どうも、いしかわごうです。
先週末は松本山雅戦を取材。
久々にサンプロ アルウィンに足を運んできました。2015年以来ですね。あずさで松本駅まで行き、そこからシャトルバスに乗りました。シャトルバスが無料なのは良いですね。乗るまでにちょいと並びますけど。
風は冷たく、ときおり雪もちらつきましたが、天気は良かったですね。厚着していったので、観戦にそれほど問題はありませんでした。
アルウィン周辺は人がたくさん。
スタグルを堪能しようかと思ったけど、どれもものすごい行列で流石に諦めました。仕事できているので飲めないとわかっているけれど、看板を見ると、やっぱり山雅ビールを飲みたかった。。。。まじ美味いんですよ、このビール。
試合は2-0で勝利。
試合内容から考えれば、妥当なスコアだったと思います。ようやくリーグ戦初勝利となり、「一つ勝ててホッとしてます。今日は勝利に対して、プレーできていた」と谷口彰悟。勝つべくして勝ったゲームだと思いますが、チームもこれで落ち着きを取り戻し、また上積みをしていけることでしょう。
この試合、松本山雅にはパウリーニョとエドゥアルドという元フロンターレの選手がスタメンで出ていました。特に昨年までいたエドゥは気合が入ってましたね。試合終盤には前線にポジションを移し、カウンターで2度ほど際どいチャンスを作りました。
試合後、最終ラインを一緒に組んでいた谷口彰悟にエドゥと対峙して何か感じるものがあったのかを聞くと、違和感がありつつも楽しかったと微笑んでいました。
「あいつの強さはわかってますし、意外と上がってきたときに上手さを持ってる選手。うまいことやらせないようにしてましたが、ちょっとピンチを作ってしまったところもありました。違和感を感じながら戦っている感じはありましたけど、楽しかったですね」
試合後もシャトルバスで松本駅まで。
試合後の選手取材が終わるとだいたい1時間が過ぎてます。そこからコメント起こしの作業をするので、いつもスタジアムを出るのはだいたい2時間後ぐらいになるんですけど、シャトルバスは試合終了後の90分後まで帰りの便が出ているというので、途中で切り上げてバス乗り場へ。
試合終了から90分も経つと、スタジアム周辺にサポーターはほとんどいなくて、バス乗り場に行くと、最終便の最後尾に自分がなりました。
・・・・と思ったら、最後の最後でもう一人、顔なじみの記者さんが走ってきました・笑。「これに乗るのと、タクシーだと大違いなので」とのこと。最後の一人は逃しましたが、無事にシャトルバスの最終便に乗り、車内は割と余裕があったので、パソコンで仕事もできましたね。帰りもあずさに乗って帰ってきました。日帰りの遠征でしたが、楽しかったです。
試合のレビューはいつものようにごうnoteで掘り下げております。
レビュー公開してます。90分を通じて勝つための試合運びができましたね。 ➡️「チームにとって苦しいところに居られるようにしたいと思っていた」(阿部浩之)。進化のための再確認。目の揃った11人で取り戻した勝ち方。(リーグ第5節・松本山雅戦:2-0)|note(ノート) https://t.co/yh4IdI9xbF
— いしかわごう (@ishikawago) April 1, 2019
ラインナップはこちらです。
1.「松本のプレッシャーのところも当然スピード感はありました。ただその中で自分達の距離感が良くなかった」(鬼木監督)。「相手はうまくパッキングとか死角からプレスバックするような形で、思ったよりも守備に力をかけてきた」(守田英正)。リズムを生み出しにくかった立ち上がりの時間帯。松本山雅のプレスで「自分たちの距離感」を調節できなかった原因は?
2.「中と外の使い分け。ただ掴みながら進めていた感じもあった。こういう感じかなとは思っていた」(谷口彰悟)、「窮屈ではなかったですが、自分のところで相手の(守備の)スイッチを入れられていたので、そこはポジショニングが悪かったと思います」(鈴木雄斗)。ボールの奪いどころにされた右サイドの攻防と、その狙いを逆手にとった「ラインを飛ばすボール」を配給した奈良竜樹の機転。先制点を巡る攻防戦を読み解く。
3.「90分通してのプランニングは良かったと思います」(守田英正)。まさに進化のための再確認。松本山雅ブロック攻略のために、我慢強くやり続けた「下ごしらえ」。万能型FW知念慶の「使い方」と、目の揃った11人で取り戻した「勝ち方」。
4.「チームにとって苦しいところに居られるようにしたいと思っていた」(阿部浩之)、「阿部ちゃんも自分も楽をしたいタイプ。関西人なので(笑)。要領よく、効率よく試合を運べたと思う」(登里享平)。これぞ阿部浩之!使う側と使われる側の両方になれるその凄みをあらためて考えてみる。
以上、4つのポイントで冒頭部分も含めて全部で約9000文字です。90分を通じたプランニングがうまくいったこと、そして選手起用が噛み合った試合だったことがわかると思います。勝つべくして、勝ちました。
「チームにとって苦しいところに居られるようにしたいと思っていた」(阿部浩之)。進化のための再確認。目の揃った11人で取り戻した勝ち方。(リーグ第5節・松本山雅戦:2-0)
よろしくどうぞ。