タジキスタン戦:ザックジャパンでの「ケンゴシステム」


 タジキスタン戦の雑感でも。
 今回のザックジャパンには、大きく分けて二つのテーマがあったと思うんですよ。
ひとつは「[3-4-3]をどう使いこなすのか」というシステムの問題。これはベトナム戦でテストしましたよね。結果は芳しくなかったですけど、今後のオプションとして備えておくべきだと個人的には思ってますから、チームとしてまたトライしてもらいたいと思っています。
 そしてもうひとつは、本田選手がいないときの[4-2-3-1]のトップ下問題。
今日のタジキスタン戦では、そこにケンゴ選手が入る形でテストしたわけですが、どういう形になるのかは、先週のエルゴラに原稿を書かせてもらいました。
・・・言ってしまうとボクの書いた原稿通り、非常に機能しましたね(笑)。
 ワールドカップ予選では歴史的な大勝といえる8-0。ケンゴ選手は1得点3アシストの出来。得点に直結する仕事だけではなく、ハーフナー選手、香川選手、岡崎選手といった前線の3人、そして両サイドバックの攻撃参加との呼吸もよく、何度も決定機の起点を担っていました。
もちろん、相手が想像以上にふがいなかったですし、ワールドカップ予選ながら、もうちょっとタイトな守備(もっと言えば、ラフをタックル)をしてくれば、あそこまで露骨にスコアは開かなかったかもしれませんが、それを差し引いても、「トップ下」という仕事では、本田選手とは違う可能性を見せたのではないかと思います。その意味で、今日のザックジャパンは「ケンゴシステム」だったと思ってます。
今季のフロンターレでのケンゴ選手は、(最近はチーム事情でボランチですが)、中盤の二列目を主戦場にしたことで、FWにスルーパスを出すよりも、味方に連動しながら、ナナメからボックス内に入ってゴールに絡む動きが増えていました。このタジキスタン戦のように、相手を押し込んだとき、すでにエリア内にケンゴ選手がいて、そこからスルーパスやシュートという場面は、あまりなかったなんですよ。今日は、そういう場面が何度もあったので、思わず「フロンターレでのトップ下も観てみたい」と思っちゃいました。
それに後ろでボールをさばきながら、高い位置にいるケンゴ選手にいいタイミングでパスをつける、生命線となる遠藤選手の仕事は、柴崎選手に頑張ってもらうということで十分可能だと思いますしね・・・っと、代表戦を見ながら、そんなイメージを膨らませてしまいましたとさ。
ひさしぶりに、刺激と収穫の多い日本代表戦でした!
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