歴史を塗り替える時に言い訳は必要ない。


どうも、いしかわごうです。

福岡から帰ってきました。いやはや・・・暑かったですね。

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さて。
ベスト電器スタジアムでの取材。アビスパ福岡戦は4-1で勝利となりました。

マルシーニョがまさかのハットトリック。三笘薫もなし得なかった快挙をやってくれました。

このベスト電器スタジアムでの勝利は2006年以来、16年ぶりだそうです。個人的なことを言えば、この地で勝利したのを見るのは初めてでした。

いやはや・・・やっとここで勝てましたよ。

このスタジアムは1998年のJ1参入決定戦で「博多の森の悲劇」があり、クラブの歴史を語る上では重要な場所でもあります。

鬼木監督も現役時代にそのピッチに立っていました。2-1でリードしたロスタイムに起きた出来事。まさにサッカーの怖さを味わった試合ですが、その結果、川崎フロンターレというクラブはJ1の壁に跳ね返され、悔しい思いを続ける歴史も続きました。

J1の壁を超えても、今度は初タイトルの壁に悩まされました。タイトルを取れない歴史を塗り替えたのは2017年のこと。98年の博多の森の悲劇を経験した19年後でした。

しかし去年は開幕から負けなしだったところで、この地で土をつけられるという悔しい思いをしました。

そういう歴史があったので、ここでの勝利は格別なものがありました。

ただこの試合は直前のメンバー離脱によりメンバー登録は17人。さらに試合中には大黒柱のレアンドロ・ダミアンが前半で負傷交代する
アクシデントに見舞われるなど、苦しい試合になるのではないかと思いました。

しかもその場所は、16年勝ったことのなかった鬼門。

負けていたり、惜しい試合をしても、もしかしたら納得していた部分だってあったかもしれません。どこか「仕方がないよね」と
自分たちに言い聞かせるだけの要素がたくさんあったからです。

しかしチームはそこに真正面から向き合いました。そんな動揺や苦境、もっと言えば過去の歴史すら選手たちは乗り越えてくれたんです。

試合後のミックスゾーンで小林悠に聞いてみました。「アクシデントがあった中でも、チームには動揺がなかった。どういうところに逞しさを感じたりしますか?」と。

彼はこう言い切りました。

「優勝する為には1試合も落とせないっていうのを、みんな覚悟はできている。色々な言い訳ができる状態でもそれはしない。若い選手も含めて覚悟ができてるのは、チームで感じていることです。そこが結果とか、こういう点差に結びついたのかなと思います」

いつも思います。言い訳をする癖を覚えてしまってはダメなのだ、と。特に歴史を塗り替えようとしているときはなおさらです。

チームをよく知るベテランがそう話していて、若い選手たちもその覚悟を決めている。

やはりリーグ3連覇は譲れないのです。

ピッチで起きた戦術的なあれこれも大事ですが、僕はこういう部分の方が大事なように思えました。

というわけで、レビューではこの試合における選手たちの思いと、その上での戦術的な狙いを書いております。

ラインナップはこちら。

■■「それは覚えています!」。鬼門ブレイカー・小林悠が口にしたストライカーとしての記憶に思うこと。

■なぜベンチが6人体制?試合直前に起きていたアクシデントと、それによる影響とは?
■「一瞬で絵を合わすことができた」(脇坂泰斗)。「背後に走ることも大事だと思ってます」(山根視来)。いかにして福岡の5バックを攻略するのか。開始わずか7分で回答を示せた理由とは?

■悩めるチャナティップ。今の彼が進む道は、一つしかない。

■後半の試合運び。自分に言い聞かせるように小林悠が言ったこと
■「点を取れるインサイドというのを毎試合毎試合、意識しているので」(遠野大弥)。拍手で迎えられた古巣戦。勝利を決定づけたダイヤのワンプレー。推進力に「明確な意思」が備わって来た理由。
■言い訳せず、覚悟を持って戦い続ける先にあるもの

全部で約11000文字の大ボリュームです!!そのうち値上げするので読みたい方はお早めに!!

「小さな歴史の詩」 (リーグ第26節・アビスパ福岡戦:4-1)

ではでは。

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ちなみにベススタ取材の帰り道。土曜の夜だからか、電話でタクシーを呼んでも全然捕まらないし、配車アプリも繋がらなくて、諦めることに。博多の森を下り、土地勘のない夜道で福岡空港まで走りました・笑。途中、奇跡的に流れのタクシーを拾えて、なんとか終電に間に合う・・・セルフ博多の森の歓喜でした。

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