どうも、いしかわごうです。
先週末は札幌取材。厚別でコンサドーレ札幌戦でした。そして昨日、東京に戻ってきました。
さて。
試合は3-4での悔しい敗戦。
あまりにも劇的な試合展開だったこともあり、聞きたいポイントがたくさんあるゲームでした。
ただ、この日の取材は、ミックスゾーンが設置されず、会見方式の対応のみ。監督と選手2人が出席する形で、川崎フロンターレからは鬼木達監督、小林悠、脇坂泰斗でした。
負けた試合というのは、多くの場合で失点シーンや守備面の不具合に目が行くことが多いものです。
なので、どうしても守備的なポジションの選手にあれこれ聞きたいものです。そこで攻撃的な選手が出席すると、ポジション柄、なかなか失点と結びついた質問に回答を得られにくい難しさがあります。
今回で言えば、小林悠、脇坂であり、どちらも攻撃の選手です。後ろの選手達の見解はわかりません。そして現実として試合運びに失敗しました。
もちろん、試合後の会見では鬼木監督に尋ねました。というか、訊かなくてはいけないと思いました。
追加点を奪う課題、アウェイで勝ち切れない問題が響いたと言っても過言ではないと思ったからです。
直近の3試合は全てアウェイでした。名古屋グランパス、柏レイソル、そしてコンサドーレ札幌で、このアウェイ3連戦ではいずれも先制点を奪っています。にも関わらず、未勝利です。シーズン通じて1度や2度ならばまだわかりますが、アウェイに限って、これだけ何度も繰り返されるのは、やはり問題でもあります。
それにしても現地で色々なことを考えさせられた負けでした。レビューではそんなことも書いてます。
そして試合後の報道控え室で作業をしていると、川崎番記者のグループの元に、川崎の広報チームが顔を出してくれました。
いくつかの連絡事項を確認しつつ(次の練習公開日がいつとか)、話題はやはりマルシーニョの移籍報道に。
エジプトのクラブからオファーを受けているとの現地報道があり、試合前日にはすでに合意しており、北海道からそのまま現地に向かうのではないかとの情報もあり、サポーターも動揺したのではないでしょうか。結局、マルシーニョは試合当日のスタメンに名を連ねており、元気に出場を果たしていました。
どういうことだったのか。
・・・どんなやりとりがあったのはnoteのレビューで書いておきました。2015年のレナトの移籍を思い出しましたね。
というわけで、負けレビューですが、たくさん書いたのでぜひ読んでみてください。
■「前半に関しては、攻守において少しバタバタしてしまった印象があります」(鬼木監督)。なぜ、想定していたマンマーク対応に苦戦したのか。試合後の会見で訊いてみた。
■アウェイで繰り返され続ける、ある現象に思うこと
■「1点差だったので。もう1点を取りに行くのか。でも札幌もゴールを決めたかったので、行ったり来たりになってしまったなと」(小林悠)、「3点目を取ったあとにもう少し相手を押し込むというか、畳み掛ける作業が少し足りなかったなと思います」(脇坂泰斗)。現在のチームが抱えている問題点と「ゲームコントローラー」の不在
■チームに起きていた「ボタンのかけ違い」と、耐え切れなかったスクランブル体制
■「切り替えるのはなかなか難しいですが、まだ可能性が0ではないので」(小林悠)。諦めの良いチャンピオンなどいない。そして敗戦後に思ったこと。
■突然のマルシーニョ移籍報道。札幌戦後の取材対応と、思い出した2015年のレナト・ショック。
「こぼれおちるもの。掴み取ったもの」 (リーグ第31節・北海道コンサドーレ札幌戦:3-4)
全部で約12000文字です。ぜひ読んでみてください。
残るは4試合。諦めの悪いチャンピオンとして最後まで全力を尽くして欲しいと思います。