名古屋戦レビュー:平常運転だった家長昭博と阿部浩之の強み。


 どうも、いしかわごうです。

 先日は、等々力競技場で名古屋グランパス戦を取材。試合は3-1で勝利しました。

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 フロンターレとしては、いつも通りのサッカーをやることとともに、対名古屋ということに関しては、二つのミッションがありました。

 それが「ネット包囲網」と「ジョー対策」です。
名古屋の攻撃の「始まり」を担う心臓のエドァルド・ネットの自由を奪うこと。そして「終わり」を担う、出場7試合連続得点中のストライカー・ジョーをいかに沈黙させるか。そこが勝敗のカギを握るポイントでもありました。

 試合全体を振り返ると、この狙いは奏功しています。
ただ3点目が取れる決定的なチャンスを作り続け、ストライカーであるジョーを沈黙させながらも、2-0から1失点したことで、試合を難しくしてしまいました。ここは反省材料ですね。

 この名古屋戦は、エウシーニョも含めた多くの選手が、「風間監督のチーム」ということを頭の片隅に置いて、この名古屋戦に臨んでいたと思います。そんな中、「いや、自分としてはいつもと変わらなかったですよ。(名古屋は)攻撃的なチームだから、引いて来る相手よりやりやすかった。リスクを冒して攻めてきてくれる」と平常運転だったのは家長昭博。

阿部浩之もそうだけど、彼らはそこが強みでもあるんですよね。いつも通りにやっていた阿部は、強烈なミドルシュートを記録。家長昭博は、ドリブル突破から2度の超決定機を作り出していました(小林悠が外してしまいましたが)。そういう風間監督時代を知らない二人の輝きも興味深かったですね。

では、そんな名古屋戦のゲームレビューです。

今回のラインナップはこちら。

1.「やりながらバイタルエリアを使えた。相手のディフェンスによって、(選択を)変えられる判断があった」(阿部浩之)。大外を使った大島僚太と、ミドルを決断した阿部浩之。前半の2ゴールから読み取れる、十分な時間があるときの川崎流バイタルエリア攻略法。

2.「こないだまでのチームメートで、名古屋でも彼中心に回っている。ネットのところを潰す。リズムを出させない。そこが名古屋の攻略のひとつ」(中村憲剛)、「そこが名古屋の始まり。意図的に狙ってやれたのはよかった」(阿部浩之)。名古屋のテンポを狂わせるために、フロンターレが遂行し続けた「エドゥアルド・ネット包囲網」とは?

3.「体をくっつけると、そこで明らかで体格差であったり、パワーの差が出てしまう。あんまり強さを出せる局面を作らないようにしようと思ってました」(奈良竜樹)、「ショウゴくんと奈良ちゃんを中心にフタをしてくれていたと思う」(大島僚太)。連続得点中のジョーを、いかにして沈黙させたのか。フロンターレ守備陣がやり続けていた、3つのポイントとは?

4.「2-0にした後は、3−0にできるチャンスもあったけど、それができなかった。そこは反省材料」(家長昭博)、「あそこは堪えなくてはいけなかった。出たら潰さないといけない」(奈良竜樹)、「悪い時間帯があるのもわかっていたので、焦ることはなかった」(車屋紳太郎)。失点はなぜ起きた?6試合で途切れた等々力の無失点記録。そして今後のために目を向けるべき、リードしているときの試合運びの話。

5.「そういうところを全員で共有できればもっと隙のないチームになる」(奈良竜樹)。風間グランパスとの対峙から学ぶ、鬼木フロンターレがさらに強くなるためのヒント。

 以上、5つのポイントで全部で約9000文字です。
いかにして勝ちに持っていったのか。ぜひ読んでみてください。

「そういうところを全員で共有できればもっと隙のないチームになる」(奈良竜樹)。風間グランパスとの対峙から学ぶ、鬼木フロンターレがさらに強くなるためのヒント。(リーグ第27節・名古屋グランパス戦:3-1)

よろしくどうぞ。





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