どうも、いしかわごうです。
本日はBMWスタジアムで湘南ベルマーレ戦です。
前回、BMWスタジアムで湘南と対戦したのは2016年の2nd第6節ですね。
試合は3-2で勝利。車屋紳太郎が、対峙する相手を「裏街道」でブブンとかわして決めたJリーグ初ゴールを記録しています。
ただ3-0になり楽勝ムードかと思いきや、2点を返されるまさかの展開。特に試合終了間際には、際どい無回転ミドルシュートを打たれて「あわや」のピンチもあり・・・・終わってみれば、なんとか1点差で逃げ切る辛勝でした。
とりわけ印象的だったのが、試合終了間際に打たれた無回転ミドルです。
コース自体は正面でしたが、下手な場所に弾くと、詰めていた相手に押し込まれる可能性も高い難しいシュートでした。ゴールマウスを守っていたチョン・ソンリョンにとって、処理するのは傍目以上に難しかったはずです。
そんな無回転ミドルシュートに対して、ソンリョンはどう対応したのか。
なんと彼は手で弾くのではなく、とっさに腰を落としてヒザに当てて大きく弾き返しているんですね。
後日、あのセービングについて尋ねてみると、判断をこう振り返ってくれました。
「無回転で来ていたのと、グラウンドも悪かったので、キャッチするタイミングは難しかったですね。ただコースは端に来たわけではないので、移動しながら弾きました」
そして「3-2でロスタイムになって、ロスタイムがすごく長かったですけど(苦笑)、みんながひとつになって集中できたと思います」と涼しい顔で振り返っていました。
あの展開で最後まで落ち着いていた処理は、さすがだとしか言いようがありません。直近でも、前節名古屋戦の失点直後に、カウンターでピンチを招く場面がありましたが、チョン・ソンリョンがつま先で弾いて防いでいるんですよね。2016年は彼が移籍初年度だったのですが、伊達に修羅場をくぐってきてないなと感心したものです。
ちなみにあの場面で無回転ミドルシュートを打った選手の名前は・・・・・下田北斗だったりします。
さて、そんな下田北斗にとって、この試合は古巣戦です。天皇杯・湘南戦ではすでに出場していますが、BMWスタジアムでの試合となると、、また違った思いもあることでしょう。
では、試合の詳しい見どころを語っていきます。
明日の見どころ、書きました。約7000文字。よろしくどうぞ。➡️ 試合をディープに観戦するためのワンポイントプレビュー(リーグ第18節・湘南ベルマーレ戦 ※延期試合)|note(ノート) https://t.co/cOEo9vj7Bv
— いしかわごう (@ishikawago) September 25, 2018
ラインナップはこちらです。
1.「常に優勝を目指してやってきているので、そこの意識が薄れない戦いをしたい」(鬼木監督)。3連戦の2戦目。指揮官の決断は、「継続」か、それとも「変更」か。気になる予想スタメンは?
2.「より近い距離なのか、それとも横パスから縦を狙い続けるのか」(大島僚太)、「相手のプレッシャーの感じを見ながら、ボールをもらうところを意識しないといけないですね」(下田北斗)。試合の鍵を握る、ダブルボランチの舵取り。湘南のボール狩りを外すための、二つのポイントとは?
3.「ああいう形でまた得点できればいいですね」(車屋紳太郎)。2年前のBMWスタジアムでJ初ゴールを記録している車屋に期待したい、サイドで示す「違い」と「結果」。
4.「楽しみながらというのもあるが、試合に勝つのが大事。良い準備をしたい」(下田北斗)、「チームのために走ってくれる選手。苦しいときでも顔を出してくれる。あれだけ走り回ってくれる分、自分が上がる回数も多くなる」(車屋紳太郎)、「札幌戦よりも間違いなく良くなっている」(鬼木監督)。武器を出し始めたホクトがもたらす、鬼木フロンターレのプラスアルファとは?
5.「今は確実に目標に向かっているし、昨年の自信もある。必ず優勝できるというみんな強い気持ちを持ってやっている」(小林悠)、「どんなゲーム、どんな相手でも王者としてプライドを持ちながら、『川崎、強いな』と思わせることを根付かせる」(谷口彰悟)。優勝経験を経て、変化を感じる、チームとしてのメンタリティー。そして残り試合で問われるもの。
以上5つのポイントで約7000文字です。試合のポイントをまとめてますから、ぜひ読んでみてください。
試合をディープに観戦するためのワンポイントプレビュー(リーグ第18節・湘南ベルマーレ戦 ※延期試合)
ではでは。