どうも、いしかわごうです。
先週末はゼロックス・スーパーカップの取材。久しぶりに埼スタに行ってきましたよ。
天気は快晴。絶好のサッカー観戦日和でしたがコロナによる観客制限があったので、入場者数は4200人程度でした。
いつもと比べると、スタジアムまでの道のりも、そして場内も閑散とした状態。やはり少し寂しいですね。
それでもピッチでは両チームの選手たちが見応えある展開を繰り広げてくれました。そして試合は3-2の劇的な勝利。
決めたのは、途中出場の小林悠選手です。
スタメンだけではなく、サブも含めたチーム全員で勝っていくのがフロンターレの強さです。彼自身、FWのポジション争いがありながらも、切磋琢磨していくことの重要性を口にしました。
「(試合を)11人だけで勝てることはほぼない。今日はたまたま自分が出ましたが、チームみんなで戦っている。誰でもスタメンで出たい気持ちはある。自分はダミアンのことも知念もリスペクトしてます。良い関係でやれているのかなと思います。誰が出てもチームのためになれるように一人一人がやるだけです」
今季もフロンターレは団結して勝ち続けていく。そんな姿を確認できて良かったです。
試合についてはレビューでもたっぷりと。ラインナップはこちらです。
■スタメンとベンチメンバーの人選から読み取れた現時点での序列。そして立ち上がりのG大阪が仕掛けてきた駆け引き。
■窮屈だった中盤を救った「息継ぎ」と「飲水タイム」。そして先制点に凝縮された、新たな崩しのメカニズム。
■「チームとしてはまだ始まったばかりで、まだまだ改善すべき部分はあるが、今の段階で言えば、すごく満足できるプレーができたと思っている」(ジョアン・シミッチ)。川崎のリズムにシミッチがもたらした違いとは?
■「前線としてはもっと守備で貢献しないといけないと感じて反省しています」(三笘薫)。「ああいう時間をしっかりと耐えられるようにしないといけない。ただああいう展開になったのは、自分たちが3点目を取れなかったことだと思っています」(鬼木監督)。課題が残った後半の試合運び。優先順位を共有しながら、いかに現実的に擦り合わせるべきか。
■「染まりすぎて自分の良さをなくすなよ」。塚川孝輝がもらった、川崎で輝くためのアドバイス。
■「こういう試合で決めてヒーローになるのは自分だと思ってピッチに入りました」(小林悠)、「悠さんが良い動き出しをしてくれたので、あとはそこに出すだけでした」(遠野大弥)。想定外の展開でも土壇場で勝ち切る力強さ。そして、どうしても90分以内で勝ちたかった理由。
以上のポイントで全部で約9000文字です。昨季との変化も含めて、どう新しくなったのか。ぜひ読んでみてください。
チャンピオンは最後まで諦めない。(ゼロックス・ガンバ大阪戦:3-2)
ではでは。いよいよ今週からリーグ開幕です。連覇するぞい。