中村憲剛選手の取材。

 今日の午前中は中村憲剛選手の取材でした。
とはいえ麻生グラウンドではなく、川崎市内の児童養護施設にお邪魔しての取材です。
 児童虐待やいじめ防止を目的に、憲剛選手が今年設立した一般財団法人「チャイルドワン」。そこで活動として展開している「ピンクアンブレラ運動」を取材させてもらいました。シーズン中はなかなか訪問するのも難しいですし、このタイミングで実現しました。

 詳しいことは後日掲載される記事に書きましたが、子供達から質問を受けていた憲剛選手は、サッカーの魅力や少年時代の経験を中心に伝えていました。
 なぜか「苦手だった食べ物は?」という質問もあったのですが、「トマトですね。小さい頃に食べ過ぎて苦手になりました」とのこと。なお2010年のワールドカップ南アフリカ大会の期間中、何の気なしに食べてみたら大丈夫だったようで、すでに克服済みなのだとか。20年ぶりのトマトだったそうです。南アフリカで苦手なトマトを克服していたとは・・・!!
 最後には「自分の好きなものを見つけて、全力で頑張ってください」とエールを贈っていました。この活動は今後も続けていくそうで、現在は憲剛選手の活動に川崎フロンターレがサポートしている形ですが、ここからサッカー界、スポーツ界と・・・少しずつ輪が広がっていくと良いですよね。
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 この話題と直接関係あるわけじゃないのですけど、今年のクリスマスも「伊達直人」からの贈り物があったそうです。粋ですなぁ。
「タイガーマスク」の伊達直人、2013年も全国に出現【各地の贈り物とメッセージ】
来年は心がほんわかするこういうニュースがたくさんあると良いですね。... 記事を読む

サガン鳥栖戦。

鳥栖戦。
天皇杯のサガン鳥栖対川崎フロンターレの取材でベストアメニティスタジアムに来ています。風は冷たいですが、とても良い天気です。

(ヨシ・メーターも天皇杯バージョン)
 試合のポイントはやはり左サイドでしょうか。
レナトとノボリが、試合前々日にまさかの負傷離脱。それによって、ここまで不動とも言える「左サイドのセット」を欠く事態になっています。左サイドには、伊藤宏樹選手がサイドバック、森谷賢太郎選手がサイドハーフに入っています。
 鳥栖のロングボールの対応という部分では伊藤選手の守備のストロングポイントが出せますし、森谷選手は、憲剛選手、大島選手が二列目で絡んだときのパスワークがなかなか面白そうです。
さて、どうなることやら。
ちなみに「将棋でサッカーが面白くなる本」では、風間監督のフロンターレは相掛りかり戦法、ユン監督のサガン鳥栖は向かい飛車戦法のイメージでそれぞれ紹介しています。こちらもよろしくどうぞ。
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本日の麻生取材(練習試合:FC東京戦)。

 本日は麻生取材に。

 FC東京との練習試合でした。
ともに天皇杯に勝ち残っているチーム同士ですね。30分×3本で行いました。ここで詳細は書きませんが、自分たちの時間帯あり、相手の時間帯もあり・・・・と、お互いにゲームの感触を確かめながら進めていた印象でした。
 結果は小林選手、矢島選手のゴールで、フロンターレが2-0の勝利。先制点は、ノボリの左から崩しのボールに、中央で小林選手が落ち着いて流し込みました。
 「ようやく悠が決めてくれた」と憲剛選手。
練習試合ではありますが、ここ最近、ゴールのなかった小林選手が決めたのは本人的にも良い兆しかと。人間、何がきっかけになるかわかりませんからね。小林選手本人も「結果を意識してやっていたので、ラッキーな形ですけど、決めることができてよかったです」と、ほっと一安心といった様子でした。
 実はメンバー総替えとなった3本目では、憲剛選手からキャプテンマークを任されています。「年齢的に上だったからでしょう」と小林本人は笑ってましたが、抜け目ない憲剛選手のことですから、彼なりに何かのメッセージを小林選手にこめて渡したのかもしれません。
 シーズン終盤は決定機に顔を出しながらも、ゴールに結びつけることができませんでしたが、この天皇杯の残り3試合で爆発して、最後に美味しいところを持っていっていけば、おそらく今までの分は全部チャラになることでしょう・笑。「持ってる男・小林悠(by 2011年)」に期待したいと思います。
 それにしても、今日の麻生グラウンドはにぎやかでした。
日曜日で快晴という条件も加わったためか、観客で溢れかえっておりました。正確な観客数はわかりませんが、フロンターレだけではなくFC東京のサポーターも多かったので、4~500人はいたかもしれませんね。みなさん、サッカーに飢えておりますな。
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 いよいよ発売が近づいてきました。
サッカーの本でもあり、将棋の本でもあるという、今までにない感覚の一冊になっております。中村憲剛選手も対談に登場してくれていますので、サポーターにも是非読んでもらえたらと思ってます。

