どうも、いしかわごうです。
ゼロックス・スーパーカップの試合当日ということで、久しぶりのブログ更新です。
ちなみに試合前日となった昨日午後、両チームの監督と主将によるオンライン会見が開催されました。
川崎フロンターレの鬼木監督と谷口彰悟主将は内容面も重視しながらも、勝ちにいく比重に重きを置くということを明確に宣言しています。
「自分たちとしては積み上げてきたものを出し切る。そこに尽きると思ってます。ただ勝負事なので、勝負にこだわること。もう一つ、いよいよゼロックスを皮切りにJリーグが始まるんだなとワクワクしてもらえるようなゲームをしたいと思ってます」(鬼木監督)
「シーズンを通して、一発勝負というのは、なかなか経験する機会も多くはない。そういう緊張感を楽しみながら、なおかつ結果にこだわりながらしっかりと勝つこと。勝ってリーグに弾みをつけられるようにしたい」(谷口彰悟)
王者らしく、勝ちに行く姿勢を出すところは鬼木イズムですね。
ただやはり公式戦の最初の一戦というのは、どのチームも、キャンプも含めてこれまで取り組んできたものを表現しようとする思いがあるはずです。
対戦相手のガンバ大阪の宮本恒靖監督は、その思いがより強い印象でした。
「このコロナ禍で新シーズンで迎えられることに感謝したいと思ってます。そして新シーズンの最初の試合を戦うにあたって、このキャンプから作ってきたものを出せるように。まだまだ道半ばですが、明日の試合で出せればと思います」
ガンバは4-3-3の新システムに取り組んできたという情報もあります。
このゼロックスは、Jリーグ王者相手にそれがどれだけ通用するのか。それを公式戦で試せる場として考えている可能性が高いかもしれません。少なくとも、天皇杯決勝のように、蓋を開けたら4バックではなく5バックで守り続けて、後半にワンチャンスを狙うというプランでは来ないような気がしています。
こうした両指揮官の思惑がピッチで交差するのが、ゼロックスという大会の面白いところであります。新シーズン一発目となるnoteのプレビューではそうした部分も含めた見どころをたっぷりと書いておきました。
ラインナップはこちらです。
1.「そこに尽きると思ってます。ただ勝負事なので、勝負にこだわること」(鬼木達監督)。「新シーズンの最初の試合を戦うにあたって、このキャンプから作ってきたものを出せるように」(宮本恒靖監督)。両指揮官の思惑はピッチでどう表現されるのか。そして3度目のゼロックスで、鬼木フロンターレが示すもの。
2.「スタートダッシュという意味ではすごく大事な部分がある」(田中碧)、「まずはゼロックスに勝って良い開幕を切って、リーグ戦、カップ戦と多くあるが、勝ちにこだわってやっていきたい」(三笘薫)。2021年初陣の予想スタメン。指揮官は誰をピッチに送り込むのか。
3.「得点を多く取るためには、後ろの選手のコンパクトな姿勢、(DFラインの)プッシュアップ、そこは昨年以上にやっていきたい」(鬼木監督)、「去年、自分たちは3回対戦して3回ともガンバさんに勝ったが、悔しい思いを間違いなくぶつけてくると思っている」(谷口彰悟)。新スタイルでぶつかってくることが予想されるガンバ大阪。相手の狙いが読みにくい中で、見るべきポイントとは?
4.「新しい選手、既存の選手も含めて、新しいパワーで、その選手の特徴を生かして面白いサッカーをしたいと思っています」(鬼木監督)。新加入選手だけじゃない。今季のチームに変化を与える存在として注目する、ある既存選手への期待感。
以上、4つのポイントで全部で約10000文字のボリュームとなっております。
試合をディープに観戦するためのワンポイントプレビュー(ゼロックス・ガンバ大阪戦)
キックオフは13時半で、場所は埼玉スタジアム2002。観客に制限がありますから現地に駆けつけられない方も多いと思います。中継は地上波、日本テレビであります。そのお供として、試合前にプレビューを読んで気持ちを高めてもらえると幸いです。
ではでは。