仙台戦。

 週末は等々力取材。
ここまでリーグ戦わずか1敗の首位・仙台を、矢島選手のロスタイム弾で逆転。ひさびさに記者席で「うぉぉぉぉぉぉーーー」ってなりましたね。
 風間チルドレン・福森選手の左足のクロスが、実に美しかった。
あのクロス、記者席からはその軌道がちょうどいい具合に見えました。本当にいいボールでしたね。ゴールが決まった後、Gゾーンに走りこんでいく矢島選手らの反対側のタッチライン側では、福森選手が「おっしゃ!」とガッツポーズして喜びをかみ締めていました。そして次の瞬間、その福森選手に後ろから強烈な体当たり(というかヒップアタック)を見舞うケンゴ選手が・笑。
試合後に福森選手に聞いたら、「何が起きたかわからなかった。完全に不意打ちでした」と笑ってました。すぐにベンチから飛び出してきたチームメートからもくちゃにされてましたね。サポーターと喜ぶ矢島選手らの輪とは逆のメイン側では、実はそんな光景になっていました。
 あと劇的な3ゴールで忘れがなのですが、先制点を挙げた小林選手のことも。
それはアシストの場面についてです。「アシストなんてしたっけ?」と思われるかもしれませんが、1失点目の富田選手の弾丸ミドルシュートの場面、実はあれは小林選手の自陣でのクリアボールが直接相手に転がって渡ってしまったものでした。
 ただ「なんであんな簡単なパスミスを?もしかして・・・」と思い、試合後に本人に「聞きづらいことなんだけど、1失点目のところって・・・」って切り出してみると、「そうなんですよーーー!!」と一言。
「間接視野で味方を捉えていて、黒っぽい服の人にパスを出したら・・・・レフェリーで。言い訳になってしまうんですが」と悔やんでました。やはり味方と審判を見間違って出したパスだったみたいです。それを審判によけられ・・・走りこんできた富田選手がズドーンでしたから。
 というのも、この日の主審は黒いパンツとストッキング。これはフロンターレと同じ配色。ユニフォームも淡いグレーで、遠くから見ると水色のフロンターレとは多少近いですよね。だから、見ているほうですら紛らわしかったんですよ。なんとかならなかったんですかね、あの配色。
 勝ったからまだ救われましたが、小林選手は1ゴールと(悲しい)1アシストになってしまいました。
 首位・仙台に劇的勝利したということもあり、エルゴラ原稿はたっぷり。
表紙もいけるかな?と思ったのですが、味スタがかなりの好ゲームだったため、見開きカラーでした。マッチレポートと3ゴールを読み解くコラム、そして風間チルドレンについてなどなど、読み応えはあると思います。
いしかわごうオフィシャルブログ「サッカーのしわざなのだ。」
ケンゴ選手の大島選手に負けない「キュートな笑顔」によるウィンク写真も・笑。
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昨日のファン感の記事もちゃんと載ってますよ。ファン感の取材こぼれ話は、後ほど書きますわ。... 記事を読む

風間八宏選手が、Jリーグ日本人初ゴールを決めたワケ。

 昨日は2012年5月15日。
Jリーグ開幕カードだったヴェルディ川崎対横浜マリノス戦が1993年5月15日。あれから20年目に入ったわけです。
 ということで、昨日の練習後の囲み取材では「今日でちょうどJリーグ20年目ですね・・」なんて話も出ました。
風間監督はまったく意識してなかったようで「えっ、ピッタリ今日?(腕時計で日付を確認して)そうか」と驚いてました。
ちなみにその翌日の5月16日に行われた広島対ジェフ市原戦で、Jリーグ日本人初ゴールを決めたのが、何を隠そう、風間八宏監督です。開幕のヴェルディ川崎対横浜マリノスでゴールを決めたのは、マイヤー、エバートン、ディアスと全員外国人選手だったのです。
 せっかくの機会なので、このゴールのことも聞いてみました。
左からのクロスを鮮やかなボレーシュート。それも試合開始1分でのゴールだったこともあり、「もうちょっと試合を早くやってくれれば、全部で一番だったのに(笑)」と笑っていました。
 ちなみにこのゴール、風間監督の4番目の子供である宏矢選手の出産に立ち会えなかった経緯もあって、「お前だけ立ち会ってないから点を取ってくるよ」と約束して決めたゴールだったそうです。へぇー、そんな秘話があったとは。パパは強し、ですね。
 後日、それを知った他の子たちから「じゃあ、僕のためにも点を取ってよ、パパ!!」とせがまれてしまったそうで、「そうなんことしてたらチームが壊れちゃよ。俺は点を取る選手じゃなくて、アシストするほうだったんだから」と苦笑いしながら、当時の想い出を話してくれました。
 ちなみにこのとき「ゆりかごダンス」はしておりません。
というのも、あのパフォーマンスを初めてやったのは、94年アメリカワールドカップのベベト(ブラジル)が始まりですからね。まだゆりかごダンスで祝福するという概念がなかった時代だったんです・笑。
 そんなこんなで、今日はナビスコカップです。
今日のエルゴラの予想スタメンの顔ぶれは、なかなかのピッコリ度を誇っておりますので、ご確認を。
 風間監督が日本人初ゴールを決めたメモリアルデーに、一体誰がゴールを決めてくれるのか。期待です。
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ナビスコカップ鳥栖戦雑感。