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ピックアッププレイヤー、書きました。

 川崎フロンターレのオフィシャルページのコーナー「ピックアッププレイヤー」に原稿を書かせてもらいました。登場するのは新井章太選手。
「何者でもない」

 おかげさまでたくさんの反響をいただいてます。
松本山雅の喜山選手や、カターレ富山の舘野選手も読んでくれたようで、Twitterで感想をつぶやいてくれてました。ヴェルディ時代のチームメートだったんですね。ありがとうございます。
 ピックアッププレイヤーは毎回頭を悩ませながら書いているのですが、今回の新井章太選手は特に悩みましたねぇ。プロになって3シーズン、1試合もピッチに立っていないゴールキーパーのどう原稿で表現しようか。彼のあの天性とも言える明るいキャラクターを伝えつつ・・・それでいて内に秘めているあのギラギラしたものもしっかり知ってもらいたかったですから。文章構成には特に気を使いました。
 この企画のインタビューをする部屋に、たまたま憲剛選手が居合わせていて、憲剛選手「章太に何の取材なの?えっ、ピックアッププレイヤー?」と驚いていて、企画の詳細をあまり把握していない新井選手に向かって「このコーナーに出るのって凄いんだよ!」と熱弁しておりました・笑。そうなんですよ、新井さん。
 取材自体はともても楽しくて、新井選手のあんなことからこんなことまでたくさん聞かせてもらいました。泣く泣くカットした話もたくさんあるのですが、原稿の後半は得点王・大久保嘉人選手とのエピソードを中心にしてみました。ここ数日で大久保嘉人選手のメディア露出はたくさんありますが、新井選手とのエピソードはかなり面白いと思いますよ。
 ゴールキーパーというポジションを選んだ男の生き方は、本当に興味深いものです。
Jリーグというプロのクラブでゴールキーパーになるだけでも狭き門ですが、さらに若くして出場し続けるゴールキーパーなどほんの一握りです。10代で花開いて活躍することも多いストライカーとは、対極的とも言えるかもしれませんね。
 でもゴールキーパーの人生というのは面白いもので、試合に出ない期間にしっかりと経験を積み重ねていくことで、数年後に勝負できるポジションでもあるんですよね。菊池新吉コーチも言っていましたが、「我慢強く、チャンスを待ってやり続けるメンタリティーが重要なのだ」と。日本代表の川島永嗣選手も、名古屋グランパス時代には楢崎正剛選手の控えとして積み続けたあの経験の重要性を口にすることがありますから。
「ゴールキーパーはワインと同じ。時を重ね、熟成されたワインと美味しいように、ゴールキーパーのプレーにも味が出るものだ」とは、元イタリア代表の伝説的なGKディノ・ゾフの名言です。
・・・やっぱりゴールキーパーの生き様は面白いです。彼らの生き方だけで1冊の本にしたら、読み応えありそうですよね。
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まだ画像が出ていませんが、こんな感じです(感じというか、これです)。

サッカーファンであれば、誰でもわかるように書いています。「えっ、将棋?なんか難しそう・・・」と思う人にぜひ。将棋が理解できて、さらにサッカーも面白くなるという、欲張りな本になってます。
本屋さんではサッカー本の棚に置かれるのか、将棋コーナーの棚に置かれるのか、謎です。... 記事を読む

