アウターゾーンの続編が出てますよ。

先日、「今月、アウターゾーンの続編2巻が出るみたいです」と何気なくつぶやいたら、「2巻!?・・・っていうか、アウターゾーンの続編出てるんかい!」という反応をけっこういただきました。

 そうなんですよ。
「アウターゾーン リ:ビジテッド」という、下を噛みそうなタイトルで復活しています。
 アウターゾーン・・・懐かしい人は懐かしいと思います。
もう20年前になるそうですが、いわゆる600万部発行していた週刊少年ジャンプの黄金期に4年ぐらい連載されていた漫画ですから、知名度はかなりある漫画だと思います。
 ざっくり説明すると、毎回1話完結の短編ミステリーホラーと言ったところでしょか。もっと、わかりやすく説明すれば、世にも奇妙な物語ですね・笑。あんな感じで毎回いろんな登場人物による不思議な話が展開されていく物語です。タモリさん役の案内人が、ミザリーというお姉さんでした。
 こういうミステリーのショートストーリーものの場合は、登場人物が不幸な結末が多いんですけど、それを裏切ってハッピーエンドで終わるのが特徴でした。それこそ第2話の「幸運の首」なんて、当時読んでいて金持ちで終わる結末に驚いた覚えがあります。
 ドラゴンボールやスラムダンク、幽遊白書、ろくでなしブルース、ダイの大冒険のように看板争いをしていた漫画ではないですが、存在感はありました。バトルものがジャンプ漫画の王道、いわばストレートならば、アウターゾーンは変化球でうまく戦っていたタイプですよね。一話完結で取っつきやすいですし、あの時代のジャンプに4年も連載していただけあって、根強いファンがいたみたいです。僕も好きでした。単行本も持っていましたが、各話のつなぎページで作者がそのストーリーの裏話や思い入れを語っていて、それがけっこう面白かったんですよ。
この「リ:ビジテッド」の単行本でもそのスタイルが継承されていてgoodです。巻末には連載当時の裏話もありましたよ。2巻は今月16日に出るみたいです。
アウターゾーン リ:ビジテッド 1 (ホームコミックス)/ホーム社

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アウターゾーン リ:ビジテッド 2 (ホームコミックス)/ホーム社

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アウターゾーン 全15巻完結 (ジャンプコミックス) [マーケットプレイス コミックセット]/集英社

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堀江貴文さんの「ゼロ」を読んだぞ。

 年末年始はかなり集中的に読書をしたので、印象に残った本の感想を少しずつ紹介していこうかと思います。本日はこちら。
ゼロ―――なにもない自分に小さなイチを足していく/ダイヤモンド社

¥1,470
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 やたら売れているという堀江さんのゼロ。ホリエモンの著書は、わりとよく読んでいます。一度は会ってみたいと思っていたので、去年の夏はサイン会にもいきました・笑。


 内容的なことを言うと、これまで書いてきた著書と比べても、そこまで大差があるわけではありません。主張も同じです。
 ただ決定的に違うのは、本の中における「スタンス」ですね。以前までの著書は、「自分はこういう考えでやっている。でもそのスタンスが理解できないのならば、理解してもらわなくていいよ」ぐらいの感覚で伝えている印象でした。おそらくそれが彼に対する誤解を生んできた側面もあったかと思います。
 しかしこの本は違うんですね。
「今までは伝わらなかったであろう人にも、わかってもらうこと」に重点を置いています。そのために自分自身の実体験による過去や本音もかなり晒け出しています。それによって今までとは違った読者層にまで降りていって懇切丁寧に説明している。その結果、これだけのベストセラーになっているように思えます。
 自伝のように読めますが、この方の真骨頂は、やはり仕事とお金と時間に対する考え方ですね。「没頭することで好きになる」というメカニズムの重要性。自分もフリーランスで活動してますから、読んいでると励まされます。
ホリエモンの著書を食わず嫌いしていた方には、最適な一冊ですね。
ゼロ なにもない自分に小さなイチを足していく/ダイヤモンド社

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将棋の知識がゼロのサッカーファンにオススメはこちら。2014年の将棋デビューしたあなたにオススメです。
将棋でサッカーが面白くなる本―3日で理解できる将棋戦法入門/朝日新聞出版