 ナビスコカップ鳥栖戦。
1-2での敗戦。カップ戦ですが、今季初黒星となりました。現地取材ではなく、テレビ観戦ですが、エルゴラの原稿もないので、感じたことなどをツラツラと書いてみようと思います。
 システムは〔4-4-2〕。先発6人を入れ替えました。ターンオーバーと言ってよいかと思います。
        小林  レナト
   楠神             田坂
        稲本  柴崎
森下      伊藤  ジェシ   田中裕
          安藤
 見どころはいろいろありますが、個人的には、小林選手とレナトの2トップ、そして最終ラインの連係に注目していました。あとはGK安藤選手のプレーを公式戦で見るのもひさびさなので、そこも楽しみでした。
 ここ2試合の反省を生かしてか、前半のゲームの入り方はよかったんですよね。
序盤は、レナトの仕掛けもよく効いていたこともあり、しっかり主導権を握れていました。ボランチとCBの4人からいいボール回しをして、相手のプレスをいなしながら、後ろからもうまく攻撃のリズムを作れていました。
攻撃面では、相変わらずレナトの個人技による突破が目立ちましたが、チームとしては左サイドを起点にした大きな展開からチャンスを作っていました。
30分の楠神選手からのサイドチェンジを受けた小林選手が切り返してのシュートや、42分の左SB・森下選手のフィードから小林選手のポストプレーに走りこんだ田坂選手がシュートした場面ですね。特に森下選手のフィードは、ドリブルからのカットインが得意な小宮山選手との違いをしっかり出していたと思います。
気になったのは、2トップの小林選手とレナトの連係があまり噛み合ってなかったことかな。
 守備面もまずまず。前半は、決定的なピンチも少なかったと思います。
印象に残っているのが、28分に柴崎選手が自陣でボールロストをしてショートカウンターを喰らった場面での森下選手の判断力かな。中央でボールを失って攻め込まれた瞬間、左サイドにいた森下選手が猛然と中央のボールホルダーにタックルをしかけて、見事にピンチの芽を刈り取ったんです。
自分のマークとエリアを捨ててボールにいく、勇気ある決断でした。この危機察知能力は素晴らしかったですね。あとは、何度か背後を狙われたボールや抜け出しそうな相手をジェシがしっかり対応してました。
 問題は、後半です。
47分の田坂選手のミドルは惜しかったですね。楠神選手のカウンターから攻め込み、狙い済ましたシュートを放ちましたが、惜しくもポストに弾かれました。これが入っていれば、その後の試合展開は全然違っていたと思います。
 後半に感じたのが、レナトが相手に封じ込められたことですね。鳥栖の守備陣のレナト対策はこうでした。最初はボールをトラップする瞬間に後ろから寄せて、レナトに前を向かせないように密着して守る。すると相手を背負いながらボールをキープしようとするので、その間にボランチが素早くプレスバックする。つまり、2人ないし3人が前後から挟み込むような形でレナトを押さえ込んできました。
 それだけ人数をかけてくるならば、彼らが寄せてくるのを逆手に取って、フリックして相手をはずしてワンツーで打開などの工夫を見せればいいのですが、まだ周囲との連係が十分ではないためか、そういう選択はできていなかった印象です。
もちろん味方がレナトのサポートに入って、彼のパスコースを増やす動きをすればいいのですが、ここで効いてきたのが連戦になっている選手がいたこと。中二日ということで、後半は運動量が落ち始め、パスを預けたあとのサポートになかなか駆けつけられません。こうなると厳しいですよね。レナトの「キープ力がある」という特徴も、ただ単に「球離れが悪い」だけになってしまいますから。
 そして52分に失点。
左サイドを完全に崩されて、ジェシも左に引っ張り出され、最後は中央で合わされてネットを揺らされました。さらにその10分後には、中央でのこぼれを拾われ、縦パス一本で崩され2失点目。どちらも見事に崩された形です。
 ここからどう反撃していくのかに注目していましたが、得点して息を吹き返した鳥栖が、持ち味のアグレッシブなプレスを強烈にかけてきて、それを受けてしまい、なかなかうまくいきません。プレスをいなせず後方からのロングボールが多くなり、しかも今日のフロンターレの前線に高さはないため、それをことごとく相手に跳ね返されました。
ならば地上戦かと、人数をかけたショートパスをつないで崩そうとしてチーム全体が前がかりになると、その代償として前に出ていったサイドバックの裏のスペースを縦一本のロングボールで狙われ始め、ジェシがサイドのカバーに奔走する姿も目立ちました。これは去年に何度も見続けた苦しい形でもあります。
 相馬監督も山瀬選手、矢島選手、小松選手と投入し、最後はかなりスクランブル体制で猛攻をかけましたが、結局、矢島選手のゴールで1点を返すのが精一杯。安藤選手の公式戦不敗記録も11試合でストップしてしまいましたね。安藤選手、後半に2回ぐらいロングスローでカウンターを狙っていましたな。
 ターンオーバーによるこのテストは、苦い結果になってしまいました。
ですが結果は結果として受け止めて、今後の内容改善に努めていくしかありません。守備陣の連係はリーグ戦のメンバーに戻せば問題ないと思いますが、攻撃面は何らかの改善策を求めたいところです。特にレナトは、今後も厳しいマークにあうはずですし。
・・・・とまぁ、テレビ観戦だとモヤモヤしてしまい、つい長々と書いてしまいましたがこのへんで。
僕も気持ちを切り替えて、セレッソ戦に向けた取材をしていこうと思います。
ではでは。... 記事を読む

