等々力取材鳥栖戦〜DFラインと理想は高くあれ。

 昨日は鳥栖戦でした。
「ハロー・ウィン!」ということで、ハロウィン・ふろん太のアクリルキーホルダーを買うたりましたよ。540円也。

 試合も「ハロー・ウィン!」ということで、2-0で勝利にご挨拶できました。
 この鳥栖戦、ポイントは本当に色々ありましたけど、個人的に一番評価したいのは、最終ラインですね。まず守備面では、3試合連続得点中だった豊田選手に仕事をさせなかったことを含め、サイドからのクロス対応もしっかり跳ね返していました。非常に安定していました。
 それ以上に評価したいのが攻撃面です。まず前半には去年やっていたビルドアップのときにボランチ(山本真希)が最終ラインに下りて、両CBがサイドに開く変則的な3バックをやる場面がありました。これが、まずまず機能していました。
 この形で特に生きたのがレナトです。というのも、谷口選手が左サイドバックのような位置取りをするので、本来の左サイドバックであるノボリが一列押し出された中盤のアウトサイドのようなポジションになり、レナトもより高い位置でボールを受けることができます。そして中盤で浮きやすいノボリが間でボールを受けた際は、相手の右サイドバックがノボリの対応に出て行くので、そうなるとレナトはほぼフリーです。前半は左からドリブルで切れ込んでいくチャンスもありました。それを決め切れないのが今のレナトなのですが・・・・。このビルドアップの工夫は攻撃面で効いていたと思います。
 この日の最終ラインでもっとも評価したいのは、高いDFラインを保って戦い続けたことです。實藤選手と谷口選手によるCBコンビ、ノボリと田中選手のSBコンビで形成される最終ラインの場合、全員にスピードがあるので、DFラインを高く維持しやすいという持ち味があります。鳥栖戦ではこれを存分に出すことが出来ました。高いDFラインを保つことにより、チーム全体がコンパクトな陣形を維持し、選手同士がいい距離感で攻撃できる、セカンドボールも拾えるなどの様々な利点があります。
 例えば2点目の場面。
小林選手のシュートの凄さばかりに目がいきますが、その起点もよく見て欲しいと思います。「ラインを高くして自分が前に出て行くことで、相手に蹴らせたボールをショウゴ(谷口彰悟)が取って、そのボールをリョウタ(大島僚太)につないで、コバくん(小林悠)に入れたんですよ」とノボリ。
 あの場面を巻き戻してみると、相手が前線に入れようとしたパスを、センターサークル付近まで出て構えていたCBの谷口選手がカットし、大島選手に渡したことでつながった形なんですね。DFラインを高くしていたことで生まれた得点だったとも言えます。高いDFラインは、今後もチームのポイントになりそうです。
 なにせよ、今年は鳥栖にリーグ戦2戦2勝をあげることができました。
昨年はフィジカルの強さを打ち出したハイプレスを仕掛けて来る鳥栖に苦しみ、リーグ戦と天皇杯を含めて3戦全敗でしたから。このスタイルに打ち克てなかったことで、ここぞとばかりに風間フロンターレのスタイルも酷評されてましたからね・苦笑。今節は浦和と鹿島が引き分け、ガンバが負けたことで上位陣はフロンターレの一人勝ちでした。これで終戦とならず、優勝戦線にも踏みとどまることができました。まだまだ追い風は吹いてますね。
残り5試合、DFラインと理想は高くいきましょう。
 
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 今週のサカダイで山形のライター・頼野さんによる「将棋×サッカーコラボの可能性」という題した波戸康広さんの活動レポートが掲載されてます。これまでの将棋とサッカーのコラボ企画の変遷がわかる記事です。僕の「将棋でサッカーが面白くなる本」も紹介してもらってます。ちなみに大島選手のアジア大会総括インタビューも掲載されてます。
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「刈ったら勝った」のその後。

