おだやかじゃない余震続き。

 おだやかじゃない余震が続いていますね。
僕が日々の生活を営んでいる地域なんぞ、東北地方に比べたらたいしたことない震度ですが、それでもまわりのケータイの緊急地震速報がけたたましく鳴り響くと、ドキっとしますからね。
 今日はフロンターレの練習取材に行ってきたのですが、プレスルームでもまわりの記者さんの地震速報が一斉に鳴り始めるし、慌ててクラブハウスから飛び出す選手もいましたもん。もしこれが何万人もいるスタジアムでいっせいに試合中に鳴り響いたらとか思うと、想像するだけで「・・・・」と思ってしまいますわ。
 帰りは某所でモロモロの打ち合わせやネタ出しをしていたら、某ケーブルテレビ番組のディレクターと意気投合。気づいたら「新番組の企画もいろいろ考えているんで、ぜひ協力してくださいよ」との流れになってました・・・なんでやねん(笑)。
 まぁ、本業に差し障りのない範囲でひさびさに放送作家の仕事もしていこうかなーとも考案中。やりたいことが増えるのはいいことですしね。お金も稼ぎたいしな。
ちゃんとオファーが来てから考えようっと。... 記事を読む

今日のエルゴラ。

$いしかわごうの「サッカーのしわざなのだ。」
 2週間後の再開幕に向けた全カードの先取りプレビュー特集でした。表紙では中村ケンゴ選手と関口選手が一番大きく掲載されております。
プレビューでもフロンターレ対仙台戦がメイン扱いです。見開き特集で、フロンターレのページだけで1ページありまっせ。
$いしかわごうの「サッカーのしわざなのだ。」
全カードのプレビュー掲載の割には、妙に依頼された原稿のボリュームがあるなと思ってフガフガ書いていたのですが、そういう理由だったみたいです。
僕は、チームの現状分析とコラムを2本ほど執筆しております。コラムのテーマは「再開幕に注目すべき男」で、ジュニーニョについて書いております。戦列復帰したジュニーニョを、相馬監督がチーム戦術にどう組み込んでいくのか。その問いについて、ある日の練習風景から考察しております。ガンバ担当・下薗さんによるガンバ戦の練習試合レポートも掲載されておりますよ。
 ちなみにエルゴラは今号で997号でした。
・・・1000号記念で何かやるんだろうか?(僕は何も知らされてません・笑)。
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最近、コンビニで買ったハッピーターン。
$いしかわごうの「サッカーのしわざなのだ。」
ハッピーパウダー200%のハッピーターンに、付属の100%相当の粉末を加えてシャカシャカすると、なんと300%のハッピーターンが完成するという商品になってます。300%って・・・すごいことになっとるがな。
300倍の重力で身体を鍛えているベジータか、お前は、って言いたくなりますよね。
なりませんけど。... 記事を読む

実写ドラマの話。

 昨日の話なんですけど、ドラマ「熱中時代」を見ました。
すんごい懐かしいですね。自分が幼い時、それこそ幼稚園に入学する前とか、そういう年頃に見た記憶がある先生ドラマですもん。金八先生みたいに続編シリーズも見かけなかったので、最近の子は知らないだろうに・・・僕もドラマの内容は覚えていないけど、「♪僕の先生は~(フィーバー) 嵐を巻き起こす~」の主題歌だけはきっちり覚えているというレベルですからね。
 教師役を佐藤隆太が演じていて、北野先生(水谷豊)の生徒だったという設定だったんですね。佐藤隆太は、「ルーキーズ」以来、熱血教師役がすっかり板についてきてますな。松下奈緒が同僚役をしていたので、「アリナミンVのCMコンビじゃねーか」と思ったら、ドラマのスポンサーで、ちゃっかり特別CMまで作っていてウケました。ドラマとしては、まぁまぁ。おれも「いいところ見る眼鏡」をかけていこうと思いましたくらいかな。
 佐藤隆太が出ていた「ルーキーズ」で思い出しましたけど、漫画を実写化する場合って、よくミスキャストを指摘されるじゃないですか。
 最近だと、こち亀の実写ドラマ化で両さんこと、両津勘吉を香取慎吾が演じることになって、原作ファンから、批難轟々だったのは、記憶に新しいところ。
 僕も正直、「なんで両さんを香取慎吾が???ラサール石井でいいじゃん」とかなりの疑問でしたから。実際、ドラマもコケましたよね、数字的には。
 でもこれって、マーケティング的には成功だったらしいんですよ。
なぜか。というのも、もともとこのドラマ化での集英社の狙いと言うのは、自分らのようなジャンプを読んで育ってきたような野郎どもにいまさらこち亀を知ってもらうためのものではなく、今まで原作を一度も読んだことのないような層・・・つまり、若い女性層の市場を開拓するための戦略だったから。だったら、両さん役に香取慎吾が起用されるのも納得ですよね。ラサール石井だったら・・・若い女性たちが見るかというと、かなり難しいですもんね(苦笑)。
 この話を知ってから、少年漫画の実写化でジャニーズが起用されるのも、理解できるようになった気がします。確かに、往年のマニアが喜ぶキャストにしても、単行本の売り上げはあんまり上がらないですからね。「あしたのジョー」とか「GANTS」も納得でしたわ。
 この発想は、いろんな分野で応用できる気がします。... 記事を読む

