公式戦5試合連続得点中。ドリブラー・三笘薫の巧みな言語化能力。


 水曜日のセレッソ大阪戦は5-2で勝利。
Jリーグ新記録となる10連勝を飾りました。

試合翌々日となる8月21日の練習後、リモート取材。対応したのは三笘薫と田中碧です。

 三笘薫はまた得点を決めて、これで公式戦5試合連続ゴール。ゴールを決めた4点目と、ノボリが決め損ねたのでアシストにはならなかった5点目のダミアンのゴールについて、それぞれ振り返ってくれました。

 彼のコメントを聞いて毎回感じるのは、言語化が実に巧みだなということです。

これは自分の経験論ですが、ドリブラーって感覚を大事するタイプが多いからなのか、言語化がそれほど得意ではない選手が多いです。プレー中もイメージやボールを持った瞬間のフィーリングで突破するプレーが多いと思いますし、かりに考えていても、その瞬間はわざわざ言葉に落とし込んでいないはずです。あとで振り返ってから説明はできるかもしれませんけど、いちいち論理的に考えながら言語化しながらプレーしていたら、ピッチでは何もできない世界だからです。

ただ最近の若手は、しっかりと言語化しているドリブラーが増えていますね。長谷川竜也もそうですし、この三笘薫もそうです。セレッソ戦で1ゴールと、アシストはつかなかったものの得点に絡んだ5点目のプレーをとてもしっかりと自分の言葉で振り返ってくれました。

では、レビューの本題に。ラインナップはこちらです。

■「前から奪いに行っているけど、うまくはまらない時間帯も多かった」(小林悠)。なぜ立ち上がりは、セレッソの「思う壺」で進んだのか。与えてはいけなかった先制点と、ハマらなかった守備陣形。

■「狙おうと思いましたし、狙うしぐさを出しちゃいけないと思って」(脇坂泰斗)。相手の狙いの「少し斜め上」を行け!脇坂泰斗がピッチで見せた、駆け引きと高い技術力。

■「その形が2点目の山根選手が背後をとることにもつながった」(脇坂泰斗)。鉄壁のセレッソ守備陣に綻びを生み出した「斜めの揺さぶり」と「あそこからヤマネ」。コンパクトな陣形ゆえに効果抜群だった理由とは?

■「結果的に5点取れたのは、自分たちが最後まで攻撃的な姿勢を貫いたから」(小林悠)。「後半にまたクオリティが上がる。そういう相手のディフェンスは簡単ではない」(ロティーナ監督)。圧巻のミトマタイム、そしてチーム全員で戦うとは、どういうことなのか。

■「それがこういう結果につながっていると思います」(鬼木監督)。どんなときも、どんな相手にも。リーグ新記録樹立したチームが向かう先。

■(※追記:8月21日)「選択肢を二つ以上持っている中で、打てています。一つしかない中での選択ではなく、(選択肢を)複数持った中でのプレーは、相手も飛び込めない。そういったプレーが増えているのは良いかなと思います」(三笘薫)。公式戦5試合連続得点中。言語化能力の高いドリブラー・三笘薫が語る、川崎フロンターレだからこそ生きる、自分の良さ。

以上、6つのポイントで冒頭部分も含めると約12000文字ぐらいです。J1リーグ新記録の樹立となった10連勝記念に、どうぞお読みください。

「どんなときも。どんな相手にも。」 (リーグ第11節・セレッソ大阪戦:5-2)

ではでは。明日は名古屋グランパス戦です。





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