこうとか。毎回すごい細かい駆け引きをしていたよ」

 読売と日産時代から幾多の名勝負を繰り広げてきたからこそ生まれる、駆け引きや戦略があったというわけです。なかなか興味深い話ですよね。Jリーグのあの開幕戦のピッチ内の駆け引きを分析した談話というのは、あまり伝わってきません。
「井原のいいところと悪いところ、和司のいいところと悪いところ、相手のことはすべて知っていたし、あっちも僕たちのことを全部知っていた。例えば、水沼はスピードがあるからその前の段階で都並がいかに潰すか、でも都並が先に警告もらえば強くいけなくなるから、わざとつっかけてくるとか、もう毎回お互いの駆け引きは最高だったよ。今日はこうきたな、とかすぐわかる。生意気かもしれないけど、そのレベルの高さは半端じゃなかった。たまらなかったよ」
 試合は1対2でマリノスの逆転勝ち。後半のCKからエバートン、終盤にはラモン・ディアスのゴールでマリノスが逆転勝ちです。Jリーグの初勝利はマリノスが刻みました。ただ試合後、ラモスさんの中にあったのは勝ち負けを越えた感情だったそうです。

「試合には負けたけど、すごくいい試合だった。それよりも、俺たちこういう舞台でやれたなっていう喜びのほうがずっと大きかったね」

 試合後は、選手みんなで祝賀会(?)をしていたそうです。
「試合後、俺たちもようやくここまできたなってみんなで飲んでたら、水沼とか井原も騒ぎに来て、喜びを分かち合った。試合には負けてるし、相手はライバルだよ。でも、ここまできたぜ、もっと頑張ろうぜ。そういう気持ちのほうがすごかったんだ。でも和司だけが『あれ?また勝てなかったの?弱いのー』って、あの広島弁でバカにしてきたけど(笑)。アイツはいつもそうなんだよ。このやろー、アホって言ってやったけど(笑)」
 木村和司さん、相変わらずですな・笑。
 結局、ヴェルディは序盤こそつまずくも、初代Jリーグチャンピオンになります。まさに王者の強さでした。
 なぜあんなに強かったのか。もちろん、圧倒的なタレント集団だったことが最大の原因に他なりませんが、選手同士の競争意識やミスに対する厳しさ、緊張感ももの凄かったとラモスさんは明かしています。
 「僕が現役のときも、ミスしたら『なんだ、このミス!』ってよく怒っていた。都並(敏史)によく『フザケンナ!』って怒鳴ってたよ。でもそれは本人たちのためを思って、厳しく言っていた。だって彼らがよくなれば、ヴェルディというチームが強くなるじゃない?どうやって攻めるのか、どこでボール奪うか、セットプレーとか、そういう戦術的な部分だけに監督は専念できた。それ以外の、1対1に負けないとか、攻守の切り替えをしっかりする、とかそういう部分は『なんだ、その戻りは?ここで早く戻れよ!』って選手同士で徹底的に言い合って修正していた。確かにものすごく強い個性を持っている選手たちだったかもしれないけれど、選手が自分達で勝手に修正してくれたので、監督としては楽だったんじゃないかな。ある有名な監督は、『監督の力は30パーセント』って言っているけど、俺は20パーセントだと思っている。残りの80パーセントは選手だよ。コンディションとか、どういう気持ちで戦っているか、そこが問題。失敗はしてもいいけど、選手がちゃんと反省をして、選手同士で修正しないといけない」
 その証拠にヴェルディはナビスコカップも強かったですよね。代表選手であるチームの主力が抜けて若手主体で戦っても、チームはちゃんと決勝戦まで勝ち残っていました。チャンスをもらった若手が発奮していたのです。
「僕たちの時代は、藤吉とか永井とか若手だけで2年連続で決勝まで行ったんだ。そして僕たちが決勝で美味しいところを持っていった(笑)。でも当時『なんだよ?決勝は俺たちを出してよ』って文句言った選手は誰もいなかったよ。当たり前のように若手はベンチに戻って、ベンチに入らない選手もいた。それでも雰囲気はものすごくよかった。僕たちも彼らに対して失礼なプレーはできないと思っていたから、ものすごいプレッシャーを抱えながらピッチに立ったよ。彼らのためにも優勝しないとダメだぞ、プライド見せるぞって気持ちでプレーしていたよ」
 その意味で、ラモスさんは最近の若手の野心のなさをよく怒っていました。
「例えばナビスコカップでチャンスを与えられたら、若手はもっと自分を追い込んで必死でやって応えないといけないと。『ここで結果ださないと2回目のチャンスはもらえないぞ』ってね。そして2回目のチャンスのときには、3回目のチャンスもらうぞ、3回目のチャンスのときは、これで完全にレギュラー取るぞ、もうサブじゃないぞ、そういう強い気持ちでやらないと。試合に出てお金もらって満足しているだけじゃダメ。自分の目標は何なんだ?将来はどうなりたいんだ?お金が欲しいだけなのか?それとも、ここでレギュラーを取って、日本代表にいきたいのか。試合を見ていて、そういう気持ちが伝わってこないね」
20年後の今日、開催される大会は、ナビスコカップです。
ニューヒーロー賞があるように、若手にもチャンスが巡ってきやすい大会です。
なにより、あれから20年。自分が仕事としてJリーグに関わっていることに幸せを感じながら、取材に行きたいと思います。
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フクアリ取材。

