昨日と今日と、二日連続で練習後にインタビューをしました。
登場してもらったのは、風間監督と山瀬選手。来週22日に行われる多摩川クラシコに向けた企画です。
内容は、それぞれお楽しみということになりますが、風間監督のインタビューは久々に面を食らいましたね。
というのも、試合後に行うテレビインタビューや記者会見では、風間監督はかなり噛み砕いて、わかりやすい言葉で話してくれてます。
ただこのインタビューでは、自分がフロンターレの番記者ということもあってか、「練習を見てるからわかると思うけど・・・」と前置きして、独特の「風間語」を織り交ぜたワールドが全快だったんです。それも機関銃のような早口で。
「えっ?えっ?」ととまどいつつも、手加減なしで話してもらえるのは、聞き手としては、ある意味、光栄なことでもあります。頭をフル回転させて、なんとか話には食らいついていきましたよー。
ただ僕が理解できていたとしても、記事を読む人にその内容が伝わらなければ意味がありませんからね。実際、インタビューの途中で「大丈夫?これ、紙面で使える?」と風間監督に聞かれ、思わず「これ・・・伝えるのが難しいですよ・・・今のところは、どうわかりやすく書けばいいですかね?」と助け舟を出してしまったのですが、「雑誌じゃ伝わらないよな。それにここを詳しく言い出すと・・・たぶん5時間ぐらいかかる話だからな(笑)」とかサラッと言いますからね。えぇー。
今はその文字起こしをしているわけですが、文字起こしの作業で、あんなに何度も巻き戻して聞き直さなければ文字が書き起こせないインタビューなんて初めてですよ。きつかったー・・でも面白かったです。
そして今日は、山瀬功治選手にインタビュー。
現在のチームこと、自身のパフォーマンス、そして多摩川クラシコに向けてなどなども聞きましたが、僕がじっくり聞いてみたかったのは、「大ケガを乗り越えてきた強さの部分」でした。
「無事是名馬」という言葉があるように、サッカー選手として「ケガをしない」というのは立派な能力だと僕は思っています。でも、もし大きなケガをしても、それを乗り越えて復活することのできる選手というのも、すばらしい能力だと思うんですよ。
山瀬選手は、札幌時代に右膝靭帯断裂、浦和時代には左膝靭帯断裂という重傷を負っています。サッカー選手で両膝の靭帯断裂を経験している選手など、そう多くはないはずです。
でも彼はそれを乗り越えてしっかり復活してきた。今回のけがもしかりです。けがで離れていたこの4ヶ月、何を考え、どう過ごしていたのか。そこをじっくり聞かせてもらいました。
どちらも締め切りがタイトなので大変ですが、いいインタビュー原稿として、届けられるように頑張ります。
風間監督の頭の中を木崎さんが解説した本です。今、フロンターレでやろうとしている狙いの理解に役立ちます。
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こちらは風間監督のメールマガジンをまとめた本。どちらかというと、指導者向けの内容になっている印象ですね。
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