仙台戦プレビュー:「リベンジマッチでもある」(守田英正)。モリタが燃えている理由。


 どうも、いしかわごうです。

 本日は等々力でベガルタ仙台戦。

前回のベガルタ仙台戦(第8節)はスコアレスドロー。内容的にも低調でシュート数がわずか4本。しかも後半に放った2本のシュートの内訳は、車屋紳太郎とエウシーニョのサイドバックによるものでした。アウェイで苦戦を強いられたゲームとして刻まれています。
 
 苦戦した一因は、後ろでゲームを作れなかったことにあります。
というのも、フロンターレのビルドアップの中心を担うセンターバックコンビとダブルボランチに対して、仙台の前線は、2トップと2シャドーが4対4で数的同数でかみ合い、ほぼマンツーマンのような形で前からハメられるわけです。

 特にフロンターレのボランチはエドゥアルド・ネットが欠場したため、大島僚太と守田英正で、守田はボランチでの初先発。ただマンマークで圧力をかけてくる仙台にとまどい、ボールを引き出す作業や空いている場所で受ける動きができず、後ろのビルドアップでリズムが生まれないままでした。

 結局、前線のターゲットである知念慶にロングボールを放り込むサッカーになってしまい、ハーフタイムに知念を下げて蹴るサッカーを改善させたほど。チームにとっても苦い思い出となっています。だからなのでしょう。この試合に向けて守田英正は「リベンジマッチでもある」と闘志を燃やしています。

 今回も厳しいプレッシャーを仙台から受けることは予想されますが、どうやってかいくぐれるのか。天皇杯の湘南戦で見せたような対応力を見せて欲しいと思います。

 試合の詳しい見どころは、ごうnoteでたっぷりと語っています。

ラインナップはこちらです。

1.「相手がどういう対応してくるかによって、攻め方を変えられるのは自分たちの強み」(小林悠)。不動のメンバーであるがゆえに、機能する流動性。気になるこの試合の予想スタメンは?

2.「前半戦は、(相手に)ハメられたまま90分が過ぎた」(中村憲剛)、「今のウチは人を見ながら動かせる力がある。自信を持ってやることが大切だと思います」(谷口彰悟)。シュート数がわずか4本に封じられた前回のスコアレスドロー。同じ轍を踏まないために必要なのは、「違い」を生み出すビルドアップにあり。

3.「前回の仙台戦は、個人的には課題が多く残った試合。あれ以降、自分がどれだけ成長してきたか。リベンジマッチでもある」(守田英正)。モリタが燃えている理由(ワケ)。仙台の圧力に、強気の駆け引きを見せられるか。

4.「相手のウィングバックのところですね。細かいところはあまり言えないですけど」(登里享平)。仙台の構造的な弱点を突くためのポイントとなる、サイドバックの「位置取り」とは?


5.「そこを向こうは狙ってくる。その判断はいつも以上にしっかりとやらないといけない」(谷口彰悟)。「両方に対応できるようにうまく牽制していくことが大事になる」(登里享平)。ハーフスペース攻略を狙ってくる仙台攻撃陣。その対応策とは?

以上、5つのポイントで冒頭部分も含めて、全部で約7500文字です。5連戦の締めくくりです。

試合をディープに観戦するためのワンポイントプレビュー(リーグ第24節・ベガルタ仙台戦)

試合開始までに読み込んで、ポイントを整理してみてください。

ではでは。





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