 日曜日はフクアリに。
J2の千葉対富山の取材に行ってきました。
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 暖かかったですね。
というか、暑かったぐらいです。お腹がすいていたので、喜作のソーセージ盛りを食べました。タッパー持参だとちょっとサービスしてもらえるんですね。知らんかった。
 試合は3対2で千葉が勝利。
千葉が開始早々に先制し、前半終了間際に追加点。そして後半開始時のタイミングでポンポンポンと効率よく3点取りました。ただ富山はそれでも気持ちを切らさずに反撃し、終盤に2得点。粘りを見せる展開に持ち込むも一歩及ばず、惜敗となりました。
 この試合、富山はやるべきことはやっていたと思います。
ボールをしっかりと握り、豊富な運動量と局面局面で顔を出す選手が多いのは相変わらずで、ゴールに向かう意識も強かったです。放ったシュートも17本でした。千葉の9本に対して2倍近い数字を叩き出しています。
 守備でも高い最終ラインでコンパクトな戦い方で、幾度となく狙い通りのオフサイドを取っています。それだけにもったいなかったのは、やはり失点の形。前半に関しては、わずかシュート3本で2失点。後半の3点目も軽率な中盤のボールロストからカウンターを受け、いったんはよくリカバーしたのですが、そのこぼれがケンペスの目の前に転がってしまう、ややアンラッキーな形でもありました。本当にもったいない。
 とはいえ、千葉の得点も狙い通りだったと思います。
この試合、二列目の兵働選手が右サイドに、田中選手を左サイドにと、あえて利き足の違う両サイドを入れ替えていました。
 1点目はサイドチェンジから、左利きの兵働選手が右から中央に入って起点を作ることで目の前のスペースを作り、左足でスルーパス。右サイドバックの米倉選手の攻撃参加を促します。駆け上がっていた米倉選手のクロスに中央でケンペスがダイビングヘッド。
 2点目もしかりです。
左利きのスピードある選手であれば縦に抜けてそのまま左足でクロスという形が多いと思うのですが、右利きの田中選手は左から中央に切り込み、右足で挙げたクロスを兵働選手がうまく合わせて追加点。2点とも両サイドを入れ替えた効果がうまく出た得点シーンだったと思います。
 ただ富山視点でいえば、左サイドにいた木本選手の対応が気になる場面でもありました。
マークの受け渡しの部分を含めて、2得点ともうまく振り切られてサイドを破られている印象でした。いつもであればここの位置に入っているのは木村勝太選手なのですが、この試合では当日発熱したため欠場だったそうです。富山のベンチメンバーが6人しかいないのはそのためです。急遽、木本選手が左サイドに入ることになったとのこと。守備に関してはそこの影響が少なからずだったのかもしれません。
 ただここは後半に修正されました。
ハーフタイムに安間監督は、相手に引っ張られるのではなく、自分が仕掛けることで対面の兵働選手と米倉選手を自陣に押し込めということを木本選手に伝えたと話していました。サッカーにおけるサイドの攻防というのは、相手の良さを消すか、こちらの持ち味を出すのかという引っ張り合いが常にあるのですが、ここの攻防はなかなか面白かったです。木本選手もよく盛り返したと思います。
 試合後は、安間監督や、國吉選手、足助選手に色々話をきかせてもらいました。
 
