どうも、いしかわごうです。
先週末の湘南戦は1-0で勝利。
辛勝でしたが、勝ちは勝ちです。これでリーグ7連勝。しかも今季2度目です・・・2度目って!!
そして、昨日は報道陣に練習公開日だったので麻生に。
すっかり秋ですね。
上着がないと肌寒いぐらいでした。
久々にじっくり練習を見学できました。
そして練習後はリモート取材。対応したのは小林悠とチョン・ソンリョンです。
小林悠選手にはいくつか質問させてもらいました。
彼は湘南戦の試合後のリモート会見にも出席したのですが、そこで得点以外のある場面で少し気になることを話していたんですね。
それは「自分の感覚では出してくれればというシーンがあった」と攻撃面で味方に感じた違和感を口にしていたんです。
要は、「フリーである自分を見えていて、シュートを選択したのか」。それとも「フリーである自分が見えていなかったからシュートを打ったのか」。
わずかな違いに思えるかもしれませんが、実はこの「見えていたかどうか」は重要な問題なんです。
そこについて改めて聞いてみました。
これが実に興味深くて・・・・ゲームレビューで追記しておいたので詳しくはそっちを読んで欲しいのですが、その場面がどこだったかを確認するために取材後に湘南戦を前半からもう一回見直して、どの時間帯の誰のシュート場面だったのかを突き止めましたからね・笑。
それと小林悠選手は今年からキャプテンを譲ったので、ストライカーとして自分に集中する部分と、チーム全体を見る部分の意識のバランスも聞いてみました。
彼の回答は「完全に自分に集中してます(笑)」と笑っていました。今はエゴ丸出しでプレーしていると。得点だけに集中していると。
普通、選手というのは、ベテランになるとチーム全体を見るようになり、エゴはなくなります。
でも、小林悠は逆なんですね。
キャプテンマークを外したことで逆に解き放たれている・・・・いいじゃないですか。
・・・というわけで、今回のレビューは小林悠選手の追記の部分を含めて、チームの選択と判断の話になっていて、ちょっと面白いと思います。
ラインナップはこちらです。
■なぜ湘南の〔5-3-2〕システムを攻めあぐねたのか。左サイドで起きていた誤算とは?
■「遊びのパスなのか、勝負しにいくのか、そこの判断が今日はバラバラだった」。試合後の谷口彰悟が指摘した危機感を検証する。「遊びのパス」と「勝負のパス」の意味、あなたはわかりますか?
■「連動した、共通意識を持った良いゴールだったと思います」(鬼木監督)、「1つのチャンスを仕留めてくるというクオリティーの高さを感じました」(石原広教)。相手が食いついた瞬間を絶対に見逃さない家長昭博と、それを絶対に仕留めるスナイパー・小林悠。決勝ゴールを読み解く。
■「自分の感覚では出してくれればというシーンがあった」。最後まで生まれなかった追加点。最前線にいる小林悠も指摘した攻撃の違和感とは?
■湘南のカウンター狙いに対抗した、後半の「カウンター返し」。そして1-0の勝利を支えた守備陣が見せ続けたもの。
■(※追記:9月29日)「そこはナァナァにせず、しっかり言うべきところは言って、誰がどうしようとしているのか。そこを伝え合うのが大事だったと思ってます」(小林悠)。フリーだとわかって、あえてシュートを打ったのか。フリーではないと思ってシュートを打ったのか。その選択と判断を小林悠が突き詰めたかった理由。
以上、5つのポイントで全部で約12000文字です。ぜひ読んでみてください。
「刹那さを消せやしない」 (リーグ第19節・湘南ベルマーレ戦:1-0)
ではでは。
9月も終わりですね。