どうも、いしかわごうです。
本日はJ1開催日。川崎フロンターレは、アウェイに乗り込み、ガンバ大阪との一戦となります。
首位の川崎対2位のガンバという今節のJ1リーグ注目の一戦となってます。
2017年から指揮を執っている鬼木監督は実はパナソニックスタジアム吹田で過去3年勝利したことがありません(2分1敗)。
チームにとっては万博の時代から勝ちのない「鬼門」と言える場所になってましたが、吹田になってからも、2016年に勝っただけで決して勝率は良くありません。さらに対宮本恒靖が率いるガンバ大阪にも1分2敗と勝利がない相性の悪さです。
いかにして攻略していくか。
ちなみに鬼門と呼ばれるスタジアムでよく決勝ゴールを決めるのは小林悠選手です。
かつてのフロンターレは、大宮のNACK5、清水の日本平(現:IAIスタジアム日本平)や新潟のビッグスワン(現:デンカビッグスワンスタジアム)と、なぜかオレンジ色のチームには弱いと言われてました。特にビッグスワンは、アウェイ遠征では毎年のように鬼門突破のプロモーション企画を実施したほど。
NACK5と日本平で初勝利をおさめたのは2011年。ビッグスワンは2012年に勝利して鬼門を攻略しているわけですが、そのいずれの試合で得点を決めているのが小林悠選手だったりします。
なので鬼門突破には彼のゴールは欠かせないわけですが、しかし彼はガンバ戦ではゴールをほとんど決めていません!
リーグ戦で調べてみると、望月監督代行時代の2012年の第6節の1得点のみ!!J1リーグ通算110点(J1歴代10位タイ)の彼がわずか1点しか決めていない相手なんです。さらにここ数年は、日本代表GK・東口順昭選手にビッグセーブに合い、ゴールネットを揺らせてません。
「僕は東口選手が日本で一番セービング力が高いと思ってます」
小林悠本人が認める守護神から得点を奪えるか。
そこは見どころになりますね。
今回は「厳しいよ!今日は厳しい!」とあえて不安材料を並べてみました。
これだけ試合前にマイナス材料があれば、マイナス×マイナスでプラスになるんじゃないかと思う性格であります、逆にね。
なお、noteのプレビューではいかにして勝つかを中心に語ってます。ラインナップはこちらです。
■注目は前線の3トップの組み合わせか?気になる予想スタメンと、見過ごされがちなポジションをフォーカス!
■「自分たちでスペースを作り出すことはできるようになってきている。そこを見つけられるようになれば、面白い攻撃ができると思っています」(鬼木監督)。3の「脇」のエリアを埋めてくる宮本ガンバの〔5-3-2〕をどう攻略するのか。スペースを作り出すために必要なものとは?
■「僕は東口選手が日本で一番セービング力が高いと思ってます。代表で一緒になった時もすごいなと思った。決めたいですね、良いGKなので」(小林悠)。右からのクロスか、左からの地上戦か、それとも真ん中から仕留めるか。過去1得点の難敵・ガンバ守備陣からゴールを狙う小林悠の思い。
■「一瞬の隙で、1人で点を取れる選手がたくさんいる。そこはリスペクトしすぎず、寄せる距離、戻るスピードは常に求めていきたい」(谷口彰悟)。与えてはいけないのは先制点。指揮官と選手が口にする、絶対に負けてはいけない部分とは?
■「それはすごくポジティブな材料になったのは事実としてありますね」(鬼木監督)。前々日のリモート囲み取材で、どうしても聞いておきたかったこと。
以上、5つのポイントで約10000文字です。試合をより深く、楽しく観戦するポイントをまとめておいたのでぜひ読んでみてください!
試合をディープに観戦するためのワンポイントプレビュー(リーグ第8節・ガンバ大阪戦)