 特に足助選手とは久々にお話しました。3月のときは怪我をしていたので会えずじまいでしたから。ルーキー時代からよく知ってますが、今やカターレ富山の在籍もすでに5年目。キャプテンとして、すっかりとたくましく成長しています。いつ会っても「来てくれたんですかー」と人懐っこい笑顔で対応してくれます。
 守備の部分で聞くと、足助選手個人が悔やんでいたのは、先制点の崩され方ではなくて、そのボールを失った流れでした。右サイドで自分がつなごうと國吉選手に出した場面を狙われて相手ボールのスローインになりました。そこから始まったボールを左サイドに展開されての失点だったからです。そこの判断を少し悔やんでいました。
 「立ち上がりなので裏に蹴ってしまえばよかったのだけど、そこでスローインになった流れで、逆サイドに展開されて失点してしまった。ボールを動かすときは自信を持って動かせば良いけど、相手が前から奪いに来ているときは、後ろを狙ってもいい。そういう場面での個人の見極めですよね」
 ケンペスの対応としては、裏への一発をやられないように意識していたと話してました。あれだけ高いラインを保っているチームですから、当然そこのスペースを狙われるわけですが、そこの対応はできていたと思います。チームとしてもオフサイドは9回取っています。

「さぼっているときはさぼっている選手なので。そこはゲームに参加していないわけで、流れの中では自分たちがこまめにコントロールして、ラインで消すことができていました。ただ生き返ることもあるので、そのときはちゃんと気をつけました」


 それでもケンペスは2点取ってるんですよね・笑。点を取る以外の仕事はほとんどしてないのに、点だけは取る・・・まさにザ・ストライカーですわ。たいしたもんです。
 ここにきて、富山は悪くない試合をしながらも勝利から見放されています。そこに対しても「内容がよくても負けは負けです。負けはしっかりと受け止めていかないと」と受け止めていました。
 「2年かけて少しずつフットボールになってきた」と安間監督。ボールを握り、自分たちがやるべきことはできていても、千葉にケンペスがいたように、アタッキングサードの質の差で負けてしまう試合もまだまだ多いです。それでも「ウチは何かが足りないので、そのための組み合わせを考えていくのが楽しいんですよ」と試行錯誤を楽しんでいるようです。内容と結果を少しずつ両立させていってもらいたいと思います。... 記事を読む

Jリーグ開幕20周年。

 Jリーグが開幕したのは1993年5月15日でした。
 20周年ということで、あのときのJリーグ開幕について取り扱った話題が増えてきていますね。憲剛選手にもJリーグ開幕当時の思い出に関する取材が増えているそうです。
 今日の練習後も、そんな雑談になりました。
あの開幕時、憲剛選手は中学1年生だったそうです。ヴェルディやマリノスやラモスさんやカズさんとかの思い出話はすでにたくさん話していたようなので、僕はちょっと角度を変えて「Jリーグチップスのカードって集めていた?」と聞いてみました。
 自分は憲剛選手と同世代だからわかるのですが、Jリーグブームのとき、サッカー少年の間ではカルビーのJリーグチップスも大流行していたんです。もちろんお目当ては、それについてくるJリーグの選手のカードね。
 すると憲剛選手は「かなり集めてたよ!」と笑顔。
そこで「よくダブった選手っていなかった?」と聞くと・・・
「・・・大嶽直人さん!フリューゲルスの!」


・・・はやっ!!
20年前の出来事なのに、答えるのはやっ!!
その早さにウケましたね。
まぁ、大嶽直人選手ばかり引き当てていた少年が、20年後には、日本を代表するサッカー選手になっているわけですから。
いま、Jリーグチップスって売ってないですよね。
確か5年前ぐらいは、まだあったと思います。というのも、Jリーグチップスの裏にある選手紹介文の書く仕事を、エルゴラ経由でしてましたから。いまは日本代表版なら、たまに出てるのかな?
 僕は明日5月11日が誕生日なのですが、先日、練習場で取材をしていたら、女子サポーターの方が「誕生日プレゼントです」とのことで、いただいてしまいました。
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 ありがとうございます!!
パインアメです。甘酸っぱくてジューシーです。なぜにパインアメだったのかはよくわかりませんが、まぁ、「いしかわごう=パインアメ」みたいなイメージってありますもんね、パッと見。
プレゼントは2014年の5月10日まで一年間ほど受け付けているので、遠慮なくどうぞ。
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今季リーグ戦初勝利。

