どうも、いしかわごうです。
先週末に開催されたJ1リーグ。首位の川崎フロンターレは2位のガンバ大阪との直接対決に1-0で勝利。
再開後、リーグ7連勝となりました。
鬼門突破の名手・小林悠選手のゴールに期待してましたが、決勝弾を決めたのは大島僚太選手。
ちなみに大島は去年もこのスタジアムでゴールを決めていますね。日本平でもそうでしたが、なぜか同じスタジアムで決めがちですね。相性が良いとか良いイメージがあるんでしょうか。
試合後のリモート会見では「中の様子やゴールの位置は見ていなかったですけど、入って良かったです」といつものように本人は、ラッキーでした的な感じにサラリと言いますが、なんで右足のあのキックで、アウトサイドにかかった軌道でゴールに
吸い込まれていくのかがわかりません・笑。しかもダイレクトで打つことでセービングする準備のタイミングもずらされて、あの名手・東口が一歩も反応できませんでしたから。
日曜深夜のスパサカ(スーパーサッカー)ではゴールシーンを解説した福田正博さんが、その技術に興奮して「大島、すごい!大島大好き!」と本音をぶちまけておりました・笑。相変わらずの大島ファンですね、福田さん。
今季からインサイドハーフになった大島僚太に「あそこのポジションになって、ゴールの意識が強くなっている」と鬼木監督は得点を求めてきました。
これまでの大島僚太だったならば、あそこのゴール前でチャンスになっても、より確実な決定機にするために、味方へのラストパスを選択することを優先していました。
しかし今は、シュートを選択する。そしてそれがゴールにつながる。彼の中で何かが変わり始めているのは間違いないと思います。
さて。
今回のレビューでは、大島選手のゴールもたっぷりと。それと同じぐらい、試合をめぐる両指揮官の見応えある攻防戦も読み解いております。
ラインナップはこちらです。
◾️左サイドの攻防戦から読み解く、宮本恒靖監督が用意してきた対抗策とは?
◾️変形的〔4-4-2〕システムを崩すために、鬼木監督が用意していた研究手。そして、それが崩しの一手にはならなかった理由。
◾️「システム的に空くスペースというのがあって、相手が良い位置に立つことで、僕らがプレッシャーをかけにくかった」(大島僚太)、「こういう時間もあるよ、と割り切って我慢する時間かなと慌てずにやれていた」(谷口彰悟)。前半に強いられた「我慢の選択」で、守備陣が見せ続けたもの。
◾️「チームみんなで奪えたゴールなのかなと思います」(大島僚太)。何かが変わり始めている大島僚太が示した、あの右足の一閃の意味。
◾️「今までと違うのは、首位に立ちながら相手が向かってきて、引きずり降ろそうとしてくる中で戦えること」(鬼木監督)。完封を呼び込んだ、指揮官の的確な応手。そして、首位をひた走るからこそ、チームに植え付けたいメンタリティーとは?
■(※追記:8月3日)「使うべきところは使って、使わないところは使わない。そこの判断を改善していくことで、もっとゴールやアシストをつけていきたい」。研ぎ続けているその武器を、いつ、どこで、どうやって生かすのか。ルーキー・三笘薫が分析し続けている、自分の生きる道。
6つのポイントで全部で約13000文字です(※8月3日に追記しました)。ぜひ読んでみてください!
ではでは。