どうも、いしかわごうです
本日はJ1リーグ開催日。
川崎フロンターレは等々力でサンフレッチェ広島と対戦します。
ACL日程による神戸戦の前倒しがあった都合上、フロンターレはリーグ戦を1試合多く消化しています。
そのため、この第16節で17試合目となり、つまり全34試合のちょうど半分を終えることになります。
普段ならば9月といえば、ぼちぼちシーズン終盤に差し掛かる時期ですし、感覚としてもだいぶ試合をこなしてきたような気がするんですが、ようやく半分です。いやー、不思議な感じです。
この試合に向けてはストライカーのレアンドロ・ダミアンがこんな自身のゴール観を口にしていました。
「ゴールは一人で取るものではなく、チーム全員でやった結果で生まれるものだと思っています。またフロンターレは協力して、団結してプレーすることができています」
みんなが体を張ってボールを奪って、味方が必死にゴール前に繋いできた思いを受けるのが最前線にいるストライカーです。ダミアンが言っている「チーム全員でやった結果で生まれるもの」とはそのことを口にしています。
でも難しいのは、そのチームメートの思いを必要以上に感じすぎて、その責任がプレッシャーとなり、力が入って決めることができなかったら、それはまるで意味がないわけです。チーム全員の思いを感じながらも、どこかで「そんなの関係ねぇー」というエゴのような開き直りもストライカーには必要なんですよね。
元ブラジル代表の大物ストライカーであるダミアンは、きっとブラジル時代は数々の修羅場をくぐり抜けてきたはずです。
それでも、自分ではなくチームのためのこういう発言ができる・・・素晴らしいですね。
現在リーグ7得点。得点ランキング1位のオルンガの15得点とは差があります。しかし彼は得点王にはさほど興味がないと言い切ります。
「自分にとって得点王というのはあまり意識がない。ゴールという結果でチームに良い結果をもたらすことができればいい。自分の中では個人タイトルよりも、チームの力になって、チーム全員でタイトルを取れれば良い。もし得点王と優勝というチームタイトルを選べるのであれば、自分は迷わず優勝のタイトルを選びたい」
タイトルを取るために、広島には勝たなくていけません。ダミアンのゴールに期待ですね。
試合に向けてはいつものようにプレビューでたっぷり見どころを語っております。
ラインナップはこちらです。
■「13連戦がここで一区切り。自分たちは、ちょうど(17試合目の)折り返しにもなる」(鬼木達監督)。真夏の13連戦ラストゲーム。スタメン予想に関する、二つの考え方。指揮官が選ぶのはどっちだ!?
■「もし得点王と優勝というチームタイトルを選べるのであれば、自分は迷わず優勝のタイトルを選びたい」(レアンドロ・ダミアン)。強固な広島守備陣をどう攻略するのか。屈強な3ストッパーは、ダミアンで打ち砕く。
■「こないだの試合だけではなく、もう一回、チームとして捉えて修正していきたい」(鬼木監督)。前節与えられた宿題は、広島戦で解決できるか。そして右のハイネルと左の柏好文との引っ張り合いが予想される、両サイドでの負けられない攻防戦。
■「自分たちは、サッカーをエンターテイメントだと思っている」(鬼木監督)。驚異的なペースで勝ち点を積み重ねていく中で、指揮官がこだわり続けていること。そして、かつて同じ思いを口にしていた人物の話。
以上、ポイントは4つ。10000文字のボリュームです。13連戦、頑張って書き続けたのでぜひ読んでくださいね。
試合をディープに観戦するためのワンポイントプレビュー(リーグ第16節・サンフレッチェ広島戦)
ではでは。