どうも、いしかわごうです。
先週末は柏レイソル戦を取材。リーグ最終節でした。日立台、良い青空でした。
驚いたのはスタメン発表のときです。
発表されるのはキックオフ二時間前。
自分はちょうど柏駅に着いたぐらいの時間帯でした。
スタメンを見て「ほうほう、中二日の3連戦目なので、さすがにスタメンを大きく入れ替えてきたか」と確認しつつ、ベンチメンバーに目をやると、そこに14番の名前がありませんでした。
そう。この現役ラストのリーグ戦でなんと中村憲剛はメンバー外でした。
前節にフルタイムで出場したこと、そして中二日だったことを考えると、スタメンから外れるのは想定できましたが、なんとベンチにも入らず。てっきり帯同はしているものだと思っていたので、日立台に向かう途中の道すがら、さすがに動揺しました。
等々力競技場での浦和レッズ戦がJ1でのラストゲームに。2020年の最終節は「中村憲剛がいない鬼木フロンターレ」で臨むことになるとは思いませんでした。
そんな中で、チームはしっかりと勝利。見事な逆転勝ちでした。なぜ勝てたのかはレビューで書いております。
そしてリーグ戦の日程が終了。2020年は最高とも言えるシーズンを過ごしました。伝説として語られるぐらい、強かったです。
ただこれからの未来も、ずっと右肩上がりとは限りません。
きっとフロンターレにとっても、苦しい時期は必ず来るでしょう。
そして来年からは中村憲剛はいません。
でも、中村憲剛と一緒に作り上げてきたものは、簡単には崩れないはずです。それだけのものを彼と共に築き上げて来たんじゃないかと信じています。
そんな、いろんなことを感じた最終節についてはnoteのレビューで書いております。ラインナップはこちらです。
■「最初、予想しているのとは多少、違うフォーメーションでもありました」(鬼木監督)。理にかなっていた3トップ&IHの総入れ替えが機能しなかった前半と、3バックではなく4バックを採用してきたネルシーニョプラン。そして、中村憲剛がいない2020年最終節。
■「タメができるところからのランニングがキーになると思っていました」(鬼木監督)、「ワイドな選手が外に引っ張られすぎていた。前半のような奪い方はなかなかできなくなったのが失点に繋がる要因になったと思います」(古賀太陽)。なぜ家長昭博と三笘薫の投入で、チームに好循環が生ま始めたのか。後半に見せた圧巻の逆転劇を読み解く。
■「でもね、作り上げることのほうがいい人生でしょう。そう思いませんか?」。記録尽くしだった2020年の鬼木フロンターレを振り返る。そして、日立台からの帰り道に思ったこと。
■「中身が全然違う。10年以上続いているフロンターレのアタッキングフットボールに、風間さんが違うエッセンスを持ち込んでくれたよね」、「(伊藤)宏樹さんの引退で、気にするようになった。みんな35歳ぐらいで辞めてるから、自分もそう遠くはないなと。きっとフロンターレ一筋で終わるんじゃないかな」。ケンゴが語っていたクラブスタイルの変遷と、数年後の自身の未来像。(中村憲剛の回想記:2014年)
以上、4つのポイントで全部で約15000文字のボリュームとなっています。
「あの日の空と、僕らの未来」 (リーグ第34節・柏レイソル戦:3-2)
ではでは。
まだ天皇杯が残っておりますが、リーグお疲れ様でした。