天皇杯水戸戦レビュー:延長戦を迎える円陣の光景を見て。


どうも、いしかわごうです。

水曜日は天皇杯取材で水戸へ。ケーズデンキスタジアム水戸での水戸ホーリーホック戦でした。

 東京から電車に乗り、水戸駅に到着。

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 水戸黄門の銅像をパシャリ。

スタジアム行きまでのバス代金が490円なのだけど、Suicaが使えなくて若干あせる。飲み物買って小銭を崩しておいてよかった。

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たぶん来たことがあるスタジアムなのだけど、水戸の取材はだいたい誰かの車に乗せてもらったり、バスツアーに同乗させてもらったりしていたので、電車とバスの乗り継いで行くのはたぶん初めてでした。

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 道路を挟んだ向こう側では、野球場で少年たちが練習に励んでおりました。のどかですな。

 試合はメンバーを落としてきた水戸に対して、フロンターレは立ち上がりにゴールを決めて先制。「今日は問題なしかな」と思っていたら、なかなかエンジンが加速せず。後ろでのボールの動かし方がスムーズにいかず、後半になると、システムを変えながらプレスの位置を上げてくる水戸の守備にリズムを崩されて、次第にカウンターを受け始める展開に・・・雲行きが怪しくなる。

 それでもなんとか逃げ切ったかと思ったロスタイムに、41歳のGK本間幸司も攻撃参加してきたCKから、これまた41歳の冨田大介に頭で決められて失点。41歳の天皇杯得点は、最年長記録だったりしないのかな。

 延長戦になると、選手たちはロッカーには戻らずにピッチで休憩して、円陣を組んで再開。中心にしたのはGK新井章太で、彼による大きな声出しの光景に、チームの儀式の一端が垣間見れました。こうやってチームに活を与えるのが、彼の役割なんでしょうね。偉大な選手です。

 結局、試合は120分でも決着つかずにPK戦へ。

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 PK戦の前に「頑張ろうぜ」と挨拶をするGK同士。
J2レジェンドGKの本間幸司と、韓国のレジェンドGKチョン・ソンリョン。

 川崎の3人目に中村憲剛が登場。

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プロになって公式戦でPKを蹴ったのは、実はフロンターレでは初めて。フロンターレではゴールに貪欲なストライカーが常にいましたから、彼がキッカーになることはありませんでしたからね(ちなみに日本代表ではオシム監督時代に欧州遠征のオーストリア代表戦でPK戦を蹴っています)。

しっかりと成功してBKBポーズでサポーターを鼓舞。試合後は、「37歳で延長PKまでいくとは思わなかった(笑)。(交代枠は)4枠あるはずなのに、どうなっても(交代が)14番にならない」とおどけて、「新しい扉を開きました。意外といけるな」と話して報道陣を笑わしてくれました。貴重なシーンを見ることができました。

 3本目と4本目を水戸のキッカーが外して、フロンターレがなんとか4回戦に勝ち進みました。とはいえ、反省点の多いゲームでした。試合内容でのポイントは、レビューで書いております。

ラインナップはこちらです。

1.「それで攻撃に厚みを出せなかった」(守田英正)。停滞気味だったビルドアップと、水戸守備陣のブロックに「違い」を作り出せなかったダブルボランチ。

2.「すごく近くに味方がいる分、パスの選択肢と自分が仕掛けるという選択肢、二つを持たなくてはいけない」(齋藤学)。マナブのアイソレーションで崩すのではなく、フロンターレの距離感で連動させて崩す。着々と進む、齋藤学のフロンターレ順応化。

3.「37歳で延長PKまでいくとは思わなかった(笑)。新しい扉を開きました」(中村憲剛)。ゲームコントローラー不在で見せた、ベテラン・ケンゴによるゲーム修正力。そしてフロンターレ初披露となった激レアのPKキック。

4.「その中で最善を尽くさないといけないという強い気持ちを持って臨みました」、「キッカーの方が負担があるんじゃないですか」(チョン・ソンリョン)。初めてのABBA方式で、2本のPK失敗を誘った守護神が、試合後に語ったこと。

以上、4つのポイントで約8000文字です。「なんでうまくいかなかったのか」と「どうすればよかったのか」を掘り下げております。よろしくどうぞ。

「その中で最善を尽くさないといけないという強い気持ちを持って臨みました」(チョン・ソンリョン)。それでも勝ち上がるということ。/ 天皇杯3回戦・水戸ホーリーホック戦:1-1(PK:4-2)

たまには、ブログで写真を多めに掲載してみました。

ではでは。





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