昨日は麻生へ。
ホーム最終戦の前日取材です。いつもは前日に行うセットプレー確認を珍しく前々日の木曜日にやっていたので、「前日は何の練習をするんだろう?」と思っていたのですが、みんなでサッカーバレーをやって盛り上がっていました。リラックスして過ごすことも大事ですからね。連敗中ですから、選手にサッカーを楽しんでもらいたいという風間監督のメッセージなのだと思います。
夜からは立川のスポーツ居酒屋KITEN!でトークイベント「フロンターレと将棋が面白くなる120分」。
実は第2弾の今回は、価格も前回の2000円から3500円に大幅パワーアップさせてもらいました。内容には自信があったものの、この強気設定に加えて、11月末の忙しい週末に立川にお客さんがどれだけ集まるかかなり不安でしたが、無事に埋まって開催できました。
第1部はフロンターレ編。聞き手は、等々力のスタジアムDJ・こもりすみえさん。ホーム最終戦となる広島戦の展望をこんなボードでスタメン予想しつつ、
気になっているであろう、シーズンオフのあれこれなんかを話しました。特に大久保嘉人の残留舞台裏のエピソードのウケがよかったですね。
読んだ方もいると思いますが、今回の雑誌Numberに大久保嘉人が残留を決断した理由を語っていた記事が掲載されていました。残留発表した前夜に、中村憲剛、大島僚太、新井章太の4人で食事会をしていて、そこでフロンターレに残ること決めたと本人が明かしていた記事です。
この食事会に関して、中村憲剛、大島僚太、新井章太の3人それぞれに事後の取材をしていたら、実は驚愕の事実が判明しました。というのも、新井章太にそのときの話を聞かせてもらっていたら、帰り際のノボリこと登里享平がたまたま通りがかったんですよ。そうしたら、新井章太が
「キーマンが来ましたよ」
と一言。
「どういうこと?」と聞くと、その食事会というのは、大久保嘉人、中村憲剛、大島僚太、新井章太の4人ではなく、登里享平の5人で、しかも食事会のセッティングだったり、その場でサッカーの話を切り出したのは全部ノボリだったとのことでした。
そう、キーマンはノボリだったんです!にもかかわらず、Numberの記事では食事会のメンバーにいなかったという・・・それを伝えたら、さすがにノボリもビックリしてました・笑。
「僚太なんて途中で帰ったのに・・・・!」と地団駄踏んでおりましたね。ノボリらしいっちゃ、らしいけど。
・・・これ以上話してしまうと、お金を払って来てくれた方に申し訳ないので止めておきますが、そんな感じのエピソードをトークイベントでは盛りだくさんに話させていただきました。こもりさんもフロンターレの選手とのトークイベントでのエピソードやスタジアムDJの裏話も挟んでくれて面白かったです。
第2部は、サッカー好きのプロ棋士・野月浩貴七段をゲストに招いてのサッカーファンのための将棋観戦初級講座。
今回は駒の動かし方などは無視して、将棋を指すよりも「観る」のほうに力を入れて、「サッカー観戦するように将棋観戦するにはどうすればいいのか?」について、映像を使いながらレクチャーさせていただきました。ここは企業秘密です。野月さんもNHK将棋トーナメントの裏話をたくさんしてくれました。
第2部の後半では、本日発売したばかりのどうぶつしょうぎのサッカー版「どうぶつサッカー」のデモンストレーションをする予定だったのですが・・・・野月さんの滑らかな&面白トークで観戦講座が盛り上がり過ぎて気づいたら10時過ぎになってしまい、どうぶつサッカー開催は出来ず(9時半終了予定・笑)。120分のはずが、今回も150分のイベントになっておりました。
(※打ち合わせ中、野月さんにルールを教えてもらいながら、こもりさんと対戦しました。最初はボールばっかり動かしたがりますが、実はボールがない場所で、どうぶつの動きやスペースの活用法をどう工夫するのがコツです。サッカーファン、ハマルと思いますよ、これは)
イベントに最後に、野月さんから提供の「どうぶつしょうぎ」、「どうぶつサッカー」、著書を争奪するプレゼント大会で無事に終了しました。終わってからは店内では「将棋でサッカーが面白くなる本」の即売会もやっていたので、買ってくれた方にサインをしていたら、10時半に・・・そのまま店内で流れたファイフロをみんなで観たのは言うまでもありません。
今回もKITEN!さんで、すごく楽しいトークイベントができました。
ゲスト出演してくれた野月さん、今回も司会をしてくれたこもりさん、そして来場してくれた方々、どうもありがとうございました!
サッカーと将棋を掛け合わせる男として、今後も頑張ります!