鹿島戦レビュー:熱く、激しく、渋いゲーム。


 どうも、いしかわごうです。
先週末はカシマスタジアム取材。鹿島アントラーズ戦はスコアレスドローでした。

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行きは渋滞、帰りも渋滞・・・と、とにかく往復に時間がかかるカシマスタジアムではありますが、それにより、この日は暑かったですね。

 公式記録では29.1℃となってますが、まとわりつくような蒸し暑さがありました。直射日光を浴びる場所によっては、灼熱だったのではないでしょうか。長い芝に加えて、ピッチへの散水も行わなかったので(フロンターレのパスワーク対策でしょう)、プレーする選手たちの体感温度もかなりのものだったのではないかと思います。「でも、10月でしょ?」と思われるかもしれませんが、あの過酷さは、現地にいた人とそうではない人でだいぶ感想が変わりますね。

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 試合前には、前半の途中で3分の休憩を取る「クーリングブレイク」が設けられることがメディアにも伝えられました。この「クーリングブレイク」は、1分間で行う「飲水タイム」とは違います。休憩時間が3分と長く、ベンチに座って身体を冷やして休むことも可能です。

 試合映像を見てもらえればわかると思いますが、「クーリングブレイク」だと、選手はわりと休んでます。「飲水タイム」はタッチライン上での給水を促すものですが、「クーリングブレイク」では戦術的な指示もOKですから、事前に「クーリングブレイク」があるとわかっていれば、4分割のクォーター制のバスケットボールっぽくゲームプランを練ることも出てきますよね。ただ後半は飲水タイムでした。

 そんな過酷な90分でしたが、PKあり、退場あり、試合終盤の猛攻あり・・・などなど様々なことが起きた中でも勝ち点1をもぎとって帰って来ることができました。最後の最後で、勝利をもぎとってくる「勝負強さ」があるのが、鹿島の伝統ですが、そこを全員で耐え切ったタフさを、川崎フロンターレが示しました。

帰りはこちらも疲弊して、ぐったりとしてしまいました。本当にハードでした。

試合の詳しいレビューは、ごうnoteでたっぷり書きました。

ラインナップはこちらです。

1.「守備をやりつつ、カウンターも狙っていましたが、思うようにボールを運べなかった」(登里享平)。灼熱の気候と、走らなかったボールと、主導権を取れなかった左サイド攻撃。

2.「あれだけ中を閉めてくる感じだったので、外は空いている。いつ外に行くか。そこの判断ですね。ただ完全に押し込んで綺麗に崩すシーンがあまりなかった」(大島僚太)。レオ・シルバと三竿健斗によって完全封鎖された中央エリアと、狙い通りだった「大外からのエウソン」による右の崩し。

3.「決めていれば楽になったし、チームも楽になったので申し訳ない」(小林悠)、「入っているに越したことはないですが、それ以外のところで、僕たち自身で崩して点を取りたいという気持ちもあった。そこで落ち込むというよりも、もう一回頑張ろうという気持ちになった」(大島僚太)。痛恨のPK。後半に向けて、選手たちはどうやって気持ちの切り替えをしたのか。

4.「後半に苦しい時間帯もあったが、全員で意思統一して守るときは全員で守ることができていたし、隙があればゴールを狙った」(奈良竜樹)。入念すぎるほど準備していた鹿島対策。猛攻を受け続けていても、破綻しなかった理由とは?

5.「ユウさん一人に背後を走ってもらうのはありでしたが、知念がいると、(走る選手が)もうひとりいる」(大島僚太)、「孤立しているのは感じていた。知念がいると、(前線が)二人になるし、近い距離でやれる」(小林悠)。知念慶投入で流れを引き戻るまでの時間帯をどう見るか。家長昭博の不在で苦しんだ、劣勢時の打開策と時間の作り方。

6.「阿部ちゃんのイエローのシーンも、自分を犠牲にしてチームのピンチを救ってくれた」(奈良竜樹)、「最後、阿部ちゃん(阿部浩之)が退場になってしまったが、あそこで止めてくれたことが本当に助かった」(大島僚太)。「連覇」を口にしていた阿部浩之が見せた覚悟と、鹿島の「勝負強さ」に屈しないタフさを示した川崎の選手たち。

以上、6つのポイントで冒頭部分も含めて全部で約11000文字です。1100文字じゃないですよ、11000文字です・笑。熱く、激しく、渋いゲームだったと思います。

そのポイントを詳しく掘り下げております。大ボリュームですから、よろしくどうぞ。

鹿島の「勝負強さ」に屈しないタフさを示した川崎の選手たちと、「連覇」を口にしていた阿部浩之が見せた覚悟。(リーグ第29節・鹿島アントラーズ戦:0-0)

ではでは。





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