最近買ったもの。
「べしゃり暮らし」の最新刊16巻と「Number」の最新号。
べしゃりは、MMCの2回戦になってから、芸人同士の足の引っ張り合いであったり、この一発勝負の舞台を勝ち抜くための戦略的な部分も出てきました。
べしゃり暮らしの持ち味は台本を脱線したアドリブにありますが、これはハイリスク・ハイリターンなスタイルです。そこで一発勝負のコンテストでは、このアドリブによるリスクを極力無くして、台本通りの漫才をしようとするかどうか悩む・・・サッカーの試合でも「勝ち点を取る為の現実的な戦い方」という言い方をされるサッカーがありますが、そういう葛藤に近いものがあるのかもしれませんね。
べしゃり暮らし 16 (ヤングジャンプコミックス)/集英社
¥590
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べしゃり暮らし コミック 1-15巻セット (ヤングジャンプコミックス)/集英社
¥8,799
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この漫画に出てくるMMCのモデルは、島田紳助氏が主催したM-1グランプリだと思いますが、島田紳助氏が「4分間しかないM-1で勝つ為の漫才構成法」をあるDVDで話していて、実に興味深かったのを覚えています。要は、M-1はちゃんとM-1用にカスタマイズしないと勝てないコンテストだという話なのですが、ネタうんぬんじゃなくて、プロの漫才師はこういう分析をして戦略を練り、コンテストに挑んで戦って勝とうとしているのか、と感動した覚えがあります。
このDVDの中で、そのことを2時間語ってます。個人的には、ビジネスの考え方にも役立つDVDだと思ってます。そのぐらい面白い。
紳竜の研究 [DVD]/アール・アンド・シー
¥6,090
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「Number」の最新号は、20年前の「ドーハの悲劇」特集。あれはもう20年前ですか。数年前、柱谷テツさんが「いまだに10月になると、ドーハの頃の夢を見るよ」とおっしゃってました。そういうことなんでしょうな・・・そして、きっとこれからも語り継がれていくのでしょう。
Sports Graphic Number (スポーツ・グラフィック ナンバー) 2013年 …/文藝春秋
¥550
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Posts in the 書評 category:
サッカー批評『サッカーメディアを疑え」とTVブロス。
天皇杯の取材に出かけようとしたら、自宅のポストにサッカー批評の最新号が届いておりました。ありがとうございます。今回のテーマは「サッカーメディアを疑え」。サッカーの現場取材をしているものとして興味深いです。楽しみに読みます。
そしてもう一冊。
TVブロスが「あまちゃん」総特集でした。クライマックスが近いですからね。
「寿司屋の大将の梅さんがピエール瀧なのは、やはりど根性ガエルに出てくる寿司屋の梅さんから来ていて、ただクドカンは小池徹平の役名がど根性ガエルの主人公と同じヒロシなことに頭が回らず、ピョン吉のTシャツを着せなかったことに本気で悔やんでいた」とかネタが濃いです・笑。
サッカー批評(64) (双葉社スーパームック)/双葉社
¥1,200
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あまちゃん 完全版 Blu-rayBOX1/TOEI COMPANY,LTD.(TOE)(D)
¥18,060
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あまちゃんファンブック おら、「あまちゃん」が大好きだ!/扶桑社
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あまちゃん 完全版 Blu-ray BOX 2(Blu-ray Disc)/能年玲奈
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あまちゃん 完全版 Blu-rayBOX3<完>/能年玲奈
¥22,575
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やべっちF.C.マガジン発売しました〜中山雅史という生き方。
やべっちF.C.マガジンが昨日発売になりました。
中山雅史さんのロングインタビューなど、いろいろと記事を担当させてもらいました。番組でオンエアされて話題になった内田選手と名波さんの対談も詳しく掲載してますよ。
中山雅史さんのインタビューは、個人的にも面白かったですね。
ストライカーとしてどう生きてきたのか。テクニカルな部分も含めてかなりコアな話も聞かせてもらったのと同時に、長年気になっていて聞きたかった疑問も色々と聞かせてもらいました。... 記事を読む
学研から「Jリーグあるある100」が出ます!
