どうも、いしかわごうです。
・・・梅雨が明けて、猛暑日で本当に暑いですね。麻生取材も、汗だくになっております。
さて、本日はサンフレッチェ広島戦。
未消化だったJリーグ第16節の開催となります。
対戦相手の広島が、フレッシュな状態で臨めるのはわかっていることです。
一方でフロンターレは連戦。しかもこの暑さです。多少のメンバー入れ替えはあるでしょうが、試合に出続けている選手は体力的に厳しいでしょうし、それは時間の経過とともに、その差は顕著に現れると思います。
それを考えると、賢い試合運びがポイントになります。夏場の試合で何で避けるべきかというと、ミスによるボールロストによって、相手に走らされることです。その意味で、ミスの少ない選手が果たす役割は大きいと言えます。
そんな中、こんなデータがありました。
100 – 下田北斗の大分戦での敵陣内パス成功率は100%(50/50)。Optaが2015年にJ1データ収集を開始して以降、1試合で敵陣エリアパス数を50本以上記録した選手で、同エリア内のパス成功率100%を記録したのは、昨季10月の神戸戦で記録した家長昭博(52/52)と今節の下田北斗だけ。完璧。 pic.twitter.com/jGoa0VCOpY
— OptaJiro (@OptaJiro) July 27, 2019
中村憲剛は「下田100パーセント」を非常に高く評価していたのですが、理由をこう明かします。
「ボランチがミスらないのは大事。北斗が安定していたのは助かった。冒険するとことじゃないところでは、ちゃんと繋いでくれた方がいい。毎回勝負パスを入れられても困るので。夏場にミスの少ない選手は助かる」(中村憲剛)
下田のように中盤でミスが少ない選手がいれば、無駄な体力の消耗も抑えられます。この試合もミスの少ない下田の下支えが光る展開になれば、良いですね。
ちなみに広島の城福監督は、下田がヴァンフォーレ甲府で一年目の時の監督だそうです。ボランチの稲垣祥とも同期で、対戦を楽しみにしていました。
試合の見どころはいつものようにごうnoteで。ラインナップはこちらです。
1.「連戦だと誰が出るのかわからないが、それはチームが強くなっている証拠」(小林悠)。「真夏の正念場3連戦」の2戦目で、指揮官はどんな顔ぶれをピッチに送り込むのか。
2.〔3-4-2-1〕システムとの対峙が続く真夏の3連戦。大分戦で見出した「5バック攻略法」を継続するためのポイントとは?
3.「一番真ん中にいるポジションなので、そういうところまで気を配れるように成長していきたいですね」(下田北斗)。「夏場にミスの少ない選手は助かる」(中村憲剛)。夏場の試合運びで輝く「下田100%」。中村憲剛が絶賛するその仕事ぶりとは?
4.「向こうの弱みも知っているし、僕のプレースタイルも向こうは知っている。裏のかきあいになると思う」(馬渡和彰)、「(ハイネルは)意外性のあるプレーをやってくる選手」(谷口彰悟)。勝敗に直結する、両サイドの古巣攻防戦。引っ張り合いを制するのはどっちだ?
5.「僕たちが勝ち続けることが、FC東京に対して一番のプレッシャーになると思う」(小林悠)。リーグ連覇で選手たちのメンタリティーの何が変わったのか。
6.「相手の守備の考え方をズラせる。能力的にズラせる選手もいれば、頭でズラせる人もいる。それは大きいと思うよ」(中村憲剛)。中村憲剛が「全く同じ目を持っている」と信頼を寄せている選手の存在。
以上、6つのポイントで全部で約9000文字です。炎天下の麻生で、汗だくになりながら練習取材してきました・笑。ぜひ読んでみてください。
試合をディープに観戦するためのワンポイントプレビュー(リーグ第16節・サンフレッチェ広島戦 ※延期試合)
ではでは。僕も広島に行きます。いやはや・・・暑そうですね。