サカナクションのライブDVDを見た。

  サカナクションのライブDVDを見た。
2月に出たばっかりの初回限定版3枚組DVD。値段は8400円。買うのに躊躇する金額だったけど、めったなことじゃないとライブDVDを買わない自分が、思わず買ってしまった逸品だ。
$いしかわごうの「サッカーのしわざなのだ。」
 サカナクションは北海道出身の5人組ロックバンド。バンド名は「魚」と「アクション」を組み合わせた造語で、「ミュージックシーンの変化を恐れず魚の動きのように軽快に素早くアクションしていく」という意味から来ている。
 彼らに惹かれたのは、その音楽性に加えて、ヴィジュアルにもかなりのこだわりを見せていること。去年発売された「アルクアラウンド」という曲のPVを見ていたら、5分以上ある曲をワンカメで撮影していて、その歌詞を立体的な物体で登場させる手法に、すっかり目が釘付けになってしまった。なにより新しいことにとことんトライしようとする姿勢に好感が持てた。

 その中心にいるのが、作詞・作曲を手がけるメインボーカルの山口一郎。
その眼ヂカラがすごい。物事をまっすぐと見据える印象だ。そしてメンバーから父親的な存在と言われているだけあって、プロデューサー的な視点もすごく持っている。
 PVだけではなくライブを見てもステージでの新しい見せ方にチャレンジしているのだけど、「バンドは5人だけど、関わっているスタッフ全員がバンドだと思っている。僕はチーム・サカナクションと呼んでいる」と言っているだけあって、その演出についてすごくこだわりを見せている。
 このライブDVDの3枚目の映像には、その様子が収録されているとの触れ込みだった。ツアーのドキュメンタリーだけではなく、ライブ当日のリハーサル風景や打ち合わせなどのメイキング映像(それを副音声で本人らが解説)で、そこにはステージ上の演出に細部までこだわりを見せる山口の姿が映っていた。それも自分たちの要望だけを舞台スタッフに伝えたりするのではなく、彼らとのディスカッションを通じて、一緒に練り上げている姿だった。想像以上に見ごたえあるボリュームだった。
 最後に、ナイトフィッシングをしながらメンバーの山口と江島が語り合う映像が入っていた。ただ釣りをしながら、その合間に雑談しているかのような光景なんだけど、実際には自分たちの音楽について、ものすごく濃い中身の話をしていた。
$いしかわごうの「サッカーのしわざなのだ。」
山口「まわりから求められているものは、俺の中では2種類ある。リスナーが求めているだろうものと、メンバーやスタッフが求めているであろうもの。外からの目線がふたつある。そして自分の中にあるものがひとつ。そのみっつを組みあわせて自分のなかで、次にどのヒストリーにするのかをものすごく意識している」
江島「それって割合的にはどのくらい?」
山口「状況による。『アルクアラウンド』のときは、まわりが求めているものがすごく大きかった。リスナーが一体サカナクションのどういう部分を求めているのかを分析する割合が多かった。それは『アイデンティティ』までかな」
江島「あれは?『目が明く藍色』は?」
山口「あれは俺がやりたいと思ったことと・・・特殊なんだよね。ひとつ、自分のなかで決着をつけたかった。自分が好きなものをとことん作って、リスナーやスタッフがどう思うのか。その反応を確かめたかった」
江島「『目が明く藍色』は自分の割合が多いんだね」
山口「おれは出来上がったときに、こんな曲は二度と書けないと思ったし、今の自分たちをこれだけ説明しているものはないと思った。これは本当に達成したと。自分の一章節が終わったと思った・・・・でもイマイチ売れなかった(笑)」
・・・・いやー、テーマの中身が濃過ぎるでしょ(笑)。山口一郎の頭の中を少しだけ覗けたような気がしたぜ。
なによりDVDを観て、サカナクションのライブ行ってみたいなと思った。ちょっと、いや・・かなり注目してみます。
SAKANAQUARIUM 2010 (B)(C)(D) [DVD]/サカナクション

