多摩川クラシコプレビュー:鬼木流のマネジメントと、チームに加える刺激。


 どうも、いしかわごうです。

 前節セレッソ大阪戦で決めたリーグ優勝から2週間が過ぎました。

自分の優勝原稿が世に出たり、他の方が書いた優勝原稿を読んだり、サポーターの声をツイッターなどにも触れていることで、連覇の実感を噛みしめることができました。

 去年と違うのは、最終節で優勝したわけではないので、優勝後も麻生グラウンドでは、普通にトレーニングが行われていたことですね。選手たちはいつものようにボールを蹴って、厳しいトレーニングに励んでいました。

 なんだったら、けっこうハード目な練習でしたね。「優勝したから」と言っても次のリーグ戦が免除されるわけではないですし、連覇したからといっても、フロンターレのサッカーは続いていくんです。どんなサッカーチームであってもこれが日常だし、こうやってサッカーは続いていくんだなと、あらためて感じました。

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(クラブハウスに飾られていたお祝いの花の一部)

ちなみに優勝レビューはこちらです。➡️静かに、じっくりと噛み締める「連覇」。そんな優勝の仕方があってもいい。(リーグ第32節・セレッソ大阪戦:1-2)

 去年は最終節で優勝が決まったので、翌日の解団式以降はオフに入りましたから、見ることができなかった光景です。練習もなかったので、麻生でのファンサービスも、ほぼ出来なかったんですよね。

「この2週間でユニフォームや色紙に『連覇』って漢字をたくさん書いたよ」と笑って話してくれたのは、中村憲剛。今年は優勝が決まった後も試合や練習があることで、サポーターから「おめでとう」と言ってもらえたりと、触れ合える機会が麻生でたくさんあることだと言っていました。選手たちも優勝をかみしめた2週間だったと思います。

・・・・ちなみに優勝前の麻生には、連日15〜20人ほどいた報道陣もめっきりと減り、最近は5人前後で取材できております・笑。

 そんな中で迎えるのが、味の素スタジアムでのFC東京戦です。優勝が決まった中で書くゲームのプレビューというのは、自分も初めてですが、今だからこそ、書ける内容もあると感じましたね。

今回のラインナップはこちらです。

1.「長居にもたくさんのサポーターが来てくれたが、味スタはより近い。そういう熱を感じながらやりたい」(中村憲剛)。優勝後の残り2戦で見せる、鬼木流のチームマネジメント。そして、気になる予想スタメン。

2.「ボランチの背後は意識しながらやりたいですね」(田中碧)。指揮官がチームに加える刺激を読み解く〜初先発が予想されるアオがやるべき3つのポイントとは?

3.「自分を応援してくれるファン、サポーター、そういう人たちに良いプレーを見てもらうことが、今年1年の恩返し」(長谷川竜也)。指揮官が、チームに加える刺激を読み解く〜その2。溜め続けたそのエネルギーをぶつけるタツヤが見せるもの。

4.「日本代表の選手が、一皮むけるか、並の選手で終わるかは、ここからだから」(中村憲剛)。日本代表・守田英正がキルギス戦で見せた「幅を使った攻撃と揺さぶり」が、FC東京守備陣攻略のポイントでもある理由とは?そして中村憲剛が守田英正にかける期待。

5.「今年に関しては、ファールする場所をみんなが意識するようになった」(チョン・ソンリョン)、「あの試合をきっかけにセットプレーをもっとやっていこうと話し合うようになった」(谷口彰悟)。実は、守備陣にとってターニングポイントになっていた等々力の多摩川クラシコで喫したFKでの2失点。その後、いかにしてFKのチーム守備は改善されたのか。

 以上、5つのポイントで全部で約8500文字です。
いつもと変わらない熱量で・・・なんだったら、いつも以上の熱量で執筆しましたよ。それは読んでもらえれば伝わると思います。

試合をディープに観戦するためのワンポイントプレビュー(リーグ第33節・FC東京戦)

ぜひ味スタへの移動中や、試合前に読んでみてください。

ではでは。





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