 明日は鳥栖戦です。
今シーズンも残り6試合。リーグ戦連敗により浦和との勝ち点差は8。優勝は厳しくなりましたが、こういうときこそ、「あきらめたらそこで試合終了です」の精神ですよ。「今がどん底だと思っているから、ここからはよくなっていくでしょ」と大久保選手。チームとしてもリーグ戦は2試合連続無得点。攻撃陣には等々力で爆発してもらいたいものです。
 ノーゴールでしたが、入っていてもおかしくないシーンはありました。後半、左サイドから切り崩したレナトの折り返しに、足元で角度を変えた小林選手のシュートです。
 ガンバのGK東口選手の逆を突き、無人のゴールに吸い込まれると思った瞬間、超絶的な反応で瞬間的に手を伸ばして飛びついた彼に、見事にキャッチされてしまいました。あのセービングはGKを褒めるしかないですね。脱帽です。
 あのシーンを振り返って、「もちろん決めなきゃダメなんですけど、実はあれ簡単ではないんですよ」と小林選手。聞くと、レナトのボールスピードもかなり速く、動き直す余裕がなかったので、実際には足の角度を合わせるだけで精一杯だったようです。「少しでもこっち(右側)を狙ったら、(ゴールの)枠を外れていたと思います」と、いかにあのパスに反応してインサイドで枠内に流し込む作業を難しかったのかを、身振り手振りを交えて熱弁してくれました・笑。よっぽど悔しかったみたいです。ゴールに飢えているストライカーたちに期待しましょう。
 今日の前日練習後、ひとしきり取材した後に、「鳥栖キラー、頑張ってよ」と声をかけると、「はい。ぶち込みます」と力強い(適当とも言う)返事をしてくれたN里選手。
 実は前回の第16節のサガン鳥栖戦で、見事な決勝弾をあげたのが他ならぬノボリだったのです。試合前日に髪の耳周り部分を大島選手にバリカンで刈り上げてもらってから試合に臨んで今季初ゴールを記録。その後、「刈ったら(鳥栖に)勝った」というゲキ担ぎをするきっかけにもなりました。このゲンかつぎは、確か5戦5勝ぐらいの驚異的な勝率だったはずですが、8月のミツ沢でノボリの退場で敗戦してから、なくなったみたいです。
 ただ、今日そのことを聞いたら、「あの(ミツ沢の)試合は退場したからノーカウントなんです。だから自分の中では不敗神話は継続中なんです」とのこと。あの試合はノボリ的には、ノーカウントだったのね。相変わらずのポジティブ思考です・笑。
 ちなみに今はこのゲンかつぎ、やっていません。バリカン係の大島選手に聞いたら「今はやってないですねー。ノボリさんもヘアースタイルを変えたので」とのことでした。今は耳回りもしっかりありますからね。ただ、新井選手のベンチ入り不敗神話が前節で途切れた今、ノボリのゴールで「刈ったら勝った」のゲンかつぎ復活を密かに期待したいところです。
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新潟戦〜フロンターレが戦っていた二つのプレッシャー。

