どうも、いしかわごうです。
本日はJリーグ開催です。過密日程による連戦は続きます。
首位の川崎フロンターレは現在9連勝中。
リーグ戦10連勝をかけた一戦で、もし今日勝てば、1シーズンでのリーグ戦連勝のJリーグ新記録を樹立することになります。
しかも相手は、現在2位のセレッソ大阪。シーズン序盤の大一番となる直接対決になっております。
この試合に向けた練習後のリモート取材では、鬼木監督の会見で質問が殺到しました。当然ながら、「10連勝に向けた意気込み」も。Jリーグ新記録ですから、そこのコメントを聞くのはマストでもありますからね。
ただその質問に対する鬼木監督は、「毎回面白くないコメントで申し訳ないですが」と前置きをした上で、柔和な表情で「そこは本当に気にしていないです」とコメントしています。
では、なぜ気にしていないのか。
それは、もっと違うものを見ているからです。
「繰り返しになりますが、勝ち続けないと見えてこないもの、勝ち続けているからこそ成長できるものがある。そこにはこだわっています」
今季の鬼木監督は、4-3-3のシステムを導入して、チームのスタイルに変化をもたらしてますが、首位になってからは、チームや選手たちの中にあるメンタリティーも変えようとしているのが、日頃のコメントの端々から伝わってきます。
「結果としては勝ちたいことは変わりないです。でも連勝という記録ではなく、このチームだったり、個人を強くしていくためには、向かってくる相手をどんどん自分たちの力で勝ち上がっていくことが大事になる。それを実感していますし、続けたいと思っています」
今季は降格がないレギュレーションのため、腰を据えて新しいサッカースタイルの構築に取り組んでいるように見えるクラブもあります。
フロンターレも4-3-3のスタイルに挑戦してますが、鬼木監督はさらにそこから常勝のメンタリティーを身につけるシーズンにもしようとしています。そのメンタリティーは勝ち続けないと身につきません。
だから、勝ちにこだわる。すごくシンプルですが、勝ち続けた先に見える景色を鬼木監督は追い求めているのだと思います。
だから、今日の試合は勝たなくてはいけません。本当に大事な一戦になります。
そんな一線のプレビューでは、見どころをたっぷりと書いておきました。
ラインナップはこちらです。
■現状のベストメンバーで臨むことが予想される真夏の天王山。最大の懸念は、センターバック・谷口彰悟の相棒か。スタメンを推理してみた。
■「ゲーム全体を通して慌てることがない印象があります。そこを自分たちの攻撃で脅かすことができればと思っています」(鬼木監督)。空いているように見えて、実は空いていないサイドのスペース。セレッソの堅守を攻略するために必要なもの。
■「大島が通れば、道理も引っ込む」。組織的なセレッソ守備陣の理屈を崩すための3人のキーマンとは?
■「イメージとしてはガンバ戦と同じぐらい難しい試合になるのではないかと思っています。ただそんなに対戦相手のことを気にする必要がない。自分たちのやるべきこと、やってきたことをどれだけできるか」(レアンドロ・ダミアン)。シンプルながら破壊力がありそうな「上からダミアン」。3試合連続得点なるか?
■求められるのは、「いつも通りにやること」と「いつもと違うと相手に思わせること」の両立。そして相手を揺さぶるために必要な「意外性」をどう発揮するのか。
以上、5つのポイントで全部で約9000文字です。渾身の力を込めて書いたプレビューなので、どうぞよろしく。
このプレビューで書いた試合展開になると良いなぁ。
試合をディープに観戦するためのワンポイントプレビュー(リーグ第11節・セレッソ大阪戦)
試合前までにぜひ読んでみてください。よろしくどうぞ。
ではでは。