クロアチア代表戦:世界はそこを見逃してくれない。そして三笘薫の落涙に思うこと。


どうも、いしかわごうです。

はぁーーーーーーーー。

日本代表、クロアチア代表に1-1でPK戦の末に敗れました。またもW杯ベスト8の壁を破れずに、16で敗退となりました。

PK戦での負けは悔しいです。二日経っても、すごく悔しいです。

ただ最初に言っておきたいのは、クロアチアは強かったですよ。

チームとしてポゼッションもカウンターも出来るし、モドリッチは日本のポジショニングを見ながら、味方の動かしてサッカーをしていました。まさに「相手を見てサッカーをする」ということを体現している選手なのだなと。PK戦までもつれたことで、「やり方次第で勝てたんじゃないか」という空気がありますが、かなり強かったです。前大会のファイナリストなので当たり前なんですが。

日本の失点場面なんて、弱点を見事に突いてきました。

ロヴレンが逆サイドにクロスし、高く飛び上がったペリシッチが冨安健洋と伊東純也の対応を嘲笑うかのように、2人の間でジャンプして強烈なヘディングシュートでゴールネットを揺らしました。

5バックにおける両翼をピンポイントで狙うのは、実は5バック崩しではよくあることです。

そして5バックと一言でいっても、日本の場合は全員がセンターバックではありません。3センターバック+ウィングバックの組み合わせです。ウィングバックにはサイドバックバックタイプを置くのがスタンダードですが、日本の場合は左の長友佑都はサイドバックで、右の伊東純也はウインガータイプです。つまり、右の伊東純也はサイドバック的な役割が本職ではありません。

だから、あそこが狙われました。第3戦のスペイン戦でも、逆サイドで起点を作って目線を動かされたクロスに対して、板倉滉と伊東純也は対応できず、ゴール前のアルバロ・モラタにヘディングで決められています。クロアチアもそこを突いてきました。一度見せた弱みを見逃してくれるほど世界は甘くないのです。

最終的な結果は、悔しいPK戦負けです。あのPK戦に関する議論がサッカーファンを中心に起きているのは今後に向けた課題として理解出来ます。

ただW杯のたびに思うのは、ネットでのリアクションというのはとてもインスタントなものだなということ。

もちろん叫びたい人がいるのはわかります。ただ大事な何かはそんな風に手っ取り早く言葉とか数字になって現れたりしないんじゃないかなと僕は思ってます。だから、自分はもうちょっと思いを噛み締めてから色々と言葉を紡ぎたいなと考えてしまうんです。

その結果、レビューを書き上げるまでに丸二日もかけてしまいました・笑。

本当はさっさと書き上げてしまえばよかったのだけど、noteのレビューは締め切りがあって依頼された原稿ではないので自分のペースで良いかなと思っております。

というわけでレビューになります。ラインナップはこちらです。

■三笘薫に寄り添った田中碧。彼のプロ初PK戦での記憶。

■鬼木フロンターレの4-3-3にも似たスタイルのクロアチア代表。そして読みにくいゲームプランを読み解く。

■「相手を見てサッカーをする」を体現していたクロアチア。流動的だった中盤の3枚と、モドリッチの卓越したゲームコントロール力。

■見応えのあった前半。的確に背後のスペースを突いてきた理由

■セットプレーで厚みを加えていた谷口彰悟の役割と、デザイン通りに生まれた先制点。

■またもクロスから喫した失点。5バックの両翼はなぜ狙われたのか。

■クロアチアが準備してきた「ミトマシフト」とは?

■三笘薫が示した必殺の打開策と、それをも封じたモドリッチの執念。あそこに詰まっていたW杯の凄み。

■シュートを打たされたように見えた、延長戦での三笘薫による独走ドリブル。あの場面では何が必要だったのか。

■W杯で問われる自国の負け方と、今回の森保ジャパンに思ったこと。

全部で約12000文字です。

「三笘薫の落涙に思う。」 カタールW杯ラウンド16:日本代表 1-1(PK1-3)クロアチア代表

無料部分も多めですので、ぜひどうぞ!!
ではでは。

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