 昨日は長い一日でした。
 まず朝8時から「等々力破壊式」の取材に。朝6時起きで準備して向かいました。
 ちなみにこの前日の夜、中村憲剛選手も声優として本人役で出演した名探偵コナンの映画「11人目のストライカー」が放送されていたんですよ。
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 スタジアムを爆破するという、とんでもストーリーなのですが(正確には違いますけど・笑)、まさかその翌日、現実のJリーグではスタジアムを破壊するイベントがあるんだから、映画もビックリですね。フロンターレ、ハリウッド映画を越えましたね。いや、知らないですけど。コナンはハリウッド映画ではないですけど。
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 等々力破壊式の取材レポートは、某媒体に掲載しますので省略します。
いやー、楽しかったです。フロンターレというサッカークラブを取材していると、サッカーとは関係ない世界をいろいろ体験させてもらえるのでありがたいっす・笑。
 破壊式を終えると、なんか一仕事した感じもありましたが、これから試合です。むしろこちらが本番です(当たり前)。
 試合のほうは4-2でベガルタ仙台に勝利。
ようやくリーグ戦でひとつ勝ちました。ここで試合全体の詳しい分析は避けますが、いやはや、産みの苦しみを味わいました。
 前半を終えて3-0で、ほぼパーフェクトな試合内容だったら何も不安になることはないのですが、勝ってないチームの負の心理サイクルというやつでしょうか。ハーフタイム中は、「去年の天皇杯・大宮戦があったから、3点差でも逆に不安だよね」という話を僕も周囲の記者と話していたぐらいでした・笑。
 実際、後半は暗雲が立ちこめます。
開始直後、大島選手が抜け出したGKとの決定機を決めれず。さらに大久保選手がゴールに流し込む場面でゴールラインにいる相手にぶち当ててしまい、それに悔しがっている間にカウンターを浴びてしまいました。さらにその対応では、後半から入った稲本選手が、自分のエリアを空けてまでボール奪取にいったところをうまーくスカされてしまい、まんまとそこを起点に仙台はサイドに展開。最後はクロスからのドンピシャヘッド。まさに反撃の狼煙。まだ開始3分であっさりと2点差にされてしまいました。
 だからこそ、まさに「嘉人さま・さま」の追加点でしたが、再び3点差にしても、時間がまだたっぷりあったので仙台もあきらめません。レナトが下がった影響もあり、相手の陣地で時間が作れずに押し込まれ続け、本当に苦しかったですね。あれ?時計の針、止まってるんじゃないか?と何度も思いましたから。本当ならば、こういう状況でこそマイボールにした際にうまくポゼッションして時間を進めたいはずですが、勝ててない焦りからなのか、そこもうまくいきません。ここは今後の宿題です。
 なんにせよ、勝ってよかった。等々力の雰囲気もよかったですね。
試合後、多くの選手が「ほっとしました」と話す中で、「ホッとした感じはないですね。むしろこれからという気持ちが強いです」と話してくれた西部選手は、さすがベテランですね。そう、これから巻き返しといきましょう。
 おまけ。
試合前、フロンパークの藤子F不二雄ミュージアムのブースでこんなものを買ってみました。
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ドラえもんの秘密道具・アンキパン(のラスク)です。120円なり。これで明日のテストはバッチリだね。テスト受ける予定ないけど。
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フットボールチャンネルで原稿を書きました。