3月にいるのは誰?

 3月になりましたね。
・・・・いまさらかよっ!っていうツッコミはさておき、部屋の2月のカレンダーをペリペリっとめくってみたところ・・・はて???選手写真に混じって、見慣れない女子が写っていたんですよ。
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誰だよぉぉぉぉお???と考え込むこと数秒・・・・そうか、小森さんじゃないか!
小森さんといっても、スタジアムDJの小森すみ恵さんではありません・笑。去年の開幕戦で始球式に登場したタレントの小森純さんです。
そういえば開幕戦に来てましたね。2-1で山形に勝つと予想して、微妙に当ててました(2-0)・・・なんかすげぇ思い出してきた・笑。
小森純マニアは、フロンターレの今年のカレンダーをお買い求めください。
なお今年の開幕戦は、元ジャイアンツの桑田真澄さんが来ます。
・・・っていうことは、来年のカレンダーには桑田さんも登場するのか???... 記事を読む

大!天才てれびくんを見た。

教育テレビで放送されている「大!天才てれびくん」。フロンターレの選手が出演するというので録画して見てみました。
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伊藤宏樹選手、中村憲剛選手、大島僚太選手の3人(+ふろん太)が「札式蹴り野球」というコーナーに登場してました。
「札式蹴り野球」ってなんじゃらほい?って思いながら見ていたのですが、いしかわごう的な解釈で言うと、「夢がMORIMORIでやっていたフットベースを、特別ルールのカードを使いながら対戦する球技」ってところでしょうか。「夢がMORIMORI」とか言われても、平成生まれは知らないでしょうけど(そういえば、2年前のファン感で森勇介選手が復活させてましたな)。
相手は、小坂大魔王率いる小学生ワルチームでした。打順は年齢順。バッターボックスに入る前に、トークのワンラリーがあるようです。
例えば、伊藤選手の場合。
MC「伊藤選手、朝起きたら最初にすることは何ですか?」
伊藤「白湯を飲みます」
子供たち「さゆ???」
伊藤「ぬるま湯です」
昭和の不良くん「まったくわかんない!じゃあ、ぬるま湯って言ってくれればいいのに!」
伊藤「悪い子にはわかんないのっ」
昭和の不良くん「はぁ~・・・・」

・・・なに、このやりとり・笑。
狙い通りのキックを見せるも、守備者の正面に飛びすぎてしまい、一塁で間一髪のアウト。
ケンゴ選手。
相手が「ぐるぐるバット」のカードを仕様。ボールを蹴る前にバットを頭につけて5回転しなくていけないカードです。ケンゴ選手、ぐるぐるバットが苦手だそうです。「守備減らし」のカードを使って対抗してプレーするも、結果はキックがそれてしまい、アウトでした。
大島選手。
少女たちから「イケメーン」の声があがってましたね。「2人でフリティング」というカードを使われたのですが、これはケンゴ選手とペアになり、楽々クリア。
2順目の途中で来週に続く・・・続くのかよっ!!!
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今年のフロンターレ看板選手。

