多摩川クラシコレビュー:それがチームだということ。


どうも、いしかわごうです。

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 先週末は等々力でJリーグ開幕戦を取材。
川崎フロンターレ対FC東京の多摩川クラシコは0-0のスコアレスドローでした。

 試合後、「どっちに転ぶかわからないゲームだった」と話したのは谷口彰悟。
後半5分以降、約15分ほどチャンスの連続で、誰もが「ここが勝負所だ!」と感じていた時間帯でした。しかし、そこで仕留めきれず・・・・決めるべきところで決めないと、今度は逆に相手にチャンスが巡ってくる・・・それが、サッカーの常です。

しかし、そんな展開に持ち込まれても、守備陣を中心に最後まで我慢して相手にも決めさせない・・・・そういう「負けない強さ」が、今のフロンターレにはあります。

この試合でJリーグ連続150試合出場を無失点で達成したディフェンスリーダー谷口彰悟は、こう胸を張りました。

「両チームとも集中力の高い、隙を見せずにというゲームはできていたと思う。勝ちきれなかったのは残念ですけど、次につなげたい」

 同じように、たくましい発言をしていたのが奈良竜樹です。

「あとは決め切るところ。セットプレーもあったので、(CLの)アトレティコとユヴェントスじゃないけど、そういうところでセンターバックが決め切れたり、そういう力強さももっと成長しないといけない」

 流れの中で攻撃陣が決めきれないなら、セットプレーでセンターバックが点を取るのも大事だというわけです。それを、先日のチャンピオンズリーグのアトレティコ対ユヴェントスで得点を決めたヒメネスとゴディン(ウルグアイ代表の両CB)を引き合いに出して語っていました。無得点を受けて、攻撃陣だけが「じゃあ、どうすれば点を取れたのか」を考えるのではなく、選手全員でそれを考える。それがチームなのだと思います。

スコアレスではありましたが、試合自体は前後半に見応えある攻防戦があちらこちらで繰り広げられました。
見どころはたくさんあったのではないかと思います。そこの詳しいポイントは、ゲームレビューで分析しております。

ラインナップはこちらです。

1.「なかなか相手を引き出せなかったですね。サイドバックの裏を狙っていたが、そこを消してきた」(車屋紳太郎)。序盤から窮屈な攻めを強いられた左サイドの攻防戦を読み解く。

2.前半の右サイド攻撃は、なぜ機能しなかったのか。幅を使った攻撃と、サイドチェンジした「その先」にいるマギーニョに足りなかったものとは?

3.「東京もかなり形を変えながらやってきた。そこでアキ(家長昭博)と悠(小林悠)のところ。前にプレスいけない分、受けてしまうと、ああなってしまう」(中村憲剛)、「向こうのビルドアップの仕方に対して、(相手の)前線は前に張っているけど、後ろは低い位置から繋いでくる。それであまりコンパクトに保てなかった」(谷口彰悟)。前線からのプレッシングは、なぜハマらなかったのか。森重真人のポジショニングで生み出された変則的ビルドアップに空転させられた、川崎の守備のスイッチ。

4.「自分たちが決めていれば間違いなく勝っていたゲーム。自分も含めて外してしまった。そこは反省材料」(中村憲剛)。「セットプレーもあったので、(CLの)アトレティコとユヴェントスじゃないけど、そういうところでセンターバックが決め切れたり、そういう力強さももっと成長しないといけない」(奈良竜樹)。後半の15分間に見せ続けた王者の猛攻。そして勝負所で仕留め損ねても屈しなかった「負けない強さ」。

5.「やっぱり簡単じゃない。だからといってやり方を変える必要は全くないと思っている」(中村憲剛)。新戦力とともに積み重ねていく継続の重要性。

以上、5つのポイントで冒頭部分も含めて全部で約9500文字です。よろしくどうぞ。

後半の15分間に見せ続けた王者の猛攻。そして勝負所で仕留め損ねても屈しなかった「負けない強さ」。(リーグ開幕戦・FC東京戦:0-0)

Jリーグが開幕しましたね。読者の皆さん、今年もどうぞよろしくお願いします。

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ビックリマンから僕が学んだこと:第25弾〜ヘッド並の人気を誇っていた神帝シリーズを語るぞ!





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