 どうも。
川崎フロンターレの現状に関するコラムをフットボールチャンネルで書かせてもらいました。書きたいテーマは多々ありましたが、文字数の関係もあっていろいろ考えて、他の媒体ではあまり指摘されていない風間フロンターレの「自分たちの陣形を崩さない守り方」をフォーカスした分析を書いております。試合を観ていて、守備にモヤモヤしている方に読んでいただけたらと思います。
低迷続く風間フロンターレ。勝利なき革命に未来はあるか?
いしかわごうオフィシャルブログ「サッカーのしわざなのだ。」
 試合のことも少し。
このゲームで両チームに生まれた得点は両チームともに3点ともコーナーキックでした。さすがだなと思ったのが中村俊輔選手の蹴り分け。
 まず最初の一本目のCK、彼は味方に合わせるのではなく直接ゴールを狙いました。これはゴールに入らずゴールネットの頭上に落ちましたが、直接狙う選択肢があることを杉山選手に植え付けていくことで、うかつに飛び出せないようにジャブを放っておくわけです。
 その後は、選手が配置されていない後方の位置を狙っています。これは合わせた選手が空振り。そして前線終了間際の先制点は、今度はニアサイドにヘディングでズドン。彼のキック精度に高さは言うまでもないですが、試合中にいろんな布石を打っているわけです。GKとの駆け引きも上手いですよね、やっぱり。
 それを差し置いても、フロンターレとしては、CKからも失点が目立っているのは気になるところです。1失点目は湘南戦のときとほぼ同じ形での失点を喫しました。
 現在採用してるCKでの完全ゾーンでの守り方は、去年はほとんど一発ではやられていません。もちろんやられた試合もあって、それがアウェイでの広島戦。人の配置しているエリアを外した位置にロングボールを挙げられ、走り込んでいた清水選手にダイレクトボレーで決められました。正直ゴラッソですし、これはゾーンの弱点を突いた相手を褒めるしかないよな・・・というような形でした。
 ただこの3試合ナビスコ磐田戦、湘南戦、そしてマリノス戦と相次いでいる形は、CKでは防がなければいけない形での失点です。セットプレーについてナーバスになり過ぎてもよくないですが、今後もあれでやられるようでは、ゾーンで守るやりかたを考え直さねばなりません。
カウンターでの失点が減ると、今度はセットプレーでの失点が増えて・・・なかなかうまくいかないものです。
 あと先日、カターレ富山での取材をフットボールチャンネルで原稿にさせてもらいました。
11人を12人に見せる超戦術! 異端者・安間貴義監督が富山で起こす日本サッカー革命
自分は「こんな面白い監督がいますよ」というつもりで書いていたので、本文にも「革命」といったフレーズは使ってないのですが、編集部が派手なタイトルでガッツリ煽ってくれました・笑。日曜日も首位・神戸と真っ向勝負で引き分けましたし、面白い発想でサッカーをしているクラブです。興味ある方は読んでみてください。
明日はテレビ番組企画の打ち合わせ・・・頑張らねば。... 記事を読む

富山取材こぼれ話。

 本日、東京に戻ってきました。
 やることが盛りだくさんなので、ブログでサッカー的分析をガッツリ書くのではなく、富山取材のゆるいこぼれ話でも紹介しますね。
 富山のスタジアムイベントでは、マスコットキャラクター・ライカくんが抹茶でおもてなしをしているサービスがツボでした。
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一杯百円でおもてなしをしてくれるとのことで、人だかりもできていました。ライカくんの手のところが、抹茶で緑色に変色してましたけどね。
 スタジアムグルメもいい感じでありました。
牛串など肉類が充実していたので、サポーターの方にはビールのおつまみに最適ですな。僕はカターレウィンナーと白エビコロッケバーガーを食しました。
 そうそう。
この日の入場者数は4353人でした。5000人ほど入ったホーム開幕戦で勝利したこともあって、この日も入りは好調をキープ。
 2年前、安間監督はこんなことを富山の選手に伝えていると言ってました。
「後ろで行ったり来たりのボール回しをしているぐらいなら、相手の最終ラインにどんどん仕掛けろと。ウチはお客さんが、二千人から三千人しか入らないチームなんだから、後ろでボール回していてもお客さんは増えないよ、前にいけって言ってます」


 今回、京都に劇的な勝ち方をしましたし、これからも積極的な姿勢を貫くサッカースタイルで入場者数が増えていくといいですね。4月にはガンバ大阪戦が控えていて、すでに前売りチケットがめちゃくちゃ売れているそうです。
なおソ・ヨンドク選手の決勝点が決まったとき、ベンチにいる安間監督が珍しく派手なガッツポーズをしていたんですよ。試合後、そのことを聞かれたら、「(自分の)キャラにないですよね・笑。ああいうのは(湘南監督の)チョウさんに任せておくつもりだったのですが・・・」と恥ずかしがっておりました・笑。
 これで富山は3勝2敗の勝ち点9。5節を終えてなんと現在4位で、鳥取とともに、J2リーグ序盤に旋風を起こす存在になりつつあります。みなさんも注目してみてください。... 記事を読む