他に何が。


どうも、いしかわごうです。

先週末はJ1リーグ開催。
川崎フロンターレは、日産スタジアムで横浜F・マリノス相手に3-1での見事な勝利をおさめました。絶対に勝ちたい一戦だったので、大きい勝利となりました。

現在、Jリーグの試合後の取材は、対面ではなく、オンライン会見で行われています。

両チームの監督の質疑応答、そして両チームから2名ずつが登場して対応します。

なので対戦相手の選手の会見も聞くことになるのですが、これがなかなか面白かったりします。番記者は、基本的に担当しているチームの選手しか取材する機会がないですからね。

他チームの選手の取材対応を画面で見ていると、「この選手、しっかりコメントを語れる子なんだな」とか「こういう雰囲気でやりとりする感じなんだ」とか色々と発見することがあったりします。

その意味で、今回印象的だったのはマリノスのマルコス・ジュニオール選手です。

自分がゴールを決めたとはいえ、負けた試合です。

取材対応は気が進む作業ではないと思うのですが、彼は相手の力が上だったと真摯に認めた上で、フロンターレの技術についても述べてくれていました。

「川崎は良いチームですし、良いサッカーをします。そして、我々のサッカーのことも理解し、弱点を突いてきました。一人ひとりのスキルが高いチームだと感じましたし、技術が高い中でも連係もしっかりとれていました。今日に限っては相手の連係がとれて良いサッカーをしたと感じています」

たまに思うのですが、選手の本質というのは、負けた時やうまくいかなかった時の振る舞いに出ると思っています。

そこで「審判のせい」や「ピッチのせい」、「チームメートのせい」、「監督のせい」などと言い訳を並べる選手が、ごくたまにいます。

もちろん、そういう原因もあるのかもしれませんが、自分に対してしっかりと向き合っていれば、また違う振る舞いになると思うんですね。

その意味で、マルコス・ジュニオール選手はすごく気持ちの良い選手だなと感じましたね。実際、とても良いプレーヤーですしね。

そんなことを感じた試合後のオンライン取材でした。

そして試合のレビューはnoteでたっぷりと語っております。

ラインナップはこちらです。

■ピッチで何が起きていたのか。立ち上がりに喫した失点と、我慢を強いられた序盤を読み解く。

■「シンプルに狙うところと、少し工夫するところ。対角のボールだったり、同サイドを狙う。そこの使い分けはできていた」(谷口彰悟)。「川崎は良いチームですし、良いサッカーをします。そして、我々のサッカーのことも理解し、弱点を突いてきました」(マルコス・ジュニオール)。敏感なハイラインの裏ではなく、ルーズな斜めのスライドを突く。そのために必要な技術を見せた、ある選手の凄み。

■「相手はだいぶハイラインでスペースがあった。そこを狙うことはチームとして意識していました」(三笘薫)。狙い通りだったミトマのアイソレーション戦法。ピッチで示し続けるスーパールーキー以上の輝き。

■「悠とレオでハードワークと圧力をかけていく。そこでしっかりとした守備ができることで、また攻撃が良くなる。そこがたたみかける要因になったと思います」(鬼木監督)。後半開始5分でカタをつける。マリノス守備陣の平常心を失わせた、後半の川崎の強気すぎるプレッシング。なぜオールコートマンツーマンが面白いように機能したのか。

■「今年4-3-3に取り組んでマリノスを倒すというところはみんな心の中で思っていたと思います」(三笘薫)、「こういう昨年のチャンピオンチームとやるというのは大きなゲームになるし、自分たちの自信になると思います」(鬼木監督)。昨年度の覇者を敵地で撃破。そこで指揮官が語った、勝ったからこそ大事にしている意外なこととは?

以上、5つのポイントで全部で約10000文字です。是非読んでみてください。

「他に何が」 (リーグ第14節・横浜F・マリノス戦:3-1)

ではでは。
水曜日はヴィッセル神戸戦。連戦でも中三日あると、楽な気がしますね。





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