足がつっているなら、頭で決めれば良いじゃない。


どうも、いしかわごうだ。

日曜日は等々力取材。

リーグ戦では4ヶ月ぶりのホームゲームでした。

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いやはや・・・すごい試合でした。

0-1のビハインドで迎えた後半、旗手怜央の同点弾で振り出しに戻すと、アディショナルタイムの土壇場でひっくり返す。

これぞ等々力劇場。
首位として盤石の試合運びで勝つのではなく、崖っぷちのギリギリ、最後の最後で勝ち越すエンターテイナーぶり。あっぱれです。

ただ正直いうと、家長昭博のクロスが上がってそこに知念慶が抜け出してヘディングした瞬間、記者席からの自分の角度からは「あっ、オフサイドだな」と思ってしまったんですね。

というのも、家長昭博がクロスを上げた瞬間、その先に知念慶がいることを自分は認識していなかったので。

なので、決まった瞬間もすごく冷静だったんですよ。「劇的だけど、VARで認められなさそうだな・・・」と。

でも、副審の旗は上がっていない。選手はめちゃくちゃ喜んでいる。湘南の選手はその場に倒れ込んでいる。

「え・・?これ、オンサイドなのか?」

すぐに、パソコンのDAZNの映像で確認。

・・微妙どころか、完全にオンサイドだった。
家長昭博が上げる瞬間、知念慶は相手の背中に隠れて、そこから抜け出す駆け引きでフリーになっていたのだ。

いやー、お見事。
決めた知念は足をつっていて倒れ込んでいた。DAZNの映像でアップになった時、「痛い、痛い」と口で言ってるのがわかる。

試合後のオンライン会見で本人が言う。

「アキさん(家長昭博)があの体勢で持った時に、絶対にファーのあの位置にボールが来ると思ってました。最後の余力を全部使ってジャンプしたゴールだったと思う。ずっと足が痛かったので、ゴールの瞬間は痛さと嬉しさでわけわからなくなってました(笑)」

・・・足がつっているなら、頭で決めれば良いじゃない。

なんだか、マリー・アントワネットの「パンがなければケーキを食べればいいじゃない」みたいなセリフが頭に浮かびました(実際には言ってないそうですが)、なんだかそんな感じの決勝弾でした。

これで2位との勝ち点差は9になりました。残りは8試合です。

試合については後日取材も含めて旗手怜央フォーカスで書いております。

この日の等々力は「水ユニフォーム」を着用してるサポーターもたくさんいたのだけど、「47番・旗手怜央」のネームを入れているサポーターが多いなー、と感じましたからね。旗手の人気、出てきました。

と言うことで、後日談も追加したレビュー、ぜひ読んでみてください。

「痛さと嬉しさと心強さと」 (リーグ第30節・湘南ベルマーレ戦:2-1)

ではでは。

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