どうも、いしかわごうです。
先週末のベガルタ仙台戦。試合は1-0。苦しみながらですが、それでもしっかりと勝ちきりました。
振り返ってみると、チームは紆余曲折ありながら、今季2度目のリーグ9連勝を達成。
もはや勝って当たり前の雰囲気すら漂ってますし、常勝チームに変貌を遂げつつあります。本当にチームはたくましくなっています。
現在のチーム状況について鬼木監督に聞いてみたいことがありました。
それは勝利後のロッカールームの雰囲気の変化です。
勝ちグセがついていることで、試合後の選手の様子にどんな変化を感じているのか。気になるところです。
それを尋ねてみたところ、鬼木監督は、「一番は(勝って)浮かれないところですね」と言います。
「誰一人浮かれていない。それは大事だと思ってます。勝ち慣れていることもそうですし、前回は名古屋に負けたり、今回も東京に負けたりもありましたが、数少ない負けの中でも、次のゲームにという切り替え。勝っても、負けてもそんなに気にせず、次、次というのはできるようになってきている」
やはり勝った後の「リセット力」、負けた後の「切り替え力」、その両方が選手たちに身についているということでしょう。
ただ、「盛り上がりすぎるのもどうかなと思うタイプですが、喜ばなすぎるのもね。せっかく頑張っているのに・・・」と勝つことが目的にやっている以上、あまり淡々としすぎず、もうちょっと勝利の喜びも噛み締めても良いんじゃないか」とも苦笑いもしてました・・・確かに!!・笑。
「勝って兜の緒を締めよ」と言いますが、勝ち続けながら締めすぎてばかりであまりきつくなっても良くないのかもしれません。
いや、知らないですけど。
今回の仙台戦のゲームレビューではそんな話も盛り込んでみました。
ラインナップはこちら。
■「いつ動く、いつ立つのか。そこは試合を重ねると、もっとよくなるという感覚が自分にはある」(中村憲剛)、「仙台戦も彼にしかできないプレー、彼のところで難しいボールが収まる。狭いスペースで受けながら、プラス、味方の狭いスペースに出せる」(鬼木監督)。今や最激戦区のインサイドハーフ争い。そこで「違い」を見せたケンゴの挑戦。
■「チャンスがあれば、中からオーバーラップをかけていいと言われています。個人的にも中でプレーするのは好きなので、うまくボールを扱いながら、自分らしくプレーできたと思います」(ジオゴ・マテウス)。いつになくボールが集まってきた右サイド。ビルドアップのリズムを担ったジオゴが示したポジショニングと、潤滑油としての役割。
■「ボールホルダーのカオル(三笘薫)がフリーだったので、動き直す時間があってうまくスペースに走り込めました」(小林悠)。
守備ブロックも無力化したチャンスメーカー・三笘薫とラインブレイカー・小林悠が見せつけた呼吸。そして、鬼木監督が目指している領域とは?
■「途中から出てくる選手は疲労の中で戦った選手。なかなか後半にパワーを出せるかは半信半疑でした。逆にいうとパワーが出なくても、なんとか勝ちに持っていかなくてはいけない」(鬼木監督)。指揮官が感じた、中二日のタフ過ぎる一戦に臨む采配の難しさ。
■「ロッカールームの雰囲気を見ても、みんな勝ち慣れている。たくましくなったなと感じていますね」(中村憲剛)。「誰一人浮かれていない。それは大事だと思ってます。勝っても、負けてもそんなに気にせず、次、次というのはできるようになってきている」(鬼木監督)。常勝チームに変貌を遂げている鬼木フロンターレ。指揮官とバンディエラが証言する、試合後のロッカールームの光景とは?
たっぷりボリュームで約11000文字です。
「空と君のあいだに」 (リーグ第21節・ベガルタ仙台戦:1-0)
今回は確実に読んでおいたほうが良いと思います・笑。よろしくどうぞ!!
ではでは。明日は広島戦ですね。