どうも、いしかわごうです。
新型コロナウイルスの感染拡大を受けて、Jリーグは来月15日までに予定されているJ1からJ3までのリーグ戦などすべての公式戦が延期となりました。
川崎フロンターレも今週末に予定していた等々力でのコンサドーレ札幌戦を含めた公式戦5試合が延期となっています。試合を楽しみにしていたサポーターからするとなんとも残念な気持ちだと思いますが、状況が状況ですから仕方がありません。Jリーグ側も苦渋の決断だったはずです。
Jリーグを取材する自分としても「さぁ、頑張るぞ!!」と肩をグルングルンと回し始めた矢先のタイミングでしたから複雑な思いはありますけど、予定通りに再開できるように、1日でも早く収束されるのを祈りながら過ごしていくしかないですね。
先週末は等々力取材に。Jリーグ開幕戦でした。
天気が良かったですね。突き抜けるような青空でした。
試合はサガン鳥栖に0-0でドロー。
後半にはダミアンのゴールが決まったかと思いましたが、VARによって取り消されてしまいました。
ゴールは認められませんでしたが、シュートブロックで空中に浮いたボールを、エドゥアルドと体をぶつけあいながらねじ込んだダミアンはさすがでした。なぜヘディングに行かず、ワンバウンドしてから決めたのか。あそこの駆け引きについてダミアンに聞くと、こう話してくれました。
「ボールが、思ったよりも高かったからです。ヘディングに行くと、エドゥとあそこでぶつかり合うんじゃないかと思います。ボールを落とした方が、お互いにプレーしやすかった。多分、自分もエドゥも、ヘディングであたり合うのが怖かったんじゃないでしょうか?(笑)」
ああいう五分五分のボールで相手とぶつかりあいながらねじ込んでしまうのがダミアンでもあります。やはりストライカーですね。再開後の試合でゴールを量産してくれることを期待です。
さて。詳しい話はnoteのレビューで掘り下げております。今回の試合のラインナップはこちらです。
1.「低い位置には人数がいるんですが、前線に運ぶまでがちょっと距離あったなと思いました」(小林悠)。サガン鳥栖が講じてきた、二つのフロンターレ対策とは?
2.「相手もよく守ってましたし、うちのやりたいことをなかなか出させてもらえずに、個人としてもチームといてもやりたいことを出せなかったかなと思います」(長谷川竜也)。徹底されていた鳥栖のタツヤ封じ。いかにして「対策の対策」を打ち出していくべきか。
3.「そこで開けたところをうまくどうやって使うのかというのが鍵だと思います」(脇坂泰斗)。求められる右サイドの交通整備。そして家長昭博をチームスタイルにどう着地させるのか。
4.「(トラップは)もう一個、前にボールを置ければ良かったです。足元に止めたことで、そこが一瞬、遅れたので」(登里享平)、「ラストパスなのか、シュートなのか、コントロールなのか。そこをみんなで合わせていかないといけないと思います」(脇坂泰斗)。オフサイドに繋がった「ちょっとしたズレ」は、なぜ起きたのか。VARで取り消された事実よりも目を向けるべきは、あの局面の崩しの質を上げること。
5.「力不足でした」。最後は自ら試合を決めに行く意志を強く発した大島僚太。試合後に語った、どうしても等々力で勝ちたかった理由。
最後は自ら試合を決めに行く意志を強く発した大島僚太。試合後に語った、どうしても等々力で勝ちたかった理由。(リーグ第1節・サガン鳥栖戦:0-0)
全部で10000文字ぐらいのボリュームがあるので、じっくり読み解いてみてください。
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ではでは。