8月20日発売の「Jリーグあるある100」が届きました。
最近、本屋さんでよく見かける「あるある本」のJリーグ版です。サッカー版ではなく、Jリーグネタだけで一冊の本になっております。それも元Jリーガー、女子サポ、J2サポ、そしてJリーグ番記者など、Jリーグネタをさまざまな角度から面白おかしく語っています。なかなかいい切り口だと思います。
実はわたくし・いしかわごう、この本の中のJリーグ番記者による「記者あるある」に登場させてもらいましたーーー!FC東京番記者の後藤勝さんとの対談で、取材現場での「あるある」をあれこれ語っています。ちょっと・・・いや、かなりマニアックですね。紙面では僕のあのソフトな語り口が伝わらないのが、とても残念ですが(どこが?)。
まだ発売前なので詳細は触れませんが、「元Jリーガーあるある」での小倉隆史さんと前園真聖さんが明かす、Jリーグ開幕時の監督だった松木安太郎監督と加茂周監督の伝説はめっちゃ笑えます。
発売は来週8月20日なので、本屋で見かけた際にはぜひ手に取ってみてください。950円です。
Jリーグあるある100/学研マーケティング
¥998
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サッカー部活あるある100/学研パブリッシング
¥998
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ミリオンジョーの第1巻が出た。
最近、読んだオススメの漫画です。
モーニングで連載中の人気漫画の第1巻が発売されました。ミリオンジョーです。
社会現象を巻き起こしている超人気少年漫画を連載している漫画家が急死。ただそれを世間に隠蔽し、担当編集者とアシスタントだけで連載を続けていこうとする、という物語です。
漫画界を描いたストーリーとはいえ、毛色がだいぶ違ってサスペンス風味ですね。作者が書き貯めていたネタ帳をもとに、ネームを書き起こして、漫画を完成させ、編集長の目をごまし、読者のネット上の反応をチェックし・・・と、ドキドキする展開に引き込まれます。
設定としては、一応タイトルは伏せますが、「もしワン○ースの作者が亡くなったら」という物語ですよね。ところどころに、この漫画の設定や取り巻く状況を認識させるような描写が多いですから。ただいくら作者に干渉しなかった編集者だったとはいえ、初版500万部突破する社会現象を巻き起こしている漫画の内容や設定を、担当者が深く把握していなかったというのは、さすがにない気がしますが・・・。
ただ続きが気になる面白さは抜群です。オススメします。
ミリオンジョー(1) (モーニングKC)/講談社
¥620
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最近買った漫画本。
最近買った漫画。
それぞれグラゼニ、ジャイキリ、リンの最新刊です。
グラゼニは、シーズンオフの年俸交渉の話。プロ野球では代理人がついてないこともありますし、契約更新時に記者会見をしたりするので、それはそれで面白いですよね。個人的には、カレンダーの人選の回がウケました。よくこのネタだけで1話作ろうとしたもんだわさ。
・・・というか、もう11巻なんですね。早いわ。
グラゼニ(11) (モーニングKC)/講談社
¥600
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ジャイキリは椿の五輪代表編。
代表に選ばれた椿をテレビの前で応援するETUサポーターの雰囲気がいいですね。代表での初プレーを見守るクラブサポーターの気持ちって、こんな感じですよね。うんうん。
あと非公開練習の後に、選手たちからどうやってコメントを聞き出すのかを記者が誘導尋問の作戦を練るくだりは、妙にリアルでしたねぇ・笑。このへんは選手もモロに経験が出ますから。
GIANT KILLING(28) (モーニングKC)/講談社
¥590
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リンは第2巻。
漫画家デビューを目指す高校生の話・・・・と見せかけて、実はただの漫画家マンガじゃない感じですね。壮大なミステリーになっているんでしょうか。今後が楽しみです。
RiN(2) (KCデラックス)/講談社
¥590
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グラゼニ コミックセット (モーニング KC) [マーケットプレイスコミックセット]/講談社
¥価格不明
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GIANT KILLING (ジャイアントキリング) コミック 1-24巻 セット (モーニン…/作者不明
¥価格不明
