どうしても勝ちで終わらせたい理由があった。


どうも、いしかわごうです。

元日は記念すべき第100回の天皇杯の取材。

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川崎フロンターレが優勝しましたー!!

クラブ初の二冠達成です。何より、中村憲剛の現役ラストマッチを優勝で飾れて本当に良かった。

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試合後の家長昭博は、「どうしてもこの試合は勝ちで終わらせたい理由があった」と口にしています。

「クラブ全体で言い合うことはなかったが、強く感じていました。そこで最後、トロフィーを掲げられたのは価値があること。みんなが望んでいたものを手に入れることができたのは良かった。ケンゴさんをはじめ、このメンバーで試合をするのは今日が最後になる。一年間でいろんなことがあった。チーム全員で戦って、それを出して勝ちで終われて良かったです」

 そう。この試合を限りに引退する中村憲剛を筆頭に、このメンバーでサッカーをするのが最後だからです。そしてチームとしての確かな成長を示して勝ち取った天皇杯になりました。ベタな表現で申し訳ないですが、「中村憲剛の魂はそこにあった」のだと思います。

そんな試合の振り返りは、noteでたっぷりと語っております。ラインナップはこちらです。

■メンバーを変えなかった鬼木達監督。変えないと見せかけて、巧妙に変えてきた宮本恒靖監督。スタメンとゲームプランにあった両指揮官の思惑とは?

■「相手の5枚のところで、誰を食いつかせていくのか。そこを明確に出来れば良かったと思います」(鬼木監督)、「サイドに蓋をしてくる感じはあった」(家長昭博)。封鎖された両ウイングによって苦戦を強いられた幅を取り方とニアゾーンの攻略。前半にゴールネットを揺らせなかった理由。

■「チャンスを逃したチームだということで自分を奮い立たせてこの試合に臨んだ部分もありました」(大島僚太)、「GKもうまく釣ることができたので、逆サイドに流し込めてよかった」(三笘薫)。4-3-3の新たな機能性を示した中盤3センターの共存。そして旗手怜央の展開から始まり、三笘薫が冷静に仕留めた決勝弾。

■「4年前であれば、もしかしたら、我慢し切れずに最後の10分間で、失点していてもおかしくなかったシーンだったと思います」(鬼木監督)。耐えて勝ち切る強さを示して掴んだ初優勝。そして「守り切るためのケンゴ」ではなく「勝ちに行くためのケンゴ」だったからこそ、中村憲剛を投入しなかった指揮官の思い。

■「どうしてもこの試合は勝ちで終わらせたい理由があった」(家長昭博)、「自分が引っ張ってく覚悟を持って戦っていきたい。ケンゴさんには感謝しかない(大島僚太)。ケンゴの魂は、確かにそこにあった。

■「言うことなし。こんな素晴らしいサッカー人生の終わり、誰も予想していないと思います」(中村憲剛)。決勝当日の振り返り。そして、最後の選手コメント文字起こしを終えて。

以上、6つのポイントで全部で約15000文字のボリュームになっています。いろんな思いを込めて、たくさん書いた天皇杯の優勝レビューです。ぜひ読んでみてください!

「ラストシーンに愛をこめて」 (天皇杯決勝・ガンバ大阪戦:1-0)

ではでは。

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