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ミリオンジョーの2巻が出た。

 昨日買った漫画。

「ミリオンジョー」の2巻。
2巻が出ているのを2014年になってから気付きました。去年の10月には出ていたのね。モーニングで連載してる漫画なんですけど、不定期連載(?)なので、コミックスが発売したときの買い時を逃しやすい漫画ですな。平積みされてないと見落としてしまいますもん。
 この漫画をどう紹介すればいいのか難しいのですけど、漫画業界を舞台にしたサスペンス、になるのかな。国民的大人気漫画「ミリオンジョー」の漫画家の急死。しかし担当編集者とアシスタントがその事実をひた隠しにしながら、連載最終回まで続けようとするというストーリー。これがハラハラドキドキの展開で、グイグイと引き込まれます。
 2巻では、作者の書き残していた創作ノートをもとに担当者とアシスタントで「ミリオンジョー」の続きを描き上げるものの、結果は、人気アンケートの票を大きく落とす展開に。それによって編集長や同業者、読者から作品のクオリティに疑問の目を向けられることに。
・・・さて、どう乗り切っていく?
 
ミリオンジョー(1) (モーニングKC)/講談社

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ミリオンジョー(2) (モーニングKC)/講談社

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断固たる決意。

 実は年末にこんなものを買いました。

 流川くんのフィギュアです。もともと花道は持っていたので、二つ目です。足元の台座がちゃんとくっつくことに感心しました。ミッチーだけまだ未発売ですが、ゴリとリョータも発売されているので、湘北スターティングファイブを揃えて飾りたいものです。
The Spirit Collection of Inoue Takehiko スラムダンク …/ティーケー・ホールディングス

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The Spirit collection of Inoue Takehiko SLAM DU…/ティーケー・ホールディングス

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The Spirit Collection of Inoue Takehiko 宮城 リョータ/ティーケー・ホールディングス

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 フィギュアを眺めていたら、やっぱり読みたくなるスラムダンク。何年か前、ELTのモッチーこと持田香織さんが何かの番組で「毎年元旦に『スラムダンク』を全巻読んで1年のパワーを注入する」って言っていて、「それはいい!」と思ったので、僕も全巻を引っ張り出して読むことにしました。ちなみに1月1日は流川くんの誕生日なんですぞ。

 結局、二日間かけて読みました。
もう何十回も読み倒しているので、ストーリーはもちろん、細かいところまでかなり頭に叩き込んであるわけですが、それでも読むごとに発見があります。
例えばタイムリーなことでいえば、武里の監督はサンフレッチェ広島のキャラクター「こやのん」に似ているとか、沢北が「やられたらやり返せばいいんですよ・・・3倍にしてね」と言ってたりして、「おおっ・・・倍返しじゃなくて3倍返しか」とか思ったりね・笑。
 キャラクターではやっぱりゴリですね。リアルタイムで読んでいた中学・高校時代は流川好きだったのですが、大人になってからはゴリこと赤木憲剛キャプテンに熱いものを感じます。
 特に山王戦の回想で、ウソをついて教室でサボっていた部員を怒って投げ飛ばしてしまう場面。部員から「お前とバスケやるの息苦しいよ」と本音を言われて、思わず黙り込んでしまうんですよね。そしてその後、木暮くんが居残り練習していた体育館にゴリが戻ってくるのは、夕方ではなく夜になってからなんですよ。一体ゴリはその間、一人で何を考えていたのだろう・・・とか思うと、「ゴリー!!」と、涙が出そうになってしまいます。
全31巻を読んだ後は、「それから10日後」の黒板カードとDVDも鑑賞。

黒板カードって、わりと貴重なアイテムらしいです。もっと言うならば、僕はこの黒板漫画自体を生で観てますから!!(実は自慢)
年に1回、スラムダンクを読むのは良いですよ。まさに僕のパワーアイテムです。みなさんにもオススメします。今年1年、断固たる決意で頑張るぜ。
スラムダンク全31巻完結セット [マーケットプレイス コミックセット]/集英社

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最近読んだ本〜渡辺明竜王の「勝負心」

 最近読んだ本。
渡辺明竜王の「勝負心」。
$いしかわごうオフィシャルブログ「サッカーのしわざなのだ。」
将棋界の最高位である・竜王位を9連覇中の渡辺明3冠による新書です。トッププロとしての心構え、大事にしているスタイル、勝負に対する考え方などなど、プロフェッショナルとしての哲学を語っていますね。
 
