クラシコに備えて。「モウリーニョ VS グアルディオラ 最強集団をつくるリーダーの条件 」


さて12月10日のクラシコがいよいよ迫ってきました。
 なので、最近読み終えた本の紹介でも。
$いしかわごうの「サッカーのしわざなのだ。」
「モウリーニョ VS グアルディオラ 最強集団をつくるリーダーの条件 」
 モウリーニョとグアルディオラ。
この二人をこれでもかっ、これでもかっというぐらい、さまざまな角度から比較しています。彼らのパーソナリティーがわかるエピソードやインタビューでのコメント、あるいはスペインの現地記者が書いた新聞記事などの引用を中心にして構成されています。
もちろん戦術的な観点などのサッカー哲学なども垣間見れますが、副題に「リーダーの条件」とある通り、どちらかといえばその人間像に寄っている感じですね。
 組織の規律という面では、細部にまで徹底的にこだわるモウリーニョの仕事ぶりは脱帽させられます。いろいろ刺激的なコメントがありましたが、個人的に面白いと思ったのは「良いサッカーと勝つサッカー、どちらを選ぶのか」と質問されたときのモウリ-ニョの回答。
「良いサッカーをしなければ勝てない。私のサッカーが良いサッカーをせずに勝っているというのであればそれは偽善であり、人を騙しているということになる。
 監督の中には良いサッカーをしたが運が悪くて勝てなかったということを平気で口にするものがいるが、彼らは90パーセントのボール支配率を誇り、ほんの一瞬だけスキを作り、ワンチャンスを物にされただけだというのかい? 
 運を言い訳にするのはような人間は所詮、偽善者に過ぎない。 私はもし自分のチームが負けてしまったときには必ずその理由を見つけるようにしている。良いサッカーをしなかったから負けるのだ。何か過ちを犯すから負けるのだ。相手がわれわれを上回っていたから負けたのだ。私は常に負けに対する理由を見つけ出してチームを強化している。他の賢い監督たちはよほど良いサッカーをしているのだろう」

・・・・90パーセントのボール支配率を誇り、ほんのワンチャンスを物にされて負けたわけじゃないのに、良いサッカーしたのに運悪く負けたとか言うんじゃないよってなわけです。うーん、強烈ですね。
 なおこの本に関して言えば、テーマとしてはNumberや海外サッカー誌でも目にする比較ですし、本書内でもそれほど目新しい視点やエピソードが掲載されているわけではありません。なので、モウリーニョファンやグアルディオラファンにとっては、物足りない内容かもしれません。そこはあしからずってことで。
モウリーニョvsグアルディオラ―最強集団をつくるリーダーの条件/フアン・カルロス クベイロ

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 あと映画「クラシコ」のDVDがまもなく発売されるみたいですね。
故・松田直樹が加入する前の松本山雅と長野パルセイロの信州ダービーのドキュメント映画です。焼き鳥屋まるちゃん、やっぱり面白い(笑)。
いまのうちAmazonで予約しておくのもありかと思います。
クラシコ [DVD]/松本山雅FC、AC長野パルセイロ

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