「鉄道プロマイドを手に入れろ」の巻。

 本日は麻生取材に。
練習後、広報さんが作った告知ボードを持ってプレスルームでアピールしてきたので、宣伝しておきます・笑。
いしかわごうオフィシャルブログ「サッカーのしわざなのだ。」
 そうなんですねぇ。
今回のマッチデープログラムでは中村憲剛選手と大東チェアマンによる特別対談が掲載されております。現役のJリーガーが現役のチェアマンと、Jリーグのあの話題について語っているという企画です。
 それにしても、チェアマンという存在というのは、Jリーグの選手にとってどのぐらいの立場なんでしょうね。そこらへんの関係性がイマイチ掴めないので、思わず「学校で言えば、生徒と校長先生ぐらいの距離感?」と憲剛選手に聞いてしまいましたが、「・・・そんな感じだね」とのことでした・笑。うーん、校長先生と対談するのは緊張するなぁ。
 ちなみに今節のマッチデープログラムは、鉄道フェスタにちなんで、スタジアムで買うと付録で「鉄道プロマイド」がもらえるそうです。「鉄道プロマイドって何?」と思っていたら、広報さんが実物を見せてくれました。
$いしかわごうオフィシャルブログ「サッカーのしわざなのだ。」
「ガシガシ宣伝しちゃって下さい」とのことなので紹介します。全部で4種類あるみたいです。
 こちらは大久保嘉人選手の駅員プロマイド。
$いしかわごうオフィシャルブログ「サッカーのしわざなのだ。」
 めっちゃ笑顔ですな・笑。
なお彼は現在得点ランクトップを走ってる、Jリーグナンバーワンストライカーです。
こちらは稲本潤一選手。
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 ワールドカップでもゴールを決めているあのイナモトです(←いまさら)。先日の鹿島戦でJリーグ200試合を達成しました。すっかりフロンターレのカラーに染まっております。
 そしてチェアマンと対談した中村憲剛選手。びしっとポージングしております。
$いしかわごうオフィシャルブログ「サッカーのしわざなのだ。」
直筆サイン入りは当たりなのかと思いきや、たまたま一枚だけ書いてくれたものだそうです。
 なおこの駅員の制服はホンモノを着て撮影しております。いや、まじで。週末の「川崎の車窓から」・・・楽しみっすね。
http://www.frontale.co.jp/info/2013/1104_12.html
なおマッチデーは電子版も購入できるので、スタジアムの来れない方はこちらでどうぞ(プロマイドは付きません)。一部300円です。
http://www.dlmarket.jp/manufacture/index.php?consignors_id=9158... 記事を読む

天野部長にインタビュー。

 昨日は取材で武蔵溝ノ口駅に。
改札口を出て目に飛び込んできたのは、フロンターレの大きな試合告知ボードでした・・・でかっ!
$いしかわごうオフィシャルブログ「サッカーのしわざなのだ。」
 いまは週末の清水戦の告知なのですが、メイン企画の「川崎の車窓から」はやっぱりキャッチですね。特に「電車展示」の4文字はインパクトが強過ぎです・笑。「剛力彩芽」の4文字に負けないインパクトありますね。
 目的はフロンターレのプロモーション部の名物部長こと天野部長のインタビュー。先日、川崎フロンターレが結んだ奈良クラブとのアドバイザリー提携の話を中心に聞かせてもらいました。
 喫茶店でお茶を飲みながらざっくばらんにいろいろ話してもらいました。話のほとんどは、奈良クラブで選手兼奈良劇場総支配人として活動している岡山一成選手の話でしたけどね・笑。天野さん曰く、「日本サッカーのキング・カズといえば三浦知良だけど、俺の中でのキング・カズは岡山一成なんだよー」とのこと。
 詳しくは、掲載時期が来たらまた紹介します。
 それにしても天野さんは、相変わらずエネルギッシュです。ほかにも興味深い話、刺激的な話をたくさん聞かせてもらいました。楽しかったー。
奈良クラブの矢部次郎GMによると、クラブのスタッフ全員、天野さんの本を読んでいるんですよね。すごいな、おい。僕バナ、久しぶりにまた読み返そうかな。
僕がバナナを売って算数ドリルをつくるワケ (単行本)/小学館