 現在29歳の渡辺竜王。
中学生にしてプロ棋士となり、弱冠20歳で将棋界の最高位である・竜王のタイトルホルダーとなったことで、いろいろと気苦労も多かったみたいですね。この本の中では、そういったエピソードも垣間みれました。例えば挑戦者になった際、食事注文ではタイトルホルダーよりも高いものは頼んでは失礼に当たると思い、育ち盛りだけど食べたいものをグッと我慢した話とか、草履を履き間違えた事件とか・・・なかなか面白いです。
 そして一部で囁かれているように、この本は羽生善治三冠へのリスペクトに溢れている内容にもなっています・笑。
 なにせ第2章が「羽生さんという棋士」、第3章が「羽生世代との戦い」ですからね。「羽生さんは生きる教材」「羽生さんに勝ってこそ、真の竜王」、などなど、渡辺竜王は本当に羽生さんを尊敬しているんだなぁ、と思わされる内容です。やはり別格なんですね。
 新書ですし、将棋ファンだけではなく、将棋に詳しくなくても読みやすいように書かれているので、オススメ度は高いです。
 
 まさにいま、森内名人との竜王戦7番勝負の最中です。取材させてもらった縁もあり(しかも良い人だった!)、個人的にも応援しております。サッカーファンでもありますよ。
勝負心 (文春新書 950)/文藝春秋

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明日対局。/マイナビ

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頭脳勝負―将棋の世界 (ちくま新書)/筑摩書房

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情熱大陸×羽生善治・渡辺明・佐藤康光・谷川浩司 [DVD]/ジェネオン エンタテインメント

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「サッカーマガジンZONE」と「リアル」の13巻。

最近買った雑誌。「サッカーマガジンZONE」
$いしかわごうオフィシャルブログ「サッカーのしわざなのだ。」
月刊化の第1号ということと、天野部長と大久保選手の特集記事があるということもあり、買ってみました。
 宮本恒靖さんが特別編集長なわけですが、ページを開いてみると、対談に登場していた人物が廣山望さんでビックリ。Wowow絡みの取材記事だったみたいですね。ただ新創刊のサッカー雑誌の対談に廣山さんとは、すごいチョイスですな。
 廣山さんは、他のサッカー選手とは違うものを見てきている人だな、と感じるタイプでした。プレイヤーとしては、Jリーグだけではなく、南米のパラグアイから始まり、ブラジル、フランス、ポルトガル・・・そしてJリーグを経て、最後はアメリカでプレーしていましたから。取材していても「この人、頭良いな」と何度も思わされましたし、人間としても魅力を感じる人物です。廣山さん、今はバルセロナで生活しているみたいです。相変わらず、独自の道を歩いてますね。
 天野さんの特集記事は、どちらかといえば、フロンターレの企画をあまり知らない人向けの内容でした。
サッカーマガジンZONE 2014年 01月号 [雑誌]/ベースボール・マガジン社

¥840
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$いしかわごうオフィシャルブログ「サッカーのしわざなのだ。」
リアルの13巻も買いました。
毎年リアルの発売時期になると秋を感じるのですが、最近は冬を感じるようになってるのは気のせいでしょうか。小さいクリアファイルが付録でついてきていました。
今回は車いすバスケ漫画というよりは、プロレス漫画ですね。もちろん、井上先生が伝えたいことは、もっとその奥にあるのでしょうけど。白鳥の生き様を通じての部分ね。
REAL 13 (ヤングジャンプコミックス)/集英社

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REAL (リアル) コミック 1-12巻 セット (ヤングジャンプコミックス)/集英社

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最近読んだ本「カンブリア宮殿 村上龍の質問術」

最近読んだ本。
「カンブリア宮殿 村上龍の質問術」
いしかわごうオフィシャルブログ「サッカーのしわざなのだ。」
 毎週木曜22時に放送してるカンブリア宮殿。
ざっくりと言うと、様々な逆境を乗り越えて成長してきた有名企業の社長を招いて、成功の秘訣をいろいろ聞く番組です。その企業ならではのビジネスの考え方、視点を知ることができるので、毎週欠かさず観ております。
 この番組でなにより感心するのが、インタビュアーである村上龍さんの質問の技術。これがとても高いんですよね。自分もインタビューする機会があるので、ついついそういうところばかりを見てしまうのですが、この番組で村上龍さんが行うインタビューは、ひとつひとつの質問が練られており、社長の会話との間合いの取り方もとてもうまい。すごく勉強になるんです。
 この本では、カンブリア宮殿での村上龍さんがどういうプロセスで質問を組み立てているのかを明かしている本なんです。
大きく分けると5回のプロセスに分かれている模様。
1:ゲストが決まったら、一般的な評判や印象など、漠然としたイメージを持つ段階。まだ資料は見ない。
2:スタッフからの資料に目を通して、ざっと目を通すものと読み込むものを分類。資料によっては後回し。経営者のインタビューや自伝など考えかたのわかるものも読む。全てを読んで、番組全体の核となる質問を考える。
3.想定質問を作り、それを組み込んだ台本を見つつ、番組VTRを見て台本に書き入れる。
4.収録当日に小池栄子さんも交えてのミーティング。小池栄子さんの視聴者目線、女性目線から質問で、新しい質問が生まれることもあるそうです。この番組は小池栄子さんの立ち位置も良いですよね。
5.収録中に重要な質問が浮かぶことも。タイミングを見て聞いてみる。
 本の中では、これらのプロセスが実際の番組でどうやっていたかを紹介してます。どうしてこういう疑問を持ったのかなど、村上龍さんの頭の中もよくわかりますね。それ以外にも、「ユーモアやリスペクトを忘れない」などの心構えの部分なんかも明かしています。文庫本なので読みやすいです。
・・・・しかしこんな本を発売してしまうとは・・・やはり僕みたいに「この番組の村上龍さんの質問はうまい!」と思っていた人が多かったってことですよね。
カンブリア宮殿 村上龍の質問術 (日経文芸文庫)/日本経済新聞出版社

