優勝する覚悟を示す。


どうも、いしかわごうです。

先週末は等々力取材。
FC東京との多摩川クラシコでした。試合は1-0で勝利。

決して圧倒したわけではないです。
むしろ負けていてもおかしくない展開でした。でも、失点することなく、泥臭く勝つこともまた強さだったと思います。

試合は・・・・まず暑かったですね・笑。

秋の陽気を感じさせるものの、Tシャツで外出しても良いぐらいの天気でした。キックオフは17時。

試合後の取材や原稿作業を終えると21時近くなるので、さすがに冷えるだろうと思って薄いジャケットを羽織ってきたんですけど、いやー、暑かった。

キックオフ時の気温は24.7℃、湿度は70%でした。

チームは5連戦ラストで、中2日。相手のFC東京は中6日。コンディションの差は歴然。

1-0でリードを奪って迎えた後半、選手たちの足は疲労で止まりました。ボールは握れず、攻撃もほとんどしてません。この試合、後半のフロンターレが記録したシュートは2本。ここ数年、まるで記憶にないほど少ない数字です。

それでも、守備陣は最後まで崩れなかった。歯を食いしばって瀬戸際で防ぎ続ける。

そしてゴールキックになれば、敵陣に向かって動けない味方の状態を見て、GKチョン・ソンリョンはいつもよりゆっくりと時間をかけてゴールキックを行なってました。

山本雄大主審に「時計止めているよ」というジェスチャーでキックを急ぐように何度も促される。

ただ百戦錬磨の守護神も、遅延行為で警告をもらわないギリギリまで助走の時間をゆっくりと取って蹴るほど、味方の体力を回復させていました。それぐらい必死。

後ろの頑張りに応えるべく、最後は前線の選手たちが必死に時間を作る。家長昭博と知念慶という屈強なフィジカルを持つ選手がコーナーフラッグ付近で必死のキープ。2分近くもこの作業を徹底しました。

試合後の登里享平が、「優勝する覚悟」を示したと胸を張っていた姿が印象的です。

「鬼木監督はこのリーグの5連戦にこだわっていた。自分たちは優勝する覚悟、ここで決めに行く覚悟を持って挑んだ結果、選手全員で、チームとしても同じ方向を向いて戦えた。まだまだ続きますが、5連勝できたのは、これ以上ない結果だと思う」

本当に胸が熱くなる勝利でした。こういう戦いをするチームを担当できて僕は幸せです。

マッチコラムは、noteでたっぷり書いております。
今回は今までにない試みもしているので、ぜひ読んでみてください!!

「魂のルフラン 」 (リーグ第31節・FC東京戦:1-0)

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・・・・試合終了後、まさかのゲリラ豪雨。

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