フロンターレの練習場がある麻生グラウンドの最寄り駅には、それをババンと告知する特大ボードが構内にあります。しっかり今年バージョンになっていました。
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 去年に引き続き中村憲剛選手、そしてもう1人は小林悠選手でした。
ケンゴ選手はともかく、コバユウもすっかり「看板選手」に・・・。
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「練習場で僕と握手!」・・・・東映の戦隊ヒーロー!?
今年の「看板選手」の話でした。
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もしドラゴンボールが7つ集まったら・・・・

新加入FWのレナトがドラゴンボール好きなことは、先日も伝えた通りです。
 ドラゴンボール世代・いしかわごうとしては、このネタはもっと楽しみたいところでして、実はこのとき「もしドラゴンボールが7つ集まったら、どんな願いを叶えたい?」とレナトに聞いてみたんですよ。
もちろん、ゴンさん(中山さん)にポルトガル語で通訳してもらうわけですが、この質問が近くにいたジェシにも聞こえていたようで(しかもツボだったのか)、ものすごい勢いで爆笑し始めたんですよ。
そうしたら、レナトが笑っているジェシのほうを見ながら、ニヤリとして一言。
「ジェシに髪の毛が生えてくるようにお願いしたいね」
・・・・レナト、笑いもいけるがなっ!!
ちなみに、これは我が家に飾ってあるドラゴンボールグッズです。
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 実物大の星四球とドラゴンレーダー。
星四球はガラスです。ドラゴンレーダーは、確かアニメのDVDボックスの予約特典でついてきたもので、テレビのリモコンになる優れものです。
ドラゴンボール探しの旅は、男のロマンですな。そしてブラジル人のレナトにとって、日本に来てサッカーするというのは、ある意味、アドベンチャーかもしれませんけどね。
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筑波大戦、森下俊選手とジェシ選手。

 今日も麻生グラウンドへ。お昼から筑波大学との練習試合でした。
45分×3本を実施。3本やるとさすがに長く感じますね。それに寒かったですから。雪がちらつく時間帯もあったりして、ちょっと凍えそうになりました。
 結果は、2-0、3-0、2-0で7-0。
この時期は試合結果よりも、練習試合の位置づけや狙いを踏まえた上で内容を吟味するのが大事だと思いますけど、総じて良い内容だったと思います。ピッチを見ていると、今季のチームのイメージもかなり膨らんできましたからね。相馬監督も今日に関しては「結果も内容もよかった」と満足の評価を下していました。
 試合の見所はたくさんあったのですが、個人的には、CBの森下俊選手とジェシのプレーをじっくり観察していました。
森下選手は、やはり後ろから気の利いたつなぎや散らしのできる選手ですね。それでいて「つなぐだけではなく、相手の裏に長いボールを入れて、相手を広がらせることも大事ですから」と、ショートパス一辺倒になって相手のプレスにハマるのを避けるために、フィードで「いなすプレー」も効果的に使い分けていました。
 ただこの試合では、相手は学生だったこともあり、こちらがボールを保持する機会が多く、相手に押し込まれ続けた時間帯や、対応の難しいカウンターを喰らう場面が少なかったですからね。守備対応力に関しての評価は、まだちょっと保留かな。
 ジェシに関しては、高いラインでコンパクトに戦うことにまだ少し適応できていない印象ですが、局面における球際、エアバトル、そして危機察知能力・・・全般的な守備レベルはやはり高いです。
なにより、いざというときは身を投げ出してシュートブロックにいくし、あの長い足が伸びて最後の最後で相手やボールを止めるんですよ。勇気もありますね。ホント、本格派ザゲイロって感じですわ。なお試合中にジェシに指示を出すときは、チームメートがポルトガル語の単語を使っているようです。
 あと、セットプレーでの攻撃力も噂どおりで、今日の練習試合でもCKから決定機が1本ありましたが、惜しくも、GKにファインセーブされてしまいました。試合後にそのことをジェシに聞くと「あれは相手のGKが素晴らしかった。彼にはおめでとうと言いたいよ」とジョークを言ってました。あと雪が降る中で試合をしたのは、生まれて初めてだったそうです・笑。
とりあえず、今日はこのぐらいで。

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