鹿島戦プレビュー:伝統のあるお店の、いつもと変わらぬ味。


 どうも、いしかわごうです。

 本日は鹿島アントラーズ戦。
いろいろポイントはありますが、一つ気になるのがキックオフ時間です。これまではナイターゲームが続いてましたが、今日は13時キックオフ。試合当日の身体の持っていきかたも、少し気を使うかもしれません。しかも、思いの外、暑いようです。

 なので、その条件に応じた戦い方に微調整する必要もあるかもしれませんね。

「芝の(ボール)走りもそう。暑ければ、またそれなりの戦い方になる。向こうは連戦が続いているので、うまく走らせられれば」と中村憲剛。フロンターレがボールを握る試合をしたいのは変わりません。暑ければ、それで相手を守備で走らせる。そういう試合運びも頭の中には入れて臨むかもいれませんね。

 さて。
ごうnoteではプレビューを書いてますが、鹿島戦のプレビューは、いつも難しいです。
というのも、鹿島の試合を見て戦術的な分析をしようとすると感じるのですが、何か特別な戦法があるわけではないですし、何か面白い工夫とか仕掛けがあるわけでもなく、やっていることもすごくシンプルなんですね。鹿島という伝統のあるお店の「味」は、いつも変わらないですからね。だから、戦術面から捉えて書こうとすると、鹿島とのゲームのポイントはいつも同じようになってしまいます。

ただ、細かいところでは毎回違います。それを踏まえたうえで、どんなところに試合のポイントがあるのか。今回のラインナップはこちらです。

1.「一人いないと全然違うゲームになるというチームは優勝できない」(阿部浩之)。家長昭博の出場停止と守田英正の復帰。模索していた前線の組み合わせと、気になる予想スタメンは?

2.「自分たちがやりにいくという瞬間の出力は高い。そこは鹿島だなと思う」(中村憲剛)。やるべきことが変わらない相手だからこそ、警戒しなくてはいけない。隙を見せずに、隙を突くために。昨年の覇者として示したい、「したたかさ」。

3.「サイドからうまくローリングして、中からマークのズレを生んだりするのがうまい」(車屋紳太郎)、「縦ズレと横ズレに関しては、試合をイメージした練習はできた」(谷口彰悟)。鹿島攻撃陣が作り出してくる「ズレ」にどう対峙するか。川崎守備陣に求められる連携と、個の対応力とは?

4.「相手のセンターバックもそうですけど、サイドバックが気になるようなポジショニングを取りながらやりたい」(登里享平)、「ノボリのポジショニングとかタイミングの良さは、シン(車屋紳太郎)も見習ってほしいところ」(小林悠)。鹿島戦で鍵を握る両サイドハーフの機能性。小林悠がノボリを絶賛する理由。

 以上、4つのポイントで冒頭部分も含めて全部で約7000文字です。読み応えありますよ。

試合をディープに観戦するためのワンポイントプレビュー(リーグ第29節・鹿島アントラーズ戦)

ではでは。よろしくどうぞ。





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