名古屋戦プレビュー:握っても、握られても勝つために。


どうも、いしかわごうです。

Numberで齋藤学について書いたコラムが公開されております。

 さて本日は金曜日。
平日ですが、等々力でJリーグ取材。名古屋グランパス戦です。

名古屋といえば、チームを率いているのが風間監督です。どうしても、そこには注目が集まりますね。

(※ちなみに去年の対戦時については、Numberのコラムをどうぞ)

風間監督に“恩返し”した鬼木監督。川崎vs.名古屋は今後も名勝負必至。

・・・とはいえ、これが3回目の対戦になります。
楽しみではありますが、去年の初対戦時と比べたら、気持ち的にそこまで高ぶるものはなかったりもします。強く思い入れを持ちすぎないで試合に臨むことも、時には大事かもしれません。

この試合に向けた詳しい見所は、プレビューで公開しています。

今回のラインナップはこちらです。

1.「自分たちが勝ち点を縮められる試合でもある。そういうゲームはより大事にしないといけない」(鬼木達監督)。指揮官が行った、いつも以上の入念な対策。2位・名古屋との直接対決を制するために。

2.「どう勝つかをみんなで共有して、同じ方向を向いて戦わないと勝てない。そういう相手だと思います」(中村憲剛)。前線のユニットに込められた、名古屋が嫌がる狙いとは?

3.前傾姿勢になる名古屋に生まれがちな広大なスペース。だが重要なのは、最終ラインの背後を一発で突くことではなく、両CBの足を止めることにあり。

4.「相手の矢印を反対に動けるような動きをすれば、良い意味で面白くなるのかなと」(田中碧)、「追い越す動きは大事だと思います」(長谷川竜也)。コンパクトな陣形でサッカーをする名古屋に効く、二列目と三列目の「追い越す動き」とは?

5.「ジョー選手が素晴らしい選手なのはわかっているし、そこをターゲットにしてくる。そこのバトルはごまかせないところ」(谷口彰悟)、「普通とは違うレベルで、素晴らしい選手。身体の使い方も上手な選手。その辺の特徴は把握しているつもりです」(ジェジエウ)。引きすぎず、行き過ぎず。真価を問われる川崎最終ラインに求められるのは、強気の姿勢。

6.「第一にボールを持つことは意識したい。常に顔を出し合いながらやれればと思います」(大島僚太)、「どっちがボールを持つかに目がいきがちですが、ボールを支配することが良いわけではない。攻撃と守備で相手を圧倒する。そこが大事かなと思います」(田中碧)。「ボールを握って勝つ」だけではなく、「ボールを握られても勝つ」という強さを示す一戦。

以上、6つのポイントで冒頭部分も全て含めると約10000文字です。

今日の一戦は、ボールの握り合いになる展開が予想されています。ただ鬼木フロンターレの真骨頂は、「攻撃で圧倒する」だけではなく、「攻撃と守備で圧倒する」ことにあります。ボールを握って勝つ。そして、ボールを握られても勝つ。そういう強さを見せて欲しいですね。

試合をディープに観戦するためのワンポイントプレビュー(リーグ第12節・名古屋グランパス戦)

ではでは。
ハーフタイムにはSHISHAMOがライブを行います。それも楽しみです。





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