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SAKANAQUARIUM 2010(C) [DVD]/サカナクション

¥4,200
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今日のエルゴラ。

本日のエルゴラ。
えぇ、そうです。ジャイキリのアニメにも最終回で出てきたっぽい、お馴染みのピンク色サッカー専門新聞です。
$いしかわごうの「サッカーのしわざなのだ。」
等々力で行われた川崎フロンターレ対横浜FCの復興支援マッチは、カラー記事で掲載してもらいました。たぶん、キングのチカラですね。知らないですけど。僕はマッチレポートとフロンターレのコラムを執筆。コラムでは、中盤で縦のコンビネーションを確立しつつある、中村選手と柴崎選手による関係について触れてみました。なお試合終了後にフロンターレの選手は、アリーナで避難生活をしている被災者への炊き出しを行ったので、記者対応はその帰り際にしてもらったんですけど、みんなが一斉に出てきたもんだから、コメントを取るのが何気に大変でした。
 ひさびさの等々力だったわけですけど、無料とはいえ1万5千人も入って雰囲気が良かったです。この日だけで1000万円以上の義援金が集まるのも素晴らしいですわ。桜が咲いているこの時期の等々力周辺は、取材していても一番気持ちがいいので、好きだったりします。リーグ再開となる23日は、また等々力ですからね。そのときは桜が満開だといいな。
 さて今週もやることがたくさんあるな。
こういう非常事態になったことで、今年自分がトライしようとしていた物事もなかなかうまく進まないんですけど、もう一度ネジを締め直してやっていきますわ。... 記事を読む

水曜どうでしょうの最新作

 昨日は頼まれていた原稿を書いていたら、なんだかんだで丸一日かかってしまったなー。
書き終わってからゴハンを食ってー、ブログを更新してー、とリラックスして過ごしていたら、金八先生が涙の卒業式を迎えていて、その時間帯の裏でガキ使の山崎邦正が「山ちゃんは辞めへんでー!」と叫んでいたのを見届けていたら日曜日終了してました。
 なんだか最近は、意識的にテレビ番組をよく見るようにしてますね。
少し前までは時間がもったないのであまりテレビを見ないようにしていたんだけど、震災のニュース番組ばかり見ていると、どうしてもその日ずっと引きずってしまうので、日常を感じられるような番組も見るようになってます。
 ちなみに昨日見たのはこれ。
$いしかわごうの「サッカーのしわざなのだ。」
4年ぶりの「水曜どうでしょう」の最新作。だてに「エルゴラの大泉洋」と呼ばれていないからね、おれ(いや、呼ばれたことないけど)。北海道にいる姉から、録画したブルーレイで送ってもらってんだけど、震災でゴタゴタしていて、見るのをすっかり忘れていました。今回は高知への旅。藤野Dと嬉野カメラマンの無線を受けてバイクを走らせながら、大泉が「どうでもいいコミュニティーラジオを聴きながら走っている感覚があるね」とか、相変わらずのやりとりでした。
 当然ながら、毎週続きもみたくなります。実は「ひかりTV」のオンデマンドHTBチャンネルでオンエア後、すぐに視聴できるのだけど、1回の放送を見るのに350円かかります。30分番組に350円は・・・さすがにちょっと躊躇するわ(笑)。
 ちなみに今日のエルゴラに「ACLの勝因と敗因と、ここだけの話」という本の書評を書いております。鹿島担当・田中滋さん、J’s GOALの川崎F担当・江藤さんとか、去年までのエルゴラ・ガンバ担当・永田くんなどが登場している、ACL取材経験のある担当記者による対談本です。よろしければ、ぜひ。
ACLの勝因と敗因と、ここだけの話/江藤 高志

