カップ戦ファイナルは、いつだって特別。


明けましておめでとうございます!

始まりました2021年。

嬉しいことに元日から、新国立で天皇杯決勝です。

4年前の2017年の決勝戦は、吹田開催だったので朝から新幹線で大阪まで向かいました。

新幹線からは富士山も見えるわけで、元日早々に富士山を眺めているうちに「なんだか日本一になれる気がするぅー」と不思議な気分になったわけですが、現実はそんなに甘くなかったのも良い思い出です。

そして元日の決勝で負けると、帰りの新幹線がめちゃくちゃ悔しいです、はい、

あの4年前の天皇杯決勝を知るのが中村憲剛です。

21年の元日に向けて、当時の記憶を思い返します。

「入場の時の空気感・・・・コレオもそうだし、特別な雰囲気があった。『あぁ、元日にサッカーをやるんだ』と感じた。ピッチに立った人間にしかない得難い経験」

ただ試合は負けて準優勝。何が足りないのか。それを感じ、そしてそこから鬼木フロンターレは積み上げてきました。4年間のチームの成長もこんな風に口にします。

「その中で延長で、最終的に鹿島に突き放された結果。決勝点はセットプレーの流れ。そういうところの隙を突くのが上手な鹿島が相手だった。チームとして積み上げてきたものが、当時の鹿島と当時のうちとではまだまだ開きがあった。クラブとしても個人としても、
もっともっと詰めないといけないところがあった。いま思えば、それを詰める作業をして、タイトルを獲ってきた四年間でもある。水を漏らさない戦い方は、優勝するためには必要だった」(中村憲剛)

過去は過去。
今のフロンターレは、あの時とはまるで違います。練習を見ていても勝つチームの空気感がありますから、僕は何も心配していません。

プレビューでは、そんな思いを書いてみました。

■4年ぶりに挑む天皇杯ファイナルの、気になるスタメン予想。指揮官の狙いが読み取れる、注目すべき起用ポジションは?

■「(練習は)自分だったりが安心するためにやることではないと思っているんです」(鬼木監督)。史上最強の秘密は、やはり麻生にあり。練習メニュー構成に見る昨年との変化と、指揮官のマネジメント力。

■「自分が指導者になったとしても、そういう空気感でやればタイトルに近づけるんだっていうことを知れたのは大きかったと思います」(中村憲剛)。プロとして18年過ごしてきたラストウィーク。麻生での練習を終えて、現役最後の試合に向かうケンゴが語ったこと。

■リアリストに徹する戦い方に舵を切れる宮本ガンバとどう戦うのか。そして、忘れてはいけない彼らの「奇襲」とは?

■「リョウタくんがどう感じているかはわからないですが(笑)、僕自身はすごくやりやすいと感じているので、その部分を試合で出せればと思います」(三笘薫)。左サイド攻撃の呼吸が勝利のカギを握る理由。そして準決勝の先制弾のコントロールは、なぜ足裏だったのか。三笘薫に聞いてみた。

■「でも、言い続けてはいますね。四年間、言い続けているので、意識としてはみんな持っていると思います」(鬼木監督)、「いま思えば、それを詰める作業をして、タイトルを獲ってきた四年間でもある」(中村憲剛)。2017年の元日決勝を知る鬼木監督と中村憲剛が語った、このファイナルで勝つために必要なもの。

以上、6つのポイントで全部で約11000文字です。

試合をディープに観戦するためのワンポイントプレビュー(天皇杯決勝・ガンバ大阪戦)

やはりファイナルはいつだって特別です。試合前に読んで、気持ちを高めてもらえると幸いです。
ではでは。

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