Jリーグ界の一番長い日。


先週末は味の素スタジアムでFC東京戦を取材。

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試合は3対2で勝利。

そしてこれにより、J1リーグの日程が終わりました。お疲れ様でした。

いやぁー、先週から週末までは本当に忙しかったです。

川崎フロンターレが優勝の可能性があったことで、逆転優勝した場合にいくつかのWeb媒体に優勝原稿を書くことになっていたので、それの仕込みもありました。結局、お蔵入りになりましたが、締め切りの関係で優勝「予定」原稿を試合前に送らなくてはいけなかった雑誌もあったので、試合当日の朝までずっと書き続けていました。

それに先週はW杯の日本代表メンバー発表があった関係でそこに関する原稿も書いていましたし、レギュラーで関わっている案件の締め切りも重なったりで、なかなかのバタバタっぷりでした。

今さらですが、最終節の振り返りも。

あまり話題にはなりませんでしたが、この試合の決勝弾はオウンゴールでした。

10人で戦い続けていた川崎フロンターレでしたが、74分、痛恨の失点で2対2と追いつかれてしまいます。紺野和也が起点を作って逆サイドにクロスで揺さぶり。それを大外でフリーになっていた渡邊凌磨が折り返すと、中央でまたもアダイウトンに押し込まれました。

10人で2度追いつかれてしまう展開は、さすがに万事休す・・・・かと思いましたが、川崎の選手たちの目は死んでいません。誰が誰に聞くまでもなく、戦うメンタリティーを持った集団でした。あれだけの逆境になってもなお、「勝つんだ。優勝するんだ」という気持ちが折れずにやり続けました。

キックオフと同時に猛烈に攻めだし、押し込みます。そしてその姿勢が劇的なゴールを生みます。

目をぎらつかせていたのは、左サイドバックの車屋紳太郎です。

10人になっていた後半から入った彼は、ほとんど攻撃参加をしていません。

彼もまた難しい試合でバランスを取りながら、サッカーをしていたと試合後に明かします。

「切り替えがすごく難しい試合でした。リスクを負って出て行くところと、時には抑えないといけないところ。そこの使い分けは難しかった。ただ1人少ない分、みんなが広いエリアを守ろうとしていた。そこは良かったと思います」

 そして、この2対2に追いつかれた直後は、攻撃参加をしました。右サイドの家長昭博のクロスがクリアされると、そこに反応。しっかりとコントロールすると、ゴール前の中央にいる知念慶にめがけて丁寧なクロスを供給します。

このクロスは競り合った知念慶の頭を越えるものの、なんとそのカバーに入っていた渡邊凌磨に当たって、角度が変わってゴールネットに吸い込まれます。

そしてこの1点を守りきり、最後の試合を勝利で飾ることが出来ました。

残念ながら朗報は届かず。横浜F・マリノスが3対1でヴィッセル神戸に勝利したので、奇跡は起きませんでした。

また前を向いてやっていくしかないですね。

試合の詳しい見所は、noteのレビューでたっぷりと書いてます。

■「見えているコースに自分の技術を信じて蹴りました」(脇坂泰斗)。スカウティングによる狙いだった先制ミドルシュート。1年間、背番号に向き合い続けてきた14番が最終戦で決めたゴールの意味。

■前半のFC東京のゴール裏から起きた「マリノス先制」コールに思うこと

■「サッカーはいつミスが起こるかわからないスポーツ」。試合前にそう語っていたソンリョンの退場劇。笑顔で丹野研太と交代した登里享平と、前半残り15分の選択にあったもの。

■「ここは優勝しなくてはいけないチーム。やっぱり2位でOKではない。それがこのチームだと思う」。自分の役割を全うしたGK丹野研太。チームを去る彼が、この試合後に語ってくれたこと。

■「間延びした時には自分たちにもリスクがあることを覚悟しなければいけなかったので、そこのバランスを取りながら戦っていました」(鬼木監督)、「前半から見ていて4-3-2ならどこに入るとかイメージしていました」(大島僚太)、「どこかで食えるチャンスがあれば狙っていこうと思っていました」(橘田健人)。失点後も攻めには出ない。勝負の時間帯まで我慢を貫いて、勝ち越した鬼木采配を読み解く。

■「今日のゴールのように、右足で決めるつもりで右足を振って、左足に当たって入ったのは自信と・・・・運だと思います(笑)」。今季のマルシーニョは、なぜ12得点と躍進できたのか。

■「あそこはバランスを取るようにと後ろからは言われていました。でも点を取りに行かないといけなかった」。攻撃参加した左SB・車屋紳太郎の左足から生まれた決勝弾。組み立てをやり直さずに、クロスをあげた理由とは?

■「勝利への執着心があったと思うので、それを常にやれるように」(鬼木監督)。逆境で奮い立った選手たち。逆転優勝がかかった試合で見せ続けた、勝利のメンタリティーは受け継がれていく。

というわけで、全部で約14000文字です。ぜひ読んでみてください。

「Jリーグ界の一番長い日」 (リーグ第34節・FC東京戦:3-2)

ではでは。

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