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RiN(1) (KCデラックス)/講談社
¥590
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サッカー批評が出ました。今回は「サッカー監督の正しい叩き方」。
サッカー批評、最新号が出ました。
今回のテーマは「サッカー監督の正しい叩き方」
その中の「Jリーグ監督の処世術を読み解く」という特集で川崎フロンターレの風間監督の原稿を執筆させてもらいました。
今年のJリーグで、風間監督ほどシーズン序盤と現在で周囲の評価がこれほど変わった人もいないかもしれません。未勝利が続いた4月のどん底の時期は、スタジアムの雰囲気含め、サポーターからもかなり手厳しい意見が多かったと思います。
ただ風間監督のスタンスって批判されているときも、評価されているときもさほど変わらないんですよね。つい最近も、風間監督に「最近は、周囲の評価もだいぶ変わったんじゃないですか」となんとなく水を向けてみたのですが、「俺はまわりの評価は気にしないから」と、相変わらずな感じでした。勝ってるときぐらい「まぁな」ぐらいは言ってくれると思ったのですが・笑。
たぶん自分の中に確固たるものであり、断固たる決意(スラムダンク的表現)があるんでしょうな。そしてもっともっと上を目指しているのでしょう。
サッカー批評(63) (フタバシャスーパームック)/双葉社
¥980
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最近、昨年の監督就任時の会見を読み直してみたのですが、今読むと、これがなかなか興味深いです。
4/24 風間八宏監督就任記者会見[全文]
「正確性はスピードに変わる」、「ボールを失わないサッカー」、「どう勝つかにこだわる」など、現在のピッチで表現されているサッカーの理解に役立ちます。
ちなみに「監督の理想のサッカーは?それは何対何?」と問われた際にはこう答えているんですよね。
「正直言うと、理想はありません。なぜかというと、それは選手の中で決めることで僕がやることではないですから。一番は、もちろん90分間ボールを持ち続けて選手が楽しんでやること。球技である以上、ボールを持たずに考えることはないですよね。例えば手でやるスポーツで、ボールを持っていない、ボールを取られることを考えるスポーツはないですよね?だから堂々と自信を持って、ボールを持つサッカーをしていって欲しい。そのなかで選手たちの発想が出てくる。何対何というのはありません。その中で僕があれそっちに行くのと思うことがあって、まったく違う方向に行っても、それでとんでもない結果を出してくれればそれは面白いと思う。元から当てはめる気もないですし、彼らが作っていくものにもっともっと大きくしていこうと考えています。それが僕の理想だと思っています。」
つまり、風間監督は「理想はない」って言い切っているんですよね。だって「プレーするのは自分じゃなくて選手なんだから」と。勝てない時期は「理想論」とよく批判されてましたが、実は本人は「理想はない」って最初に言っていたところが、今読むと興味深いです。
さて明日は首位・大宮戦。
首位ということは、今日本で一番強いチームです。そんな相手にどんなサッカーを見せてくれるか。楽しみですね。... 記事を読む
最近読んだ漫画「RIN」。
最近読んだ漫画。
「RIN」の1巻。
「BECK」や「ゴリラーマン」の作者で知られているハロルド作石先生の作品。漫画家を目指す少年の話です。主人公の性格といい、まずは少年誌の漫画賞に熱心に投稿したり、出版社に持ち込んだりと、1巻を読む限りではどうしても「バクマン。」を思い出させるようなスタートですが、ハロルド作石先生の作品なので、たぶんこれから全然違う話に展開していくんでしょうな。
闘Aまんがまつりが近づいてきましたね。
僕も気持ちを高めていこうと、自宅にあった塀内先生のサッカー漫画・コラソンを読みふけってみました・笑。
ちなみに巻末のおまけ漫画で、ジュニーニョや天野部長のことが出て来る巻もありますぜ。8巻だったかな。
コラソン サッカー魂(8) (ヤングマガジンコミックス)/講談社
¥580
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今回の闘Aまんがまつりについて塀内先生がHPで描いてます。
『アマノの空」
これを読んだ天野部長、感動のあまり涙ぐんでしまったそうですよ(本人談)。
僕がバナナを売って算数ドリルをつくるワケ (単行本)/小学館
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RiN(1) (KCデラックス)/講談社
¥590
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