¥1,050
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いまどきの戦隊ヒーロー。

 日曜の朝、早く起きたのでテレビを付けていたら、戦隊モノの番組が流れてきた。
今の代は、「海賊戦隊ゴーカイジャー」というヒーローらしい。「ふーん、ワンピース人気にあやかって、海賊にしたのかな?」とか横目で冷やかに眺めながら、ノートパソコンで作業していたのだけど、なんか主人公たちのキャラクターに違和感を感じる。金に貪欲で、かつヒールなのである。
 「海賊だからとはいえ、そういう性格なのか」とか思いながら見ていたら、さらにその戦い方にビックリ。なんと、状況に応じて歴代の戦隊ヒーローに変身して戦っちゃうのである。イエローのゴーカイジャーが、戦いの途中で、突然サンバルカンのバルパンサーになるんだから、もうビックリですよ。サンバルカンって・・・いしかわごう、懐かしさのあまり、感動ですよ。そのあとも、なんかいろんなヒーロに変身して戦っていて、そこからはもうテレビに目が釘付けでした。最後は全員でジャッカル電撃隊になって戦っていた。先輩ヒーローの技のパクリで戦うって、どんな発想だよ。ゴーカイ過ぎるだろ。いや、すげぇ面白かったんだけどさ。オープニングで歴代の戦隊ヒーローのフィギュアが映っていたのは、そういうわけだったのね。
ちなみに戦隊モノといえば、僕はバイオマンとチェンジマン世代ですね。サンバルカンとかも見ていた記憶はあるけど、幼すぎてあまり思い出がないんですよ。なおバイオマンは、初の女性戦士2人体制でスタートしたのだけど、撮影中にイエロー役の女優が失踪したらしく、物語の序盤にもかかわらず、イエローが謎の戦死を遂げて、すぐに2代目に変わりました。まぁ、当時はそんな大人の事情は知るよしはないわけだけど、さすがにあの展開には、子供心に「?」マークでした。
あー、ゴーカイジャー。毎週見ちゃうかもしれんわー。... 記事を読む

季刊エルゴラ、出ました。

 どうも。
アバンの使途・いしかわごうです。
「マツコの部屋」が終わってしまいました。
なんだかんだでけっこう長かった番組ですよね。2年ぐらいは放送してたのかなーと思ってたら、1年半とのこと。特にプッチンプリンのCMに絡んでいたなんかは、本当にやりたい放題で、破壊力ありましたわ。最近ではすっかりマツコもお茶の間の人になってしまいましたけど、ついつい深夜に観てしまう番組でした。DVDはさすがに買わないけど(笑)。
季刊エルゴラが発売されてます。
$いしかわごうの「サッカーのしわざなのだ。」
今回のテーマは「スタート or リスタート」。今シーズンに懸けるフットボーラーの物語を、エルゴラの担当ライターが紡いでいます。ちなみに自分はというと、「きっとみんな移籍した選手の原稿を書くんだろうなー」と予想して、その逆をチョイス。あえて「移籍しなかった選手」にフォーカスしようと思い、「中村憲剛選手」を取り上げることにしました。
$いしかわごうの「サッカーのしわざなのだ。」
 それ以外にも、特別企画として特集がいくつか組まれています。
オススメは、人気サッカー漫画「GIANT KILLING」の原作者(現在は原案)網本将也氏のインタビュー「僕が野津田とフクアリに看板を出したわけ」。網本さんがジェフサポーターなのは有名ですけど、オシム監督でのジェフの躍進をサポーターとして目の当たりにして「監督だけでサッカーってこんなに変わるんだ」と思ったことが、ジャイキリが生まれたきっかけになったと明かしています。へぇー、初めて知りました。
 ちなみにこの「季刊エルゴラ」は、雑誌校了のタイミングが震災前だったとのこと。なのでリーグ戦を中断している現状に読むと、多少の違和感もあるかもしれないですけど、そこはご了承を。580円です。コンビニや駅売りではなく、本屋さんのサッカー雑誌コーナーにありますよ。
せっかくなので、併せて今日のエルゴラも。
表紙は、カズさんです。カッケぇー。
$いしかわごうの「サッカーのしわざなのだ。」
 僕はJ選抜に選出された中村憲剛選手と小宮山尊信選手についての選手コラムと、Jジャーナルで川崎フロンターレの練習再開レポートを書いております。
$いしかわごうの「サッカーのしわざなのだ。」
練習レポートについては、練習内容そのものを書くと言うよりも、練習を通じて感じた「サッカーができる喜び」をコラムとして書きあげております。
それではー。... 記事を読む