どうも、いしかわごうです。
本日はJ1開催。2位のセレッソ大阪との直接対決です。
鬼木監督の言葉を借りれば「決勝戦のように臨む試合」ですし、勝たなくてはいけない試合です。
完全アウェイでの大一番。鬼木体制で、長居では3年とも負けてます。鬼木フロンターレにとっては、鬼門といえる場所です。
ただ、小林悠は自信をのぞかせます。
「オニさん(鬼木監督)になってから、勝負所の試合はモノにしてきた自信はある。選手も勝ってきた経験があるので、自信を持って臨みたいと思う。楽しみたいし、緊張感ある試合をしたい」
もちろん、勝たなくてはいけませんが、より冷静になる必要もあると思ってます。
というのも、絶対に勝たなくてはいけないのは、勝ち点11差でリードしているフロンターレよりも、むしろ向こう側。追いかける立場であるセレッソの方だからです。
極論を言ってしまえば、川崎フロンターレは、引き分けで終わっても大きな問題はありません。引き分けのままで時計の針が進むと、焦れてくるのは相手の方です。
だから、まずは失点しないこと。自分たちが精神的に優位に立っているということを、試合運びでも生かす必要があると思っています。プレビューではそういう駆け引きにも触れております。もちろん、ピッチでのポイントもまとめております。
ラインナップはこちらです。
■「そういうゲームだからこそ、熱いゲーム、自分たちらしいサッカーを前面に押し出したい」(鬼木監督)。大島僚太、復帰なるか。90分で勝ちに行くための指揮官の選択は?
■「勝負のところでのスイッチの入れ方。少しの意思疎通で変わると思う」(小林悠)。強固なセレッソ守備組織は、チームの目を揃えて崩す。
■「アンカーを消して、外に出させたい対戦相手が多くなる。その時にうまく中が開くように、ボールを回しながらできればと思います」(守田英正)。攻撃に彩りを添えるアンカー・守田英正の配給と組み立てに注目すべき理由。
■「プレスをかけた時のコンパクトさ。後ろがついてくるという絶対的な信頼があるし、だからこそ、前も生きる」(小林悠)、「今は誰が試合に出ても、前から一生懸命ハードワークしてくれる」(チョン・ソンリョン)。リーグ最少失点を支える前線と最後尾の信頼感。そして、負けられない中盤の主導権争い。
■引き分けのままで時計の針が進むと、焦れてくるのは向こう側。大事なのは「間違えないこと」である。
以上、5つのポイントで全部で約9000文字です。
試合をディープに観戦するためのワンポイントプレビュー(リーグ第20節・セレッソ大阪戦)
これを読んで、大一番に向けて、イメージトレーニングをしてもらえると幸いです。
ではでは。