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カンブリア宮殿 村上龍×経済人 社長の金言 (日経ビジネス人文庫)/日本経済新聞出版社

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カンブリア宮殿<特別版> 村上龍×孫正義 (日経プレミアシリーズ)/日本経済新聞出版社
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カンブリア宮殿 村上龍×経済人 社長の金言2 (日経ビジネス人文庫)/日本経済新聞出版社

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カンブリア宮殿 村上龍×経済人1(日経ビジネス人文庫) (日経ビジネス人文庫 ブルー む 2-2)/日本経済新聞出版社

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カンブリア宮殿 村上龍×経済人2 できる社長の思考とルール (日経ビジネス人文庫)/日本経済新聞出版社

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カンブリア宮殿 就職ガイド――村上龍×73人の経済人/日本経済新聞出版社

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フェニックス2~「ガイアの夜明け」「カンブリア宮殿」「未来世紀ジパング」サウンドトラック~/BounDEE by SSNW

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週刊サッカーマガジン最終号とサカマガイズム。

 先週買った雑誌と本。
いしかわごうオフィシャルブログ「サッカーのしわざなのだ。」
 サカマガ編集長・北條さんの巻頭コラムをまとめた単行本「サカマガイズム」を読む。4年分のコラムなので、ボリュームたっぷり。
4年前の話題なんかは、さすがに今振り返ると、懐かしく読めますね。ちょうど4年前だと、南アフリカワールドカップを翌年に迎えた時期におこなったオランダ遠征での「世界には完敗」、「前半は通じた」、「前半の戦い方を継続できれば」などなどの議論なんかは、今月のオランダ遠征を控えているだけに興味深かったりします。
北條さんの視点と論理展開は好きなので読んでいて飽きないのですけど、4年分ですから、さすがに読み切るまでは時間がかかりそうです。堪能します。
 そして週刊サッカーマガジンが、先週で「週刊」雑誌としては最終号を迎えました。
 サッカーメディアの老舗中の老舗ですから、サッカーファンだけではなく、サッカー関係者、サッカーメディア関係者にも愛着の強い媒体でしたから、本当に寂しい限りです。僕も何度か寄稿させていただきましたが、自分のクレジットでサカマガに原稿が掲載されたときはうれしかったですし、その号はいまだに記念に取っているほどです。
速報性ではネットメディアや週三回発行のエルゴラがあり、じっくりと読ませる読み物ならば、Numberやサムライ・サッカーキングや隔月のサッカー批評などもあるため、確かに週刊発行のペースだと雑誌としての立ち位置が難しくなっていたことは容易に想像できますが・・・それにしても寂しいですね。
 この最終号にインタビューで登場する稲本選手はさすがですね。自身の代表時代について、詳しく語っています。現在からの振り返りなので、興味深いです。
 現場で会うサカマガの関係者から事情を直接聞いたところ、月刊化は夏ぐらいには決まっていた話とのことでした。今後は編集部も作り手も変わり、全然違うスタイルの雑誌になるらしく、「月刊でリニューアルします」というレベルではないみたいです。編集長も宮本恒靖さんですし、確かに予告を見ると全然違う雑誌に生まれ変わりそうな印象ですね。どうなるんでしょうか。
 先週はあの「ドーハの悲劇」が起きた20年後でもありましたからね。そのタイミングでサカマガの最終号が出る・・・・なんとも言えない巡り合わせです。
サカマガイズム/ベースボールマガジン社

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サッカーマガジン 2013年 11/12号 [雑誌]/ベースボール・マガジン社

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正しいバルサの目指し方 (サカマガトークJAM)/ベースボールマガジン社

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