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本日の麻生。

 今日は麻生練習場に。
鹿島戦後、チームは3連休だったこともあり、久しぶりの麻生でした。久しぶりと言っても、ほんの1週間ぶりですが。
いしかわごうオフィシャルブログ「サッカーのしわざなのだ。」
 選手はみんな元気にボールを蹴っておりました。
サッカーのトレーニングなんだから当たり前なんですけど、明日がナビスコカップ決勝戦だということを思い出すと、いろいろと思うことも出てくるわけです。「もしかしたら、今日のこの目の前で行われている練習は、ナビスコ決勝に向けた前日練習の光景になってても、何らおかしくなかったんだよな・・」とかね。
 カレンダーや手帳の11月2日の予定欄には「国立」とか「ナビスコ決勝」、「13:00キックオフ」などの文字が残っているフロンターレサポーターも多いのではないでしょうか。ちなみに今、挙げたこの3つのフレーズは、自分の手帳を参考にしてるわけですが・・・こういうのを見ると、色々と思いを馳せてしまいますわな。
 ただあんまり女々しく引きずっていても仕方がないですし、そんなことがありつつも続いていくのがサッカーですからね、うん。11月となって、シーズンもそろそろ終わりが見えてきました。残りの試合と残りの時間を大切にしながら、進んでいかねばなりませんな。
・・・なんか真面目ですみません。つい、根が出てしまいますね。
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最近、将棋のトレーニングを真面目に始めたのですが、とりあえずリハビリがてら、移動中は渡辺竜王の新刊「渡辺流 次の一手」を解いてます。
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 簡単なので、サクサク解けます。
問題の下のページに「竜王のまめちしき」という小さいコーナーがあるんですが、
<葛飾区>
渡辺の出身地。同地を舞台とした週刊少年ジャンプの人気漫画「こちら葛飾区亀有公園前派出所」は渡辺の愛読書である。ちなみに映画「男はつらいよ」のほうはあまり観たことがないらしい。

とか
「独身時代からぬいぐるみが好きで、あまりの大量さから夫人からこれ以上増やさないように言われている」などの小ネタ満載で、読んでいるとわりとツボです。
ちなみにぬいぐるみ好きは、先日の竜王戦第2局でも発揮されたらしい。
富良野
(※渡辺竜王の夫人ブログです。面白いです)
渡辺流 次の一手 (SUN MAGAZINE MOOK)/マガジン・マガジン

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明日対局。/マイナビ

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(これまでのブログをまとめた本です)... 記事を読む

最近の原稿。

 
 川崎フロンターレのオフシャルのピックアッププレイヤーで小宮山選手の原稿を書かせてもらいました。
小宮山尊信選手 「帰還」
 ケガによって1年3ヶ月もの間、戦列を離れていた小宮山選手。負傷個所も左足首、右ひざ、肉離れ・・・と一カ所ではないですから、その経緯と原因を詳しく聞かせてもらいました。なにより、サッカー選手にとって、ピッチに立てないことほどつらいものはないと思いますからね。プレーのことよりも、この期間、一体彼がどんなことを思い、過ごしていたのかを原稿にしています。
なのでタイトルも、「期間」と「帰還」をかけてみたんですけどね(うそです。今、考えました)。
 そしてもうひとつ。
今週、小学校で行われたフロンターレ算数ドリルの実践授業のレポートがフットボールチャンネルに掲載してもらいました。
大久保嘉人が先生に!? 川崎F算数ドリルを選手たちが実践

 今年のゲストティーチャーは、大久保嘉人選手と棗佑喜選手でした。
今年の上巻の表紙ですからね。
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 J1の得点ランキングトップの選手が、シーズン中にこういう活動をするのですから、素晴らしいと思います。あいにく授業中に雨が激しくなってしまい、途中からは体育館で行いましたが、Jリーガー2人は、子供達からの羨望の眼差しを受けておりました。
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最近、気になっていた「サッカーしょうぎ」を買いました。
$いしかわごうオフィシャルブログ「サッカーのしわざなのだ。」
 選手の駒とボールの駒があって、盤上では6対6のゲームです。とりあえずルール確認しながら、友達と対戦する予定。サッカー界で流行るといいですね。
サッカーしょうぎ (頭のよくなるゲーム)/学研教育出版

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