 
 ビッグスワンでの新潟戦は0-3で完敗。
ビッグスワンになると途端に勝てませんね。等々力では新潟相手に良い内容のサッカーが出来るのに、ビッグスワンだとなぜか防戦一方になってしまう。
 漫画「聖闘士星矢」の冥王ハーデス編で、ハーデス城の結界により、黄金聖闘士のムウ、アイオリア、ミロの3人が実力の10分の1も出せないまま、ラダマンティスに倒されるという場面があるんですけど、ビッグスワンでのフロンターレの選手のプレーを見ていると、なんだかそんな感じです。
 そんな冗談はさておき。
この試合、フロンターレは二つの大きなプレッシャーと戦っていました。
 一つはアルビレックス新潟がかけてくるプレッシャー。
2トップと中盤の4人が連動し、ボールホルダーを挟み込む形で距離を詰めていくプレッシャーの圧力は、想定通りとはいえ、やはりやっかいでした。ボールハントの中心にいるレオ・シルバの存在もそうですが、新潟のプレスは、例えばサイドの球際のところで最後にしっかり足を出してくるんですよね。これでタッチラインを割ったり、ワンテンポの遅れを生んだり、と思うようにかいくぐれませんでした。
 これ以外にも新潟の守備意識の高さは際立っていました。
目を引いたのが後半、右サイドでの攻撃の際、相手の守備を引きつけようとしてジェシが自陣からオーバーラップしていった場面です。この動きに対して、相手のFWであるラファエル・シルバが猛然と攻め上がるジェシを追いかけて自陣深くまでマークについていったんですよね。人に付き切ることで、簡単には相手に数的優位を作らせないということ、なによりブラジル人のFWがあそこまで守備をしに帰るのか、とその守備意識の高さに舌を巻いたもんです。
 もちろん、新潟のプレッシャーに屈したことを相手の問題で済ませてはいけません。自分たちの問題として、目を向けることのほうが大事だからです。
 例えば、この日のダブルボランチ。チームのリズムを奏でるボランチの組み合わせは、アジア大会帰りの大島選手と、本職であるボランチのポジションで少しずつ存在感を見せてきた谷口選手になりました。ただ良くなかったです。今週に組んだばかりのダブルボランチに「完璧」を求めるのは酷なのですが、チームは優勝争いをしているのですから、それでも、やってもらわないと困ります。
 気になったのは、お互いの役割分担が少し曖昧だったように見えたことです。例えば相棒がパウリーニョのときの谷口選手は、攻撃に積極性を出す意識が高いです。ただ大島選手と組んだときは、その役割を任せていて、谷口選手が少し全体のバランスを取る役割に徹していた印象です。これはこれで機能すれば良いのですが、この試合ではタクトを振る役割の大島選手に冴えがありませでした。ならばもっと谷口選手がゲームを作る仕事をしなければならなかったと思います。
 そして大島選手。輝きがありませんでした。アジア大会で出続けていたため、試合勘は問題ありませんが、まだフロンターレでのプレー感覚が完全には戻っていないのでしょう。やはり一ヶ月のチーム離脱は、彼にプレーに少なくないズレを与えています。
 例えば、普段であれば、プレスをかけてこうようとする相手と駆け引きで、パスを散らしながらボールを受け直す作業を続けていくのですが、この日は、相手のプレスに掴まらないパスが精一杯になってました。フリーになっても、出したボールにミスパスが目立ちました。新潟のプレスが激しいことを指し引いても、プレーを選択するときの余裕がなくなっているんです。これでは彼の良さは出ないですし、前線の攻撃陣にいい形でボールが入るわけがありません。正直、前半だけで交代させられてもおかしくなかった出来だと思いましたが、風間監督は後半に憲剛選手と組ませてピッチに立たせました。チームの浮沈を握っているポジションですから、彼の奮起に期待します。
 そしてこの試合、フロンターレが戦っていた、もう一つのプレッシャー。それは優勝争いのプレッシャーです。
 新潟戦は、このカードで唯一の7時キックオフのナイトゲームでした。選手も首位・浦和の勝利を知っている状態でキックオフを迎えたと思います。暫定で勝ち点差8ポイントが付いていました。引き分けではなく、勝って5まで縮めなくてはいけないというのは、少なからず選手のプレッシャーになっていたのでしょう。勝つ事でプレッシャーをかけたい立場のはずが、開始時間の関係で逆にプレッシャーを受けて臨む試合になっているわけです。
 そして先制点を奪われる展開になり、そして後半になってもうまくいかない時間帯が続くと、チーム全体がとてもナーバスになっているのが感じられました。そして自滅のような形で失点を重ねてしまいました。本当に強いチーム、優勝するチームは、そんなプレッシャーをも跳ね返していくものです。リーグ戦は残り7試合。優勝争いというプレッシャーを克服するための強い意志をしっかりと見せて欲しいと思います。
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 日本代表に選出された小林悠選手の原稿を書きました。
川崎F・小林悠が“エース”と呼ばれる日――。日本代表FWの才能を開花させた大久保・ジュニーニョの存在感
「ジュニは『俺を見ておけ』っていうタイプで、嘉人さんは『俺がやるから付いてこい』というタイプですね。ジュニはお父さんで、嘉人さんはお兄さんという感じです」
ジュニーニョと大久保嘉人という、偉大な2人のストライカーが小林選手に与えた影響について書いてます。シンガポールでのブラジル戦は、ジュニーニョもテレビで観戦しているかもしれませんね。... 記事を読む

等々力取材仙台戦〜負けない体験を積み重ねるということ。

 試合前に両クラブのマスコットが握手。
両手を差し出すふろん太に対して、片手で応じるベガッ太さん、さすがです。

 試合は1-1のドロー。
負け試合を土壇場で追いついての引き分け。勝ち切れませんでした。試合後のミックスゾーンは、なんとも言えない雰囲気が漂ってました。まず内容的に褒められたゲームではなかったこと。そして戦前は勝たないといけない試合だと位置づけていたので、勝ち点1では結果に満足できません。やはり勝ち点3が必要でした。
 ベンチ入り後、負けなし記録継続となった新井選手がミックスを通る時、「持ってるね」と、一応声をかけましたが、「勝たないとダメっす」と厳しい表情。当然だと思います。
 救いだったのは、首位・浦和が負けたことで、結果的に勝ち点差が5に縮まったということですね。もし浦和にお付き合いして敗戦していたら、本当にダメージが大きかったと思います。その意味で、大きい勝ち点1になったと言えます。勝ち点差5ならば、去年のサンフレッチェ広島がラスト2試合でひっくり返しました。残り8試合、まだまだわかりません。

 試合内容はというと、立ち上がりは悪くなかったと思います。
高い位置からボールを奪いに来た相手をうまくいなしながら、サイドのギャップを早めに突いて、相手のゴールを攻め立てていました。ただそこから時間が進むにつれて、相手のプレスの網に引っかかったわけでもなく、何でもないミスパスで相手にボールを渡してしまい、ややリズムがおかしくなりました。
 仙台の守備対応については、高い位置で奪いにいけず、自陣で引かされた展開になると無理せずにガッチリと構えます。ただパス出しの生命線である憲剛選手にはボランチの富田選手が、谷口選手には赤嶺選手がほぼマンマークでついたのも特徴ですかね。ボランチのリャン選手は、マークが外された味方のカバーしつつ、パウリーニョの上がりや下がって来た大久保選手を観るような感じでした。パウリーニョには自由にボールを持たせるような狙いも見て取りました。押し込まれたときは人数を割いて自陣でブロックを築きつつ、パスの出所となる選手にはマンマークにつく対応のため、大宮のようにパス交換では簡単に外せず、少しやっかいだったのは確かだったと思います。
  そんな中で生まれた前半の決定機。
パウリーニョのアーリークロスに、レナトが飛び込んだ場面、記者席からはクロスの弾道とそこにピッタリと合わせたレナトのタイミングがバッチリで、「これは入った」と思ったのですが、ボールはポストに弾かれました。そしてそのまま倒れ込むレナト。ボールはデッドしていないので、当然プレーオンです。
 失点場面は、その流れで生まれたのが悔やまれますね。
フロンターレとしては、レナトがいないことで、やや左サイドの対応が曖昧になったところもありました。そこを起点にされて、折り返しにウイルソン。ブロックに行ったジェシの外側から巻いてニアサイドに飛んだため、GK西部選手の死角になっていて反応が遅れました。あれはノーチャンスです。
 後半は[4-4-2]にシステム変更しながらビハインドを打開。
小宮山選手が左サイドバックに入れるまでの時間帯は谷口選手をそこに配置し、森谷選手もいたことで、ボールの出しどころを分散します。憲剛選手もボランチに下りたことで自由にボールを触れるようになりました。ハーフコートマッチが続きましたが、コレといった決定打が出せず。守る仙台もそこは割り切っていたと思います。ケガ明けの小林選手が不調だったこと、レナトが負傷交代してしまったこと、途中から入った森谷選手と小宮山選手もケガ明けでしたから、100%ではなかったと思います。アタッキングサードの窮屈さを最後まで解消できず。選手がイライラしているのが伝わってきました。
 終盤はジェシが前線にあがっていき、森島選手も投入。前節大宮戦とは逆に、「高さで解決しなさい」という風間監督からのメッセージです。もう、なりふり構ってられません。そして後半44分に憲剛選手のクロスに、森島選手の競り合い。記者席からは、ゴールキーパーの手をすり抜けて、ゴールネットにボールが吸い込まれていく軌道がハッキリと見えてすごく奇麗でした。そして地鳴りのような歓声が響く等々力。いやはや、凄かった。試合後の森島選手にゴールシーンを振り返ってもらっても、「無我夢中だったんで」との言葉を繰り返すのみでした。今シーズン、ずっと悩み続けていたデカモリシ、チームを救う一発でした。
 勝たないといけない試合だったのは間違いないです。ただ去年の等々力での湘南戦や鳥栖戦のような負けパターンにならず、こういう展開でしぶとく追いついたのも事実です。こういう負けない体験を積み重ねるのも大事です。ポジティブな勝ち点1にしようと思います。
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森谷賢太郎選手をピックアップ!

 本日はベガルタ仙台戦です。
二日前の25日、ロングインタビューをした森谷賢太郎選手のピックアッププレイヤーを川崎フロンターレのオフィシャルHPで掲載してもらいました。
 
「タマシイレボリューション」
(タイトルは、あえて賛否が出るように狙って付けました・笑。)
 思えば、移籍して来た森谷選手のプレーに強い変化を感じたのが去年6月の中断明けで迎えたナビスコカップ準々決勝ベガルタ仙台戦でした。第2戦となったアウェイのユアスタでは、彼は移籍後初ゴールも記録しています。あの前後で、森谷選手の中で何かが変わったように見えました。
 ある日の練習後、ふとした機会にそこを聞いてみると、「自分に足りないのは球際。そこを意識するようにしました」と語っていました。気にはなっていましたが、彼のことを雑誌などの記事で扱う機会もなかったですから、それほど深いところまで聞くこともありませんでした。
 そして今回のピックアッププレイヤー。
どういうテーマにするか悩みましたが、思い切って去年のあの時期のことを中心に聞いてみることにしました。森谷選手が胸の内に抱えていたのは、「これでダメなら、今年でサッカーを辞めようと思っていた」との思いでした。を読んでもらえれば、と。
この原稿提出後に、ケガで2週間ほど戦線離脱してしまった森谷選手でしたが、現在は全体練習に復帰をしています。今日の仙台戦もメンバー入りするかと思います。期待ですね。
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サッカーダイジェストに原稿を書きました。

 本日発売のサカダイことサッカーダイジェスト。表紙は日本代表ですが、川崎フロンターレの大特集も組まれております。

 僕は小林悠選手と大島僚太選手のクローズアップ記事、風間監督&全選手の小ネタエピソード集を執筆させてもらいました。
 小林悠選手と大島僚太選手の記事に関しては、最近は露出の多い2人なので、せっかく書くなら巷の紹介記事では語られていない切り口にしようと思いました。小林選手は、得点力向上の背景を大久保嘉人選手との関係性から分析した内容に。大島選手は、縦パスを繰り出せるようになって以降の現在は、横パスを選択肢に組み込んだことの変化について書いています。
 そしてもうひとつ。
フロンターレタイムズでは、風間監督&全選手の最近の小ネタを見開きで紹介しています。ピッチ外の話題中心ですが、これはこれで面白いと思います。実際の取材はかなり大変で、ブラジル人選手以外は、帰り際の選手にマンツーマンで「何か最近起きたタイムリーなネタをちょうだい」と、無茶ぶりして全員から聞き出しました・笑。
 ちなみに谷口選手は金髪ネタを聞いたのですが、原稿を提出した後に黒髪に戻してしまったというのが悔やまれます。今日の練習後、谷口選手に、「サカダイの金髪ネタ、あのまま載っちゃったよー」と伝えたら、「そうでしたねー、すみません」と、めっちゃさわやかな笑顔で言われました。さわやか過ぎたので、許す!
 他の選手も意外なエピソード満載だと思うので、興味ある方はぜひ読んでみてください。
サッカーダイジェスト 2014年 9/23号 [雑誌